カルデロン夫婦が収監・強制退去が決定、しかしながら娘は特別在留許可で退去とはならなかった。娘の件は今後さらに退去を求めた運動を継続するとして、夫婦の強制退去は昨年来からの行動的市民運動を続けてきた運動の成果であり、<『語る』運動から『行動する』運動へ>が示した実践的勝利である。「保守」とは異なる行動的市民運動の勝利である。
東京入管は理由なく犯罪フィリピン人の退去強制手続きを三度も延長しており、こうした当局の姿勢は多くの国民に入国管理行政への重大な疑念をもたらしている。
不法入国・滞在の罪で国外退去処分が確定したカルデロン一家の四度目の退去強制手続がおこなわれる3月9日(月)、当会は在日特権を許さない市民の会、NPO外国人犯罪追放運動、外国人参政権に反対する会・東京等共に東京入管前に集結、法の厳正執行を求めて街宣、さらには入管局長(局長代理・田中昇総務課長補佐)へ。
事態を混乱させ、この法治を踏みにじるカルデロン一家と娘の居直りを支援をしているのがマスコミである。不法滞在の犯罪者一家を「可哀想」だとする世論操作である。不法滞在者の強制送還を、あたかも人権侵害とか外国人差別だとねじ曲げるTBS、NHKや共同通信などなど・・・。
当日、これらメディア側は30名ほどが入管前に陣取った。これに対し、我が方がここに至るまでのマスコミのデタラメ偏向報道を徹底的に糾弾、世論操作という犯罪に容赦のない罵声を浴びせた。