声 明 文
テロリストに屈服した農林水産省・水産庁を許さないぞ!

 

「またか…」という言葉しか出てこない。
我々日本国民は、これまで何度、同じような惨状を目の当たりにさせられてきたことか。
もはや、怒りを通り越して、開いた口が塞がらない、というのが、まともな日本人の国民感情である。

今さら言うまでもなく、テロリストの不当な圧力に屈することは、国際常識の観点から、
あってはならないことだ。
しかし今回、またしても、その愚行、愚かな政治判断が繰り返された。

新聞記事には、「妨害活動は断じて許されるものではないが、船舶の安全と乗務員の生命・財産を
脅かす危険があり、やむをえず決断した」との鹿野道彦(かの みちひこ)農林水産大臣の言葉が
紹介されているが、本末転倒もいいところである。
シー・シェパードの妨害活動に対して屈することなく、断固たる姿勢で取り締まりを行なった上で、
船舶の安全と乗組員の生命・財産を守り抜くこと、ひいては、我が国の海洋権益を守り抜くことこそ
が筋ではないか。

本件に関して、マスコミ連中は、こぞって「テロリストに屈服した悪しき前例を作った」
とでも論評するのであろうが、前例を作ったのではない。
既に積もりに積もった前例の上に、さらに恥の上塗りをしたに過ぎない。

テロリスト=シー・シェパードの脅しに屈した今回の決断が、尖閣をはじめとする「領土の問題」
に計り知れない悪影響を及ぼすのは、火を見るよりも明らかなことである。
理不尽な圧力に、いとも簡単に屈してしまう日本の体たらくを見て、ほくそ笑むシナ、朝鮮、
ロシアの姿がありありと目に浮かぶ。
「竹島の日」である本日2月22日に、このような抗議を行わなければならなくなったことは、
まさに皮肉以外の何物でもない。

今回の決定を受け、早速、シー・シェパードの国際指名手配犯=ポール・ワトソンは
「我々にとっての大きな勝利である」と大宣伝し、今後も妨害活動を続けることを明言している。
テロリストをここまで増長させた責任をどう感じているのか?
我々日本国民に、これほどまでの屈辱感を与えた責任を、貴殿らは、どう感じているのか?

我々の忍耐は、とうの昔に限度を超えている。
この愚かな政治判断は、既に燃え盛っている火に大量の油を注ぎ込んだ。
愚かな判断を下した愚かな政治家・役人連中は、今すぐに己の腹を掻っ捌け。
だが、何度、腹を掻っ捌いても、掻っ捌き足りないことを深く自覚せよ。

以上
 

平成23年2月22日
テロリストへの屈服を許さない 日本国民有志一同

 
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