長崎県立歴史民族資料館の入り口前に朝鮮國通信使之碑と碑文がある。第一回対馬街宣の折、碑文の文言に重大な間違い、歴史捏造があると学芸員に指摘し、碑文の訂正並びに撤去を要請していた。今回、その返答を要求するために、当時不在だった館長を訪ねた。
館長は、碑および碑文の管理権限のあるある教育委員会に申し入れるべきと返答。しかし訪れた教委は管理権限は市の管財課にあると。実にいい加減、無責任極まる館長である。
市の管財課に対し、碑を建設した実行委員会の所在地並びにその責任者と所有者、さらには市の公有地に碑を構築する際に交わした土地の貸借関係を示す文書の所在を明示するように要求した。これに対し、永尾榮啓部長(市総務企画部)はまる二日間かけて調べたがいずれも実体がつかめず、土地の貸与を示す文書も存在しないことを明らかにした。
一体誰が、どの様な権限で持って碑並びに碑文を市の公有地に構築したか分からないという。これは公有地の不法占拠である。
主権回復を目指す会と同行した政経調査会は、市に対して直ちに撤去を要請。市が自主的にに撤去しなければ我々国民、島民が財産保全のため独自にこれを撤去すると同席した大浦義光副市長に通告、撤去作業に取りかかった。