2013/02/13
安倍政権の歴史的意味
6年前に説いた安倍政権の歴史的意味
安倍政権の歴史的意味とは
米中隷属体制の確立と保守派の籠絡だ
『米中二重隷属体制の確立・安倍政権の歴史的意味 ―真の「戦後レジームからの脱却」とは何か?―(酒井信彦) 【参照】 http://sakainobuhiko.com/2007/10/post-222.html |
主権回復を目指す会が安倍批判することに違和感を感じたとか、主権が今初めて安倍批判したとか、明後日な勘違いがネットで流布されていると側聞した。ネットという仮想空間に居住する類であれば、こうした勘違いも宜(むべ)なるかな・・・。
我々の安倍批判は今に始まったことではない。既に6年前の第一次安倍政権の時、事実を挙げてその批判の根拠を説いている。その上で、「戦後レジームからの脱却」とは、憲法改正ではなく日米安保条約の破棄であると。
安倍政権の歴史的意味とは、米中隷属体制の確立と保守派の精神を骨抜きにしたことで、今でも効きに効いている。保守派内部からの相互批判という自浄作用を抹殺させたことである。安倍政権、それは水戸黄門の印籠ではないが、保守派にとって頭が上がらない。公約反故にもかかわらず、「安倍さんなら必ずやってくれる」とした手前勝手な主観的願望で、保守派はあたかも集団催眠状態にとりつかれてしまっている。
下記の論考は今から6年前、文京区民センターで当会顧問の酒井信彦先生の講演会をまとめたものである。
つくづく思うのだが、心在らずんば物在れどもこれ見えず、6年を経て進歩するのではなく、退化する人々の何と多いことか。
米中二重隷属体制の確立・安倍政権の歴史的意味 講演者(酒井信彦)日本ナショナリズム研究所所長 目 次 一 覧 はじめに 【一年で事態を明確にした安倍政権の結末】 P02 【米中癒着・野合の現実と米中対決の空想】 P04 【二重隷属体制の先に待ち受ける日本の未来とは】 P10 【本当の「戦後レジームからの脱却」とは】 P15 ※【米大統領演説(カンザスシティー)の日本関連部分】(要旨) P17 |
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