主権回復を目指す会

報告 【JR東日本と『週刊現代』広告拒否をめぐる交渉】
 
 
『資本金二千億円のJR東日本が、2億円の子会に諂(へつら)う詭弁』
 
JR東日本本社にて(平成18年7月24日)
出席者:主権回復を目指す会(西村修平、関口陽一、鈴木薫、野村旗守)
     JR東日本(広報部・矢島研一副課長、総務部・小林糾その他2名)
 
 
<西村>:なぜ、JR東日本は週刊現代の車内中吊り広告を拒否したのか。
       これは言論弾圧ではないか。
 
<矢島>:車内吊りに関しては、すべてJR東日本企画が決めている。東日本企画のルールに
       したがってやっていることなので、
我々に口を挟む余地はない。
 
<西村>:東日本企画はJR東日本の子会社だ。子会社の決定は親会社の意思を反映し
       ているはずだ。本社としてどのよ
うな見解を持っているのか聞かせて欲しい。
       広告掲載がなぜ「鉄道事業に支障と不利益を及ぼす」のか?
 
<矢島>:東日本企画が社の不利益になるとして広告掲載をやめた。
 
<西村>:東日本企画が言う「支障、不利益」はここでは話し合わない。
       親会社として、JR東日本本社としてどのような「支障と
不利益」があるのか?
       それを聞いている。
 
<矢島>:車内中吊り広告に関しては、JR東日本企画が決定権をもっている。
       東日本企画が東日本企画のルールにのとっとて
やっている。
 
<西村>:JR東日本は資本金二千億円だ。二億の子会社が、どうして親会社の意向に
       逆らえる。こうした事実は国民と利用客に
 は周知の事だ。真面目に答えろ。
 
<矢島>:我々としては・・・・、あくまでも別の組織でありまして・・・。
 
<西村>:あんたは壊れたレコードか、同じことを繰り返すな。
       子会社はいいからJR東日本本社の見解を聞かせろ。
       利用客をなめているのか。地下鉄のほうは車内吊りを再開したぞ。
       産経新聞を読んだだろう?
「テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実」という
       広告が、
相互乗り入れしているJR東日本管内を今朝から走り回ってい る。
       今現在だよ。それで
もって、本社は一体どのような「支障と不利益」を被っているの
       か。
 
<矢島>:見ていない。
 
<鈴木>:真面目に仕事をしろ。見ていないでは済まない、
       本社広報部社員として職務怠慢だ。
 
<矢島>:・・・・・。
 
<西村>:では、JR東日本が言論弾圧していることに関して、
       社員として副課長の矢島さんはどのような見解を持っているのか。
       聞かせ
て欲しい。
    
<矢島>:・・・・・。
 
<鈴木>:世間は革マルとJR東日本トップとの馴れ合い、癒着をわかってんだよ。
       あんまり人を馬鹿にすんなよ!
 
<小林>:静かにお願いします
 
<矢島>:それは社のコンプライアンスで……。
       本社としては子会社の出来事をすべて関知しているわけではない。
 
<鈴木>:関知してないとは何事だ。親会社の監督権限の放棄だよ。どこが不利益なのか、
       はっきり答えろ。何処まで国民をなめるんだ。
 
<矢島>:関知してないなんて言っていない。
 
<全員>:言ったろう!
 
<矢島>:・・・・・、会社のすべてのことに、一社員がいちいち答える必要があるのか?
 
<西村>:利用客があってのJRだろう。あんたら社員のお陰で利用客がいるのか?
       勘違いするな!再度言う、我々は利用客としてここ
に来ている。
      JR東日本トップと革マルとの癒着疑惑に、知る権利があって来ているのだよ。
 
<鈴木>:JR東日本のなかに極左暴力集団の革マル派が浸透しているってことは、
       すでに国会でも答弁されているんだ。利用客をなめる
対応だ、いい加減にしろ!
 
<小林>:(「革マル」と言った途端にJR東日本側全員が唱和)
       大きな声を出さないで下さい。冷静に話し合いましょう。
 
<西村>:国会での「内閣総理大臣答弁書」は、安全輸送を脅かす革マルの存在を
       はっきりと指摘している。JR東日本は、答弁書が嘘だと
いうのか。
       我々は安全を脅かされている。
 
<矢島>:・・・・・。
 
<西村>:答えなさい。嘘かホントか!(答弁書が)嘘なら嘘だと言え!
 
<矢島>:お答えしかねます。 
<西村>:いい加減にしろ!
 
<小林>:皆様のご意見を今すぐ答えるのも難しく、今日のところは(抗議の意見を)預かる事
       にして、後日に返答することにしたいが・・・。
 
<西村>:了解した。当方は話し合いが始まったばかりで、継続中と認識する。

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