2012/01/18
抗議要請文 自民党大会へ
党に課せられた使命・義務とは「河野談話」の白紙撤回である
<亡国の談話を放置するな!>
自由民主党
総 裁 谷垣 禎一 殿
副総裁 大島 理森 殿
幹事長 石原 伸晃 殿
平成24年1月16日
主権回復を目指す会 政経調査会
河野談話の白紙撤回を求める市民の会
【「河野談話」は亡国・売国の談話】
自民党が犯した数ある売国的犯罪のなかでも特筆すべきは「河野談話」と言って差し支えない。
平成5年8月4日、政権与党にあった自民党はこの世紀の虚構を、公明党と一緒になって当時の河野洋平官房長官の「慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話」(所謂、「河野談話」)として発表した。談話は日本政府が「いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる」として、自ら歴史捏造をでっち上げる内容だった。
日本の統治下にあった朝鮮半島では公娼制度があり、その庇護の下で慰安婦たちは日々の生業(なりわい)を営んでいた。その朝鮮人慰安婦らが日本人を相手に春を鬻(ひさ)いだところで、何故に我が日本が朝鮮人慰安婦らへ「お詫びと反省」し、金銭補償をしなければならないのか。
今でこそ朝鮮側は慰安婦の「強制連行説」は破綻したので口にこそしないが、「河野談話」は軍による「慰安婦強制連行」が史実であるかのお墨付きを与えた。我が同胞らが国家として彼の大陸で婦女子を対象にした人間狩りをして、売春宿へ送り込んだとする大嘘の歴史捏造がその内容だ。
【青少年の頭脳に注入する猛毒】
自・公によるでっち上げは我が国の誇りと名誉を大きく傷付けただけではない。慰安婦強制連行が教科書にまで記述され、次代を担う青少年の精神に「自虐」という猛毒を注入し続けたまま今日に至っている。日本がかの朝鮮へ末代まで、「お詫びと反省」をするという究極の民族抹殺が「河野談話」である。
「河野談話」の効果はどうか、海外において米国、オランダ、カナダやEUなどで日本政府を批判する慰安婦決議が採択されている。心ある日本人の一部が史料に基づき、慰安婦強制連行を否定したとしても、もう世界に定着してしまっている。
結果、我が国に対する強請(ゆす)りと集(たか)りの根拠を朝鮮人に提供している。今、連中はソウルの我が国大使館前に少女に模した慰安婦像を建立してまで執拗極まる反日・侮日に勤しんで止まない。
重複するが、自民党が犯した数ある売国的犯罪のなかでも特筆すべきは「河野談話」だ。これはいくら強調しても強調しきれない。
【党大会で「河野談話」を白紙撤回せよ】
この慰安婦問題は「河野談話」の名で民主党の政策として定着、引き継がれている。世にこれほどの売国、わが民族を貶める「談話」があるだろうか。これ一つとっても自民党は解体、出直ししか道はない。今次党大会において、自民党に課せられた国民・有権者への最大責務はこの「河野談話 」の白紙撤回以外に他はあり得ない。
自民党は昨年の党運動方針「前文」において「昨年来、私たちが目の当たりにしたものは、領土の防衛に対する覚悟もなく、国家の主権さえも守れない、誇りを失った『日本』の姿である」と言い切っている。
「誇りを失った『日本』」とはよくぞ言ったものである。盗っ人猛々しいとはこのこと、失ったなどと他人事のように責任を民主党に転嫁するものではない。誇りを「失わせた」、ズタズタに切り裂いた張本人こそが自民党ではないか。自民党と民主党は利権分配集団の本家と分家、兄と弟の関係だ。民主党が進める基本政策は本家、兄の自民党をそのまま踏襲しているに過ぎない。
再度強調のうえ訴える。自民党に課せられた国民・有権者への最大責務は「河野談話 」の白紙撤回である。
以上
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