開校祭にケチをつけるつもりはないが、北澤と五百旗頭の揃い踏みには鼻白む、天下の奇観だ。
田母神君の宿敵で、国家観なきこの二人が壇上からナニを訓辞するのか?
五百旗頭さん、
北澤大臣は「インド洋での給油活動は国際的に評価されていない、撤退させる」と言明しているよ。
貴殿はこれまでの発言からして当然、「大臣の認識は間違い」と訓辞で明言するのだろうね。政治に関与するのが大好きの貴殿のことだ、期待しているよ。
インド洋での給油活動に関する二人の発言
まず五百旗頭さん
日本の安全と、生存のための経済活動は、国際的な連携によらずして全うしえない。それにしては日本の国連平和維持活動(PKO)を含む国際協力活動は極めて低調である。
国際的な連携を失った状態で危機を迎えれば、日本は孤立感のなかで自前軍備に傾く他はなくなるだろう。国際的な連携を支える日本の数少ない手段であるインド洋給油活動の放棄は、日本の安全と生存の根幹にかかわることを忘れてはならない。
昨年の参院選で多数を獲得し、政権を手にする日が近づいたとはずむ民主党に、この国家的安全の根幹を政争の具とする動きがやまない。どの党が政権をとろうと、日本にとり国際的連携のなかで生存を全うすることが不可欠である。
そのために残された貴重な手段であるインド洋給油活動を破壊する党に、政権担当の資格があるだろうか。(昨年8月31日、毎日新聞朝刊「時代の風」、<国際連携が安保の根幹>の関連部分)
次に北澤防衛大臣
(大臣就任直後の記者会見におけるやりとり(防衛省HP)
記者:大臣から見て補給活動については、活動そのものを評価しないということなのですか。あと、そこで今、ソマリアにおいて、国際的にも評価を受けているということなのですけれども、インド洋の補給の方も国際的な評価というのは、かなりあるかなというふうに思うのですけれども、その一つのインド洋の方は、来年止めますよということで、先程、NHKさんが聞きましたけれども、それを止める理由というものはやはり大臣から見て活動に対する評価が低いということなのでしょうか。
大臣:おっしゃるとおりです。「成果が上がっている」「感謝している」という声も良く聞きますけれども、極めて限定的なところでそういう評価になっていると私は認識しております。
(この記者会見で、北澤大臣は国旗を完全無視した)
また今月2日の衆院予算委員会で大臣は、
町村委員:「9月17日、着任したばかりの記者会見で、大臣はインド洋の給油活動は評価が低いと言われた。一生懸命やっているのにと現場が怒っている。三軍のトップがそんなこと言ったら、それは現場は怒る。撤回された方がいい」
北澤大臣:「隊員からそのような評価は届いていない。私が参議院防衛委員長の時、現地の隊員の苦労さを出して政策を正当化する議論があまりに多かった」
さあ五百旗頭さん、こんな大臣の発言を認めるのですか。
そして、自衛隊のイラク派遣に反対したことで、北澤のアホと意気投合ですか。
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