【せと弘幸Blog『日本よ何処へ』】(平成20年5月9日)より
さて、本日(5月9日)の赤坂見附交差点付近における行動は、天皇・皇后両陛下がホテルニューオータニに泊まっている胡錦濤に対して、「最後の挨拶」にお出かけになるということに関してのものでした。
この行動は誤解を受けることを敢えて覚悟の上で行ないました。天皇陛下が憲法上定められた国事行為であり、そのことに対しての意見を申し上げることは僭越ではないかとの指摘もありました。
しかし、どう考えても日本の君主である天皇陛下が、胡錦濤が宿泊するホテルに行くようなことは避けて頂きたかった。これを諫言という形で表明させて頂きましたが、臣民としての忠義を貫いたとして、自分としてはいささかの迷いも生じていません。
これは為政者である福田康夫、外務省、宮内庁の責任は重く、我々としては到底受け入れがたいものでありました。その我々の正直な心情をこのような形で表明させて頂いた点に関しては悔いはありません。