胡錦濤のチベット虐殺を糾弾する抗議に、日生劇場と日比谷花壇前に約四百人が集結した。
独裁国家の国賓に、これほど多数の一般国民が自然発生的に集合する抗議行動は前代未聞の出来事であった。会食場所の松本楼まで、「胡錦濤は人殺しだ!」「歴史の捏造を日本国民に謝罪しろ!」「シナ人は人類の敵だ!」「胡錦濤のチベット虐殺を許すな!」の怒声が高性能トラメガで轟き渡った。
シナ大使館員から胡錦濤の退出時、警備関係へ「抗議の声を止めさせろ」との要請が為されたという。これに対し、日本側は、我が国において国民の言論・表現の自由を排除することは出来ないと、シナ・中共の「要請」を拒絶した。
5月5日、警察幹部は「胡主席への 直接危害を防ぐのは当たり前。車窓越しや徒歩移動中、見聞きしたことで主席に不安や不快感を抱かせること自体、外交問題化する可能性があると表明。抗議行為や音を一切、見せず、聞かせずの警備が必要だ」と明かし、国民に“脅し”を掛けた。まるで警察が胡錦濤の下僕に成り下がった、いやシナの公安警察の構成機関に位置づけられた驚愕すべき発言だった。
しかしながら昨日、日比谷に結集した四百人の愛国心が不当な警察の恫喝を一蹴した。5時に集結した人たちは、警備警察の不当極まる排除に敢然と抵抗、「表現の自由を守れ」と動じなかった。その間、ぞくぞくと集まる人波に警察も排除を断念した。
名もない力もない心熱き国民をして、政治家も出来ない、やらない民主主義国家の根本を支える「表現と言論の自由」を死守し、さらには胡錦濤に「チベット人殺戮を土下座して謝罪せよ!」と民主主義の洗礼を浴びせてやったのである。