- 主権回復を目指す会 - http://shukenkaifuku.com -
井尻先生の本意は何処に
Posted By 中の人No1 On 2013/04/02 @ 10:29 PM In 声明・主張 | Comments Disabled
軍事占領下での日米安保条約は無効である
昭和27年4月28日、講和条約が発効すると同時に日米安保条約も発効した。同時発効、ここにこそ最大の矛盾、まやかしが存在する。
講和条約発効と同時に、日米安保条約で米国占領軍は撤退せず、引き続き「在日米軍」の名の下で常駐しているのである。本来、対外的条約(日米安保)は戦勝国との講和条約が発効され、わが国の主権が確立・安定した後に、つまり全ての占領軍が撤退した後に結ばれるべきはずであった。
日米安保は米国の軍事占領下において、主権が存在しない状況下で締結された条約であり、こんなもの無効でしかあり得ない。同時発効はレトリックである。
日本全土が、米軍に好き勝手に使用される状況を放置して70年、何が「主権回復式典」か。言うまでもないが、このまやかしの式典を誰よりも喜んでいるのは米国である。式典では駐日米国大使のご臨席を仰ぎ、オバマ大統領の祝辞を披露するつもりなのだろうか。
来たる4月28日、安倍政権と自民党が計画する「主権回復式典」は米国占領軍の実体を隠蔽するまやかしである。この日は、「国恥」記念日または主権回復「祈念日」が相応しい。天皇陛下のご列席を仰ぐことで、「主権回復式典」を日本国民に強要するなど許されない。安倍政権と自民党は天皇陛下の政治利用を止めろ。
Article printed from 主権回復を目指す会: http://shukenkaifuku.com
URL to article: http://shukenkaifuku.com/?p=3796
URLs in this post:
[1] Image: http://shukenkaifuku.com/wp-content/uploads/2013/04/130310_us_embassy.jpg
[2] Image: http://blog.with2.net/link.php?1315216
[3] Image: http://b.hatena.ne.jp/entry/http://shukenkaifuku.com/?p=3796
[4] Check: http://mixi.jp/share.pl
Click here to print.
Copyright © 2012 主権回復を目指す会. All rights reserved.