町村信孝官房長官の不当発言に抗議

 

台湾軍事パレード、好ましくない=町村官房長官
10月10日19時1分配信 時事通信

町村信孝官房長官は10日午後の記者会見で、台湾で開催された辛亥革命を記念する大会で軍事パレードが行われたことについて「(中国と台湾の)両当事者が平和的な話し合いの中で(台湾問題を)解決してもらいたい。軍事的な緊張感を高めるような行動は、事態解決の役に立たない」と述べ、好ましくないとの考えを示した。

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このことに対して、私はとても腹が立ちましたので、町村氏に対し以下の抗議メールを送りました。
この発言ではまるで台湾が東アジアの平和を乱す行為をしているかのようで非常に腹立たしく思いました。これは中国政府の発言ではなく、日本の官房長官の発言です。

この発言は日本政府の要人としては極めて不適切で、台湾を侮辱するものです。

台湾の皆さんに対して申し訳ない限りです。

つきましては、台湾を応援する日本人の皆様にも抗議していただきたく、こちらにて抗議の呼びかけをしていただけないかと思いメールさせていただきました。

宜しくお願いいたします。

町村氏のメールアドレス info@machimura.net

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10月10日 時事通信(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071010-00000125-jij-pol)の報道によりますと

町村信孝官房長官は「(中国と台湾の)両当事者が平和的な話し合いの中で(台湾問題を)解決してもらいたい。軍事的な緊張感を高めるような行動は、事態解決の役に立たない」というご発言をされたそうなのですが、この発言に対する町村氏の真意を知りたく、僭越ながらこのようなメールを差し上げさせていただきました。

「軍事的な緊張感を高めるような行動は、事態解決の役に立たない」とありますが、常に軍事的な緊張を高めるような行為をしているのは中国政府の方ではありませんか。

台湾政府はこれまで一度たりとも中国に対する軍事的威嚇行為を行っていません。しかし、中国政府は1996年台湾初の大統領選挙の際軍事演習を行うだけでなく台湾周辺海域にミサイル打ち込みました。このことから明らかに中国は台湾に対して町村氏の仰るような「両当事者が平和的な話し合いの中で解決」という意思がございません。

然るに、台湾は常に中国政府からの軍事的脅威を受けていることは明らかであり、そのことに対して軍事的手段を以って対抗するという意思表示はなんら不思議のないことであり、当然の行為であります。

しかしながら、町村氏の発言はこういった状況を全く鑑みず、ただ単に中国政府の立場を代弁しているに過ぎないとしか思えない。

日本政府の要人が中国政府の立場を代弁する事にどのような理由があるのでしょうか。

台湾の状況を全く鑑みず、中国政府の主張のみに耳を傾けるのは我が国の安全保障、国益に背くことではありませんか。

そのような、国益に反する行為をとる人間が官房長官の地位に於いて国政を担うことは極めて遺憾でございます。

はっきり申し上げさせていただきますが、このような発言は到底我が国の官房長官のご発言だとは思えません。私がこの記事を目にした時、一瞬中国政府の声明かと勘違いしたくらいです。

なぜ、どのような意図でこのような発言をしたのか。その真意をお聞かせ下さい。

猶、私はこの発言に対し在日台湾人の団体に問題提起をするつもりであります。

ご発言の撤回を心より願っております。

大阪在住 20歳 学生。

 
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