英霊にこたえる会 運営委員長 

倉林 和男 殿

質 問 状

平成19年5月9日

英霊にこたえる会 運営委員 主権回復を目指す会 代表 西村 修平
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1、貴殿は平成19216日、運営委員会において当日の議題と全く関係のない靖国神社の便所建設の問題に突然触れ委員全員の前で、「私(倉林和男)の意見に従わず独断で靖國神社に工事中止を求めたのは遺憾の極み」であるとして、声を荒げて議題と無関係な問題を取り上げ、西村修平の名誉と感情を著しく傷つけた。又この不規則発言は、会議の進行を司る議長の大役を放擲した無責任であり、議事の進行を妨害する行為でもあった。

 小生がおこなった便所工事中止の要請は、主権回復を目指す会の総意を受け、西村修平が代表として靖國神社の南部利昭宮司と山口建史権宮司へ文書でもって要請したものである。

便所建設に関しては、加盟団体の崇敬会員として神社側に神域の美観保持と余計な財政支出をしないように意見・要請したもので、神社側も当会の道理を認めて意見・要請した次の日に早速、建設計画を撤回している。繰り返すがこの問題と当日の議題とは、何ら関係ないものである。貴殿の不規則発言の真意を問う。

さらに貴殿は、西村修平が靖國神社に意見したのが「遺憾」なのか、それとも意見した内容が「遺憾」なのか、はたまた工事中止という結果が「遺憾」なのか、明らかにして頂きたい。

2、平成19423日の運営委員会において、会長推薦の運営委員・郷田豊氏の数々の反「英霊にこたえる会」的行為について、私が質問したところ、それらの事実は知らない、記憶にないと偽りの答弁をした。

さらに貴殿は平成17年12月23日、郷田 豊氏と小田村四郎氏の発案・意向を受けて、銀座チャンドラボースビル5階にあった「昭和史研究所」に赴き、代表の中村粲先生に「百人斬り裁判を支援する会」の阿羅健一会長を加瀬英明氏に代えさせる策謀を呼び掛けた。中村粲先生からは、ものの見事に拒絶されたが、この件に関しても記憶に無いと偽った。

委員の中に、貴殿の発言が嘘であることを証言出来る者は何人もいるし、証拠となる文書も多数存在する。貴殿が全委員の前で公然と事実を偽った理由を問う。

3、 同上の委員会において、予算案の不備を何点か指摘されていたが、本当に予算案が最良のものと考えているのか問う。任意団体が8千万円にのぼる巨額の繰越金を保留していることは、経理処理上ばかりか、会の運営上においても異常の一言に尽きる。必要な事柄に予算を配分せず、会としてやるべき顕彰事業を放棄して来た結果ではないか。

米国において、例の本田議員はわずか1千万円程度の支援金をシナから授けられ、慰安婦問題を大々的に取り上げ、著しく我が国と英霊の名誉を毀損している。貴殿も本田議員に倣って、英霊の名誉を回復する活動工作くらい出来ないのか。肩書きばかりの運営委員長はいらない。

英会に寄せられる資金は、活動に使って頂きたいという会員と支援者の汗の結晶である。あくまでも英霊のために寄せられた資金であり、単なる任意団体としての「英霊にこたえる会」に寄せられたお金ではない。

運営委員長として責任ある回答を求める。

4、見聞するところに拠れば、貴殿は週3日しか出勤しないのに給与を得ているという。そもそも会長職を含め、委員の全てはボランティアであるべき筈と誰しもが思う。運営委員会において定めた貴殿の給与規定があれば拝見させていただきたい。

5、同上の運営委員会において貴殿は、東京都支部は支部として存在せず、責任者も存在しないと述べた。会則によれば、各都道府県本部に1名の委員を置くことになっているのに、会則を無視する理由を問う。加えて、決算書において事務助成金が各都道府県に配布されているとすれば、東京都にだけは配付されていないのか。もし、配布されているならば、受取人は誰か、曖昧な回答は許されない。

6,さらに同運営委員会(4月23日)において、英会の事務員である五十嵐 建と横山博紀の二人が、郷田問題で発言しようとする私に対して「やれよ!やれよ!やりゃあ好いじゃないか」と数度に亘って挑発、妨害を行った。 運営委員会の席上においてである。

 これに対し小生は、議長の貴殿に「この連中は一体何ものだ!」といって、連中の挑発、妨害に怒りを示したが、倉林氏は止めもせず、注意もしないで沈黙していた。何故、事務員が会議の議場において、運営委員の発言を妨害・挑発するのか?しかも、貴殿の黙認・了解のもと、満場の運営委員が見守る中で。倉林議長の黙認・了解のもと、事務員が運営委員の発言を妨害・挑発する怪!?

貴殿は、その意図するところを偽りなく回答する義務がある。

 

  【※】5月7日、小生は遊就館の事務所に五十嵐、横山の両氏を訪ね、この「妨害・挑発」行為を糾した。しかるに、横山氏は「もう済んだ事だから良いじゃないか」と居直り、五十嵐氏に至っては「そんなことを言った覚えがない」とあからさまな嘘を吐いた。さらに許し難いのは、五十嵐氏は4月22日の事務方会議と23日の総会に先立つ運営委員会の「議事録」を取っていないと述べた。(5月7日の経緯はテープに録音済み)

運営委員長として致命的不作為であり、通り一遍の謝罪では済まない。

7、会則10条には、事務局長は運営委員会の中から選任するものとすると規定されているが、現在の五十嵐 建事務局長は運営委員ではない。かかる人事を会則に反し、誰が取り決めたのか。貴殿が勝手に決めたのならば、その理由を回答されたい。

8、「主権回復を目指す会」は最近の米国での慰安婦問題に対し、敢然と駐日米国大使に抗議し、抗議文を手渡し、その抗議内容は米議会調査局が一部公表した。本来ならこの時期に英霊にこたえる会が主導すべきなのに惰性で何もしないのは、如何なる理由か説明されたい。

以上の質問について、1週間以内の回答をお願いする。配布先:英霊にこたえる会正副会長、運営正副委員長、顧問等。