特定失踪者とは、夜逃げをするような理由が全く見あたらないのに突然、姿を消した失踪者を指す。
現在まで、特定失踪者問題調査会同会が調査・発表した「拉致の疑いが否定できない特定失踪者」は、250人以上にのぼり、うち「拉致の疑いが高い」とした失踪者は30人以上に達している。
北朝鮮が絡んで起きている事実が極めて濃厚であるにも関わらず、解決に対する政府の取り組みは余りにも冷淡である。
当会は1月3日、JR常磐線・佐貫駅で茨城県内の特定失踪者家族と共に、北朝鮮が背後で画策した日本人拉致被害者の究明を政府に求める署名活動を行った。なお茨城県内では6名の特定失踪者他、非公開が2名いる。
小林榮さん(当時23歳)の弟に当たる七郎さん、根本直美さん(当時15歳)のご両親らが初詣の通行人へ解決の訴えを行った。