7月7日、環境テロリストのピーター・ベスーンに対する判決が東京地裁で下された。判決は懲役二年(執行猶予5年)で国外退去であった。
大甘求刑、お情け判決に我々日本国民は沈黙してはならない。当会と支援者らはこれに対する怒りを地裁前と東京地検まで行った。
懲役二年の求刑は、はじめからこの環境テロリストに実刑を下し意志が検察になかったことを証明している。
再三に亘る我が国捕鯨調査船へのテロ攻撃で損なわれた業務、傷ついた船員など、その結果に対する検察の求刑は余りにも軽すぎ、国民感情からかけ離れたとしか言い様がない。到底、我々心ある国民には受け入れられない求刑である。
ベスーンは最終陳述で、この大甘求刑に勢いづけられてシー・シェパード擁護の環境保護を喋りまくった。日本は三権分立を掲げる議会制民主主義であることからして、検察の求刑は国家の意志を示したものである。日本の国益を損なうだけ損なった白人テロリストへの求刑がたったの二年に、我が国が崩壊した現実を目の当たりに見せつけられた。
公判終了と同時に当会は支援者らと共に東京地検へ、「鈴木和宏検事正は、この度の国民の信頼を裏切った求刑に対して納得のいく見解を示す義務が生じている。その義務を果たすことが出来ないならば、国民に深く謝罪したうえで即刻検事正の職を辞任すべきである」との抗議文を手交した。