1月13日、阪急アクタ西宮北口における朝鮮総連が主導する「水曜デモ」で、紫藤益男氏が朝鮮総連西神戸支部幹部から暴行を受けた事件で、被害者である紫藤益男氏が捜査途中にも関わらず西宮署捜査員から、総連幹部側からの略式起訴の受諾を暗に勧められた経緯があり、捜査に重大な疑念があり、取り調べを拒否してきていた。
この三回目の取り調べが5月19日、西宮署で行われた。
紫藤氏は第三回目の事情聴取のため西宮警察署に呼ばれた。席上、捜査担当者に加害者の朝鮮総連幹部の氏名(通名ではなく本名)と共に「朝鮮総連」をどの様な組織と認識しているかと質問したが、回答は「答えられない、分からない」だった。
朝鮮総連は北鮮の国家権力を背景にした日本人を多数拉致したテロ組織である。公安調査庁からも、破壊活動防止法に基づく調査対象団体に指定されている「テロ組織」である。
紫藤氏は、朝鮮総連の組織をテロ組織と認識できないレベルの捜査員の取り調べには応じられないとして席を立ったのである。凶暴なテロ組織幹部と一般市民を同列に論ずる警察を、どうすれば信頼できるというのか!なお、紫藤氏は兵庫県公安委員会宛に『西宮警察署の捜査における不信と疑惑』とした調査・要望書を提出済みである。
こうした経緯を踏まえたうえでの事情聴取に、西宮警察署は真摯ななる態度で望んだ。これまでとは異なる対応に、主権回復を目指す会と紫藤氏はこれを納得のいく捜査と評価するものである。
また同日、大阪高裁前で「付審判」で抗告された奈良県警警察官の支援街宣も併せて行った。これは凶悪朝鮮人に発砲した警官の内、奈良地裁が不受理とした警官を射殺された母親の金順得が大阪高裁へ抗告した件である。