靖国神社・管理課長の件(2007年1月2日)
 

靖国神社 総務部長事務扱 

権宮司  山口 建史 殿

 

                         平成19年1月2日

 

                         主権回復を目指す会

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昨日1月1日、社務所玄関で「猿回し」の件につき、権禰宜の落合雅義管理課長の対応で、見逃すことの出来ない無礼な行為があった。無礼というより人を威圧する「暴力」と見紛う行為であり、貴殿の然るべき返答をお願いする。

 

当方の「猿回し」の用件は神門、大手水舎の前は英霊を祀る靖国神社にふさわしくない、というより一参拝客、遺族の一員としても不快極まりないということである。これは重複するのでこれ以上は触れないが、死者を祀る静謐な祈りの場にふさわしくないということである。しかも、位置からして参道の一番上位、古くから靖国神社護持のため奉仕されている「英霊にこたえる会」より上位で、その脇での狂騒は見るに聞くに堪え得ない。また、「猿回し」が境内で行われるに至った経緯(企画発案)を含めてである。おおよそ以上である。

 

本来、対応に出た落合管理課長は小生の用件を聞き、把握した上で上司並びに権限者に伝えるのが職務の筈である。にも関わらず落合は、威を高々に靖国神社は「(猿回しを)止めるつもりはない」と言い放った。しかも威嚇するごとく「とやかく言われる筋合いではない」とのそぶりで小生を睨めつけてだ。小生はあくまで位置の変更を求めたのである。経緯についても、「神社が決めたことだ」しか答えない。

しかも、小生が問い質す猿回しの「狂騒」には触れようともせず、あろうことか街宣車と小生等の活動を一緒くたにする。また学生等の飲食をやおら持ち出す。全く関係ないだろう。

 

この学生等の「飲食」に関して言えば戦没者学生慰霊事業の一環として境内第二鳥居に集まった主催学生等の昼食にいくらかの酒が出た程度のことである。

これは、戦友連の方々から、ご苦労様との意味合いをこめられ招かれた席であった。落合が目撃したのは、戦友連が引き上げての後であった。

しかも場所は、参道のど真中ではなく駐車場に位置する木陰でだ。仄聞するところによれば、落合はこれら学生諸君を怒鳴り散らしたという。一体、彼等があなた方に、何を迷惑なことをしたというのか、神社に不利益を与えたのか?全くの逆であろう。誠に狭量なケツ穴の小さな男だ。彼等は、酷暑厳冬のなかを交通費自弁のボランティアとして奉仕活動に参加し、その収益のほとんどを靖国神社へ寄付している。

あんた方は、怒鳴りつけた学生から給料の一部を貰っていることに、想像力を飛躍できないのか。イマジネイションの貧困も甚だしい限りだ。

落合の行為は、まるでチンピラの言い掛かりでしかない。学生等に平身低頭、土下座するべきである。何故、「飲食」をいきなり「猿回し」の件に結びつけるのか、鬼の首を取ったかのように、愚か者だよ!この落合は。

 

それほど「飲食」に病的なほどこだわるのなら、境内での飲食を何故にご法度にしない?神門の内外で食い物、飲み物を手にし、食い散らかす醜悪な光景をあんた等が知らないことではないだろう。何故それを、あんたも落合も目を光らして取り締まらないのだ。注意、取り締まりの光景を見たためしがないぞ。これら見苦しい連中と、戦没者学生慰霊という崇高な志を抱く学生を何故ごっちゃ混ぜにするのか。何か恨みでもあるのか、それとも意図的な言いがかりか?

また、英霊にこたえる会のご老体方は、昼食を第二鳥居倉庫付近の木陰で取られている。そこで若干のアルコールに与っているであろう。それすら問題になるというのか。

 

落合は二言目には「英霊にこたえる会が」と連発する。

しかし小生は、英霊に答える会の広報委員も兼ねているが、主権回復を目指す会の代表が主とした役職である。他にも、歴史基本講座研究会代表、靖国会理事を務め、さらに靖国神社奉賛会の末席にも名を連ねている。

「猿回し」の件で、ことさら「英霊にこたえる会」の名を口にするということは、落合課長自身に英霊にこたえる会への恨みがあるとしか考えざるを得ない。その「恨み」とは何か。

 

靖国は祖国に殉じた英霊があっての神社であり、その御霊を祀る神社であり、五穀豊穣、家内安全を祈願する普通の神社ではないのである。静謐な祈りの空間こそ靖国神社なのである。これは神社全職員も、我々国民も心しなければならない要点である。

この要点から逸脱すれば、落合がいう「皆さんが喜んでいる」から「猿回し」の場所も位置取りも何でも好いの無責任となる。

名も知れない多くの賛同者、参拝客に支えられての靖国神社である。職員は並べて神社に祀られている御霊の奉仕者であろう。落合を始とした神社職員の一部にはこれが分かっておらず、自分が主人と錯覚しているのではないか。主客転倒も甚だしい。

 

落合課長は小生との名刺交換を、何と片手で行った。これも社会人として完全なる失格である。コンビニの学生アルバイトを卑下する気は毛頭ない前提だが、今時、彼等でさえレシートをお客に渡す際は両手だ。これが管理課長とか権禰宜の役職者の作法、靖国神社の、神職の作法か!?

誰に対しても、それとも小生に対してのみか?こんな作法が通る靖国神社は、一般社会から隔絶された特殊部落か?

 

しかも決して不問に出来ないのは、受付玄関から退出しようとした時、この落合は小生の行く手を塞ぐように立ちはだかり動かなかった。到底考えられない事態である。小生は受付前の玄関で、社務所で落合と取っ組み合いするわけにいかないので、彼が退出スペースを空けるまで動かなかった。時間にして30秒余り「睨み合い」の時間だ。取っ組み合いも仕方がないと鼻と鼻がぶつかる寸前に、落合は着衣が触れんばかりのスペースをかろうじて開け、小生を通した。靖国神社の権禰宜が訪問者を威嚇し「暴力」に順ずる行為を堂々と、上司の前で演じた。

 

その上司とは、間近で一部始終を見ていたのがあなただ。靖国神社・総務部長事務扱、権宮司の山口建史殿、あなたである。落合の度外れした威嚇・「暴力」を黙って、指を咥えて見ていた。

落合はあんたの部下だろう、その部下を怒鳴りつけられないのか?「このバカモンが」と。並みの会社であったら、落合は一発で懲戒免職だ。あなたの役職は飾り物とか、置物ではない。

 

小生のこの指摘に対してあんたは何と答えたか、山口殿?

「あれは偶発的なことだ」と!!??

 

視野に入らないお互いが「衝突」したのを偶発というんだよ。

落合が小生の退出路を塞ぎ、互いに鼻先をつけんばかりにして対峙している。

どうして、これが「偶発」なのだ。訪問者の退路を塞ぐ行為が、どうして「偶発」になるんだ?これは「暴力」に属する行為だ。しかも社務所の玄関でだ。

貴殿との電話は全てテープに録音しているから、何時でも聞ける。

何か、落合にあんたは「弱み」でも握られているのかね。あんたの役職の一つは部下の指導だろう。その指導を放棄しているなら職務怠慢。出来ないならば、管理能力の欠如、さっさと退職すべきだ。

 

神社がどれほどの組織か知らないが、落合は一管理課長であろう。その管理課長が、あたかも自分が権限者を気取るというのはどういうことか。

普通の会社であれば社長気取りだ。それも度外れした手に負えないワンマン社長だ。

落合に何時からそうした権限が付与されているのか、何時からあの傍若無人が許されているのか。

落合も神社に奉職した当時から、こうも人を馬鹿にしたふてぶてしい態度ではなかったはずである。元々そうしたDNAの持ち主を神社側が放置し、今に至る人間に増長させたのであろう。

人事管理の責任が追及される次元に行き着く問題である。「人は石垣、人は城」、関係責任者はこれを蔑ろにしてならない。

 

 

               返答要求事項

 

1、境内での「猿回し」の場を、第二鳥居の外に設けていただきたい。
2、1月1日、社務所玄関内で、落合管理課長が小生に示した行為を実況検分し、本人に厳重な処分を下すこと。             

以 上

 
靖国神社 管理課長写真説明
 
神門前を占拠する猿回し、猿には罪はない。   神社の由来と行事案内板を身を寄せて通る参拝
     
 
けたたましく鳴り響くスーピーカーに耳を塞ぐ   神門の日の丸が泣いている
     
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