平成19年10月31日   五百旗頭を罷免せよ
 

 2007年9月15日−17日、神戸を中心に第9回世界華商大会が開催された。 
この世界華商大会の準主催者と言えるのが神戸市と兵庫県だが、担当者は「具体的メリットは何もなかった」と嘆いている。当日の参加者は3,600人、大陸からの参加者は約1,500人、神戸空港への直行便は上海ではなく海南からだけで、ビジネス商談会は個々に進められて掌握できず、一般市民との交流事業は何もなく、ホテルではトラブルが相次ぎ、民間に強制した盛り上がりイベントも市民の関心は薄く、大会来賓は「台湾など無視せよ」と叫んで融和ムードをぶち壊し、一般華僑が開会式に行きたいと申し込むと「参加登録料300ドル」を請求されてトラブルになり、旅行会社が大陸からの申込み人数を掌握できなかったり、神戸市も兵庫県も現実問題は発表を憚ること続きだったようだ。

 中国側の話は、「上海万博に神戸から投資参加せよ、チャーター便で市民を送り込め」とか「海南島に投資すれば儲かる」などのPRだけであった。
それだけでなく、既に中国に大規模工場を持つ企業に対して「技術者以外の社員比率は中国人90%にせよ」と迫ったとも聞く。進出企業の乗っ取りを堂々と進めているのである。

 この実行委員会・蒋暁松代表は例の「グリーンピア南紀」問題で二階俊博代議士と攣るんでいろいろ画策した男である。日本側といえば冬柴鉄三・国土交通大臣と二階俊博・自民党総務会長だが、大陸からの参加者がマスコミをつかまえては「親愛なる冬柴先生、偉大な政治家二階先生」というフレーズを使っていたのは笑える。どちらの先生も、中国からは愛されているようだ。(以上兵庫通信より)
それにもう一人の問題児は五百旗頭・防大校長だ。

五百旗頭・防大校長は、公職にありながら公然とイラク派兵を非難し、総理の靖国参拝にも反対している。
その五百旗頭が今度は、華僑組織の戦略委員を務めて平然としていた。

第九回 世界華商大会 中華年2007inJAPAN
http://www.wcecjapan.org/japanese/j-soshiki.html
第九回世界華商大会/組織委員会/後援会
http://www.wcecjapan.org/japanese/j-election.html

この大会の「戦略本部」という部署の主要メンバーとして現在の防衛大学校の校長である五百旗頭真の名前がある。
しかも、北京政府の代弁者と言える朱建栄氏と同じ場所に掲示されている。防衛大学校の校長がここまで突出し、イベント屋になることは許されない。

そもそも「世界華商大会」は北京政府が強い影響力を持っており、世界に北京政府の宣伝をする場にもなっていて、台湾系の人々は排除されている。
日本側は河野談話の河野親分が仕切っている。

防衛大学校の校長というのは、我が国の防衛分野では最も重要なポストの一つである。
本人はその認識もなく、テレビに雑誌にイベントと顔が売れるところには、何でも出演する。石破防衛大臣は即刻、このような男を罷免して貰いたい。


 
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