決 議 文

<洞爺湖サミットはチベット虐殺を議題に取り上げよ!>
欧米白人国家が認めないチベット(アジア)の民族独立

 
 
 洞爺湖サミットの主要テーマは「世界経済、環境問題、アフリカの発展など」(議長・福田康夫首相)としているがこのサミット(頂上会議)で、凄惨な殺戮が行われているチベット問題が何故に議題として取り上げられないのか。サミットはアイヌなど先住民族の生活環境が地球温暖化で脅かされている実態を議題にしている。ならばチベット民族こそシナの侵略で滅亡の危機に晒されており、チベット問題は洞爺湖サミットに与えられた最大且つ喫緊の議題ではないのか。

 シナ・中共は1950年以降、チベットを軍事侵略した挙げ句、チベット人百二十万人をも惨殺して今日に至っている。その上で女性に対する強制不妊とシナ人との強制結婚等々・・・、人も文化も自然も根底から破壊する併合・侵略はシナ人の民族的残忍性を示して余りある。これこそ究極の地球環境破壊である。

 他民族を虐殺・絶滅させる現行犯民族、いわば地球に災危をもたらす最大の“環境汚染、”国家、それは中華人民共和国であり、人類の敵シナ人である。洞爺湖サミットが率先して取り上げるべき議題がチベット問題をおいて他にはない。

 3月14日、ラサのチベット人はシナ・中共による過酷な支配に敢然と立ち上がった。この民族の尊厳を求めるチベット人に対し、シナ・中共は血の弾圧で挑み、170人以上とも云われる虐殺を行った。凶暴なシナ人の弾圧に怯むことなく、死をもって民族の自尊心を求めるチベット国民に世界の人々は最大限の敬意を表すると共に、民族自決(独立)を希求する戦いを断固として支持している。

 ソ連解体、東欧崩壊で欧州では多くの民族国家が独立を果たした。それにも拘わらず、欧米白人国家がアジアでの民族独立を無視し、これは認めないのは欧米白人国家の偽善ではないか。G8と欧米白人国家がチベット人の生存権そのものを認めないのは余りに卑劣な事実である。G8と欧米白人国家はチベット人(アジア)の生存権を無視するそのダブルスタンダードを恥じよ!

 シナ・中共は世界最大の人権蹂躙国家でチベット、東トルキスタン、南モンゴルを侵略・支配している侵略現行犯であり、且つ中国共産党が支配する一党独裁国家である。我が国を始めとした洞爺湖サミット主要参加国とは政治体制や国家観において根本から対立する友好関係の成立しない国家である。

 こうした状況下で、洞爺湖サミット参加主要国の首脳がこぞって北京五輪開会式へ出席するということは、シナの独裁体制とチベット侵略・併合にお墨付きを与えたこととなる。

 アメリカのブッシュ大統領は8日、夫妻で北京五輪開会式へ主席する声明を発表。フランスのサルコジ大統領も洞爺湖サミットで胡錦濤と会談の際、出席の意向を伝えることにしている。何のことはない。人権大国とか人権外交を旗印にした欧米白人国家は、シナによる凄惨極まるチベット人殺戮を僅か三ヶ月もたたないうちに、何事もなかったかのように決着させた。つまりシナ・中共によるチベット侵略支配を了承したのである。洞爺湖サミットがシナのチベット侵略にお墨付きを与える場と化してしまう。

 欧米白人国家のなんたる欺瞞であろうか。こうした欺瞞外交を基軸にした欧米白人国家が提唱するチベット問題解決の話し合いとは何であろうか。

 殺戮をやりたい放題とする巨大ギャングと無辜の一市民が、密室の中で話し合いをするのと同じであり、まともな会話など成立する訳がない。成立するとすればシナによる一方的なチベットへの恫喝と、侵略・併合の既成事実化だけである。話し合いなど欺瞞以外の何ものでもない。

 チベット問題の解決は話し合い等ではなく、ましてや人権問題ではない。他人(チベット)の土地を強奪し、殺戮を重ねるシナ人(ギャング)がチベットから出て行くことであり、チベットがシナ・中共から民族として独立すること以外、チベット問題の解決はないのである。チベット問題の解決を、話し合いとか人権問題にすり替える論旨は欧米白人国家の詐術である。チベット問題の解決は世界史の潮流である民族独立以外の何ものでもない。

洞爺湖サミットはチベット問題を議題に取り上げよ!
洞爺湖サミットは胡錦濤のチベット人虐殺を糾弾せよ!
洞爺湖サミット首脳は北京オリンピックをボイコットせよ!
チベット独立を断固として支持するぞ!
シナ人は一人残らずチベットから出て行け!

以上、決議する。

平成20年7月6日
主権回復を目指す会、自由チベット協議会、在日特権を許さない市民の会、
日本を大切に思う道民の会、「洞爺湖サミットはチベット問題を議題に取り上げよ!」
デモ行進一同

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