抗 議 文

 

日本経済団体連合会
会長 御手洗冨士夫 殿

平成20年12月22日
主権回復を目指す会
せと弘幸Blog『日本よ何処へ』
NPO外国人犯罪追放運動
在日特権を許さない市民の会
外国人参政権に反対する会・東京
その他有志一同

 
 先ごろ、貴団体の経済政策委員会 企画部 会長・村岡富美雄氏は、自民党外国人材交流推進議員連盟の会合にて自らが取りまとめた提言「人口減少に対応した経済社会のあり方」について、外国人の受け入れと、その定着のあり方を中心に説明した!

 これは即ち派遣社員のクビ切りに象徴されるように、日本人労働者が失業、生活苦に喘ぐ逼迫した状況下においてそれらを切り捨てる一方で外国人移民の受け入れを積極的且つ拙速に推進する端的な行動に出たものと断ぜざるを得ない!

 この中で村岡氏は「人口減少が本格化する中、中長期的に国の活力を維持していくために、留学生をはじめ海外から幅広い人材を受け入れ、定住化を進めていくことが不可避の課題である」と述べられたが、わが国の失業者をいち早く救済・雇用し、次世代の日本人育成に尽力を注ぐことこそ、あなた方経済界に対して長期的に求められた課題である!

 「日本語教育や雇用、就労のあり方の見直しを含め、総合的な日本型移民政策を検討すべき」との問題提起はまさしく噴飯ものであり、移民に対する日本語教育など膨大な時間のロスと国民の血税から支払われるであろう膨大なコストを無視したものと厳しく指弾されなければならない!

 日本を、外国人にとって働いてみたいと思える魅力的な国にすることよりも、日本を日本人こそが希望を持って生きることの出来る国にする、日本国民こそが日本という国に貢献しようと思える国にすることが急務である!

 貴殿らは口を開けば「社会統合を円滑に進めていくための日本語教育の充実」などと言うが、多様な民族の統合はさほど容易ではない!

 今以って到底統合に至らない外国人労働者とその家族が日本社会の枠組からドロップアウトして凶悪犯罪者予備軍と化している!

 こうした状況を一顧だにせず性急に外国人移民の受け入れを急ぐ様子は、外国人移民を単なる労働力として酷使し賃金の固定化をはじめ社会コストの完全固定化を図ることで、自らの利益をひた追求しようとの証左と言えよう!

 わが国の労働市場を破壊させ、外国人移民と日本人失業者が職を奪い合うことによって衝突そして軋轢を強めることは自明であり、そのように社会不安要因を増大させるような外国人移民の受け入れに対して、如何なる甘言を弄しようとも、国民的コンセンサスは得られないものと思え!

 
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