◆11日、「強制連行」の謝罪キャンペーンを行っていた高金素梅ら台湾人達が、徒党を組んで靖國神社に乱入、英霊に侮辱の限りを尽くす破壊活動を行った。その後即座に全員が帰国、整然と足並みをそろえ、役割分担された行動は訓練されたプロ並の手法であった。
◆<『語る』運動から『行動する』運動へ>は翌12日、支援者らと共に港区・白金台の台北駐日経済文化代表処に 集合。靖國神社を冒涜した台湾人の行為は反日テロであるとして猛抗議を展開。「 靖國神社でテロ行為を働いた台湾人が再入国した場合、彼らの安全を保証しないと貴代表へ通告する」との抗議文を馮寄台・台北駐日経済文化代表処代表に手交した。
→抗議文はこちら
◆なお、胡錦濤国家主席は人民大会堂で19日午後、高金素梅氏率いる台湾少数民族の代表団と面会し、スピーチを行った。胡主席は、「中華民族は両岸(シナ人と台湾人)の人々は血のつながった家族だと」述べ、日本での靖國神社へのテロ攻撃を賛辞した。
◆この期に及んでも保守には、「あれは外省人であって台湾人ではない。シナ人の挑発に乗るな」という恐るべき 主張を展開する「保守」がいる。かつてシナの反日破壊デモに対して、「保守の言論人」はしたり顔で「あれはシナの 社会矛盾を外へ拡散する内部問題であって、日本を敵視した外交問題ではない」と説教を垂れたが、今回の台湾人の英霊冒涜はこれと軌を一にした屈服思想である。その後、シナにおいて反日は激化することこそあれ、その逆は一切ないことが「保守言論人」のデタラメを証明している。
◆敵と戦えない、戦わない精神の惰弱を小難しい被理屈で覆い隠す醜悪以外の何ものでもない。困難な現実を受け入れ、これと敢然と対峙出来ない精神の退廃を言い訳、修飾する心理を専門用語では「合理化」と言う。
◆我々<『語る』運動から『行動する』運動へ>はこの現実、つまり台湾はシナの手先となって「反日」へ国家政策がシフト転換した現実を受け入れたうえで彼らと対峙する。国家と国家の関係は国益が全てに最優先され、個人的な「親日」の感情など入り込む余地はない。
◆明治維新は道理の正しさを堅持し立ち上がった少数が、巨大な権力を変革・打倒した。変革の原動力は、少数の正しき道理であって見かけの数ではない。これは歴史の法則である。<『語る』運動から『行動する』運動へ>は少数といえど連帯を求めこそすれ、理念を貫徹する上での孤立を恐れはしない。