サミット前日の6日、主権回復を目指す会は自由チベット協議会とともに在日特権を許さない市民の会・北海道、日本を大切に思う道民の会の協力で札幌市・大通り公園付近で、「洞爺湖サミットはチベット虐殺を議題に取り上げよ!」「胡錦濤はチベット人虐殺を止めろ!」「ロシアは北方領土を返せ!」を呼び掛けたデモ行進を行った。
行進に先立つ主催者挨拶のなかで西村修平代表は「人命尊重、環境重視を訴えるなら、チベットこそサミットにおいて真っ先に取り上げられるべき喫緊の課題だ」と訴えた。自由チベット協議会の酒井信彦代表は「チベット問題の先行きを決める決定権はダライ・ラマ自身ではなく、チベット人にこそ、その決定権がある。シナの侵略という犯罪を“人権”にすり替えてはならない」とのメッセージを送り、これが朗読された。
また、在日特権を許さない市民の会の桜井誠代表は「(フリーチベットのような)日章旗を持ち込むなというデモ隊もあるようだが、自国の国旗に敬意すら払えない人たちが、他国の国旗を振りかざして道内を練り歩くのは異常だ」と批判した。
札幌デモの準備を現地から支えた在特会北海道支部泉会計、日本を思う道民の会渡邊氏と代表のウエマキ女史が、それぞれ炎天下の中集まってくれた参加者一同にお礼と札幌デモにかける熱い思いを語ってくれました。
日の丸掲げたデモは初めて(デモ関係者)というだけあって、市民から熱い眼差しを浴び、沿道から激励の声や拍手が送られた。