声 明 文

<自民党大敗を祝する日本民族の再生・復活>

平成19年8月2日
  主権回復を目指す会 代表・西村修平

【選挙結果に係わらない日本崩壊】

既報のように、第21回参院選挙は自民党の大敗となったが、選挙の争点が年金問題の不祥事に絞られたのでは、自民党の敗北を知るに結果を待つ必要もなかった。

国会議員の責務は国民の生命・財産・安全を、併せて国家と民族の名誉と誇りを守ることに尽きる。国会議員の責務が選挙の争点にならない国政選挙において、保守を「期待」される自民党が大敗を喫したところで、すでに崩壊を来した日本の現状にたいし、大した影響など与えない。勝ったところで、国家の救済能力を欠いた自民党に何が期待できようか。

我々の見解は、シナ・中共の対日精神侵略は既に完成し、日本が従属国家の位置に組み込まれていると見なす。さらにアメリカが、慰安婦強制連行などの歴史偽造をシナ・中共と共同でもって連携・駆使して、我が国を収奪・支配する新たな局面を迎えている現状であると認識する。この現状を確定的に至らしめた主役が安倍首相であり、その政権と側近ブ
レーンであると。

 

【壊して再生した小泉首相】

小泉首相が郵政民営化と靖國神社参拝という公約を掲げ、「自民党をぶっ壊す」意気込みで臨んだ(郵政解散)衆院選挙は、自民党の歴史的大勝利となった。そうした国民の支持を受け一昨年、「このまま公約を守らず政権を終えたら、中国の要求は『靖國』にとどまらなくなる。日本の国益を守る責任がある」と、6年越しの公約である靖國神社の公式参拝を8月15日に行った。小泉首相の毅然とした対応に国民は圧倒的な支持を与えたし、シナ・朝鮮は口出しすら出来なかった。

温家宝来日に際し与えた遺棄化学兵器の追加費用、最先端公害処理技術の供与などなど、シナ・中共に媚びへつらう安倍首相の屈服と何と対照的か。選挙結果は当然、歴史的大敗北となって安倍政権の屈服振りを証明した。

穢れた滓がこびりつく古い器に、新しい酒を入れては民族再生・復活の酒が腐る。自浄能力を失い、活力を喪失した自民党において心ある党員とて然りだ。

自民党は分裂または崩壊に至る敗北を経たとしても、国益を守る組織としての再生は定かではない。党から離別する民族再生の声を上げる議員集団の出現を待つしかないが、そうした彼らが核となって、新たな党組織の結成しか残された道はない。利権ではなく政策をめぐって分裂する勇気と活力を望むのである。利権集団の党を守り残るか、党を破戒して
国益、民族再生の党組織を構築するか。

シナ・中共の属党として民族崩壊を見るより、乾坤一擲、打って出るしか選択の道はないだろう。その民族再生・復活の端緒の可能性を宿すが故、この度の自民党大敗北を祝するである。

 

【戦わない自民党に期待する愚かさ】

国家間の情報戦又はプロバガンダは、ある特定の政治目的を達成するために発動する武力を行使しない「戦争」、つまり政治闘争の地ならしであると共に戦争の帰趨を決定的に左右する。

そうした情報戦の視点から見れば南京大虐殺、慰安婦強制連行の歴史偽造は、既に勝敗が明らかになったのである。前者は教科書にまで史実として取り上げられて久しい。後者において、教科書はもとより河野洋平談話、慰安婦基金としてまで結実し、この歴史偽造はシナ・朝鮮からアメリカへと世界に定着しつつある。シナ・朝鮮が意図したある特定の政
治(戦争)目的は、ものの見事に達成させられたのである。

本来、国家(自民党)が危機の端緒において情報戦という精神侵略に、素早く対処・応戦しなければならない。しかし事を放置して来た結果、保守を「期待」されるその自民党の党員が率先してシナ・朝鮮の精神侵略の尖兵を、シナ・朝鮮の代理人を演じてきた事実である。国家として、国民の名誉と誇りを守る反撃を一切放棄してきた結果に他ならない。政治家の無能をさらけだして情報戦は敗北で以て終結したのである。一切の反撃を封じて、それを国家(自民党)が認めた無惨きわまる敗北である。

 

【名もない一国民に課せられる新局面】

その終結した情況を直視したうえで、効果的な反撃を繰り出そうではないか。

日本は炎上中だったが、今や崩落して更地となったと見て良い。今後この更地、特に地方の過疎地に人権擁護法案、地方参政権などの法案を通じて、大量のシナ人が定着して地方から近郊都市を席巻する。毛沢東思想による「農村から都市へ」の具体的実践が日本で進行する。シナ人得意の人口侵略であり、シナ人による日本民族絶滅である。この現状を直視すら出来ず、戦わない自民党に、一体全体なにを心ある国民は期待するというのか。いや、自民党というより、国益を戦わない政治家を当てにし、さらに期待する愚かさを自戒せよと言いたい。国益を戦う任務は、我々名もない一国民に課せられるかつてない新局面を迎えている情況である。