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1. 主 張(主権回復を目指す会)  投稿者:主 張(主権回復を目指す会) 投稿日:2011/04/11(Mon) 09:33 ID:ghsYtf/A No.359

主 張 主権回復を目指す会代表 西村修平

       
    <手放しで喜んでいいのか>

    なぜか暴動、略奪が起きない日本


自然科学、また社会科学においてもそうだが、事物とか物事の概念はある一定の条件で反対の側へ転化する。哲学用語ではこれを対立面の統一ともいう。

この観点から、今回の震災に遭遇した日本人のメンタリティーを考えてみたい。

海外メディアは震災時における日本人の規律正しさ、整然とした行動、暴動、略奪に走らない民度の高さを「驚き」をもって報道した。それを受けて多くの日本人、特に「保守」派がこれをしきりに自賛しているが、手放しで悦に入っていいものだろうか。これを民度の高さなどで説明できるだろうか。

暴動、略奪が起きない、又は起こせないのには理由がある。起こす理由、必要、さらには起こす気力がないということでもあり、道徳律が他国に比べて特段高いからで説明できるだろうか。

ありとあらゆるインフラが破壊される未曾有の災害にも関わらず、被災者はそれぞれの避難施設に落ち着きさえすれば、基本的な衣食住は国家が保証してくれ、テレビや入浴などを除けば、生命を維持する最低限は整っている。少なくとも、この点において暴動、略奪を起こす理由、必要がない。危険を冒して、他人を押しのけてまで命の糧を争う必要がないのである。

こうした救済の形は奈良時代の光明皇后までさかのぼれる。夫である聖武天皇に強く進言して東大寺、国分寺の建立に大きな存在を示された方で、各所に救護施設にあたる「悲田院」、医療介護施設に該当する「施薬院」を設けて慈善活動を積極的に行った。

この時代は、主権回復を目指す会が推薦する図書の『穢土荘厳』(杉本苑子・文春文庫)に詳しいので是非読んで頂きたい。

古来、救護施設に収容して貰えさえすれば、当分の生命の維持は保証されるのである。これらは江戸時代まで、地震などの災害に幕府は「罹災者救恤」の特例でもって庶民の救援に関わってきた歴史がある。

集団飼育される家畜小屋の草食動物が先のことさえ考えなければ、生命を維持するエサに困ることはないように、特段の不平、不満を生じない。
早い話が、このように躾られて来た日本人は時別なにも倫理観が高いとか、民度が高いのではなく、災害時に暴動を起こす必要がないからとも言える。生活、生きることに躾られた日本人は他民族に比べて、危機の際に極端に生命力が貧弱ともいえる。

被災地で頻発するこそ泥の類の窃盗事件・・・、災害のどさくさに紛れた窃盗事件の多発は現地の警察が報告するように明らかである。
◆宮城、震災後の窃盗被害1億円 被災地で多発290件 ガソリン盗増加
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110330/crm11033011510003-n1.htm

上記の報道のように、ここの何処に我が国が他国に自慢する民度の、倫理観の高さがあるのか、人の不幸につけ込んだ火事場ドロボー、最も卑怯な行いではないか。これを演じている卑劣漢が他でもない日本人なのである。これら日本人、恥を知れ!と言いたい。

なぜ、こそ泥か。集団で白昼堂々と暴動、略奪できなない精神の弱さにある。だから、こそ泥しかできない。暴動、略奪は善悪の是非如何を抜きにすれば、とてつもない膨大なエネルギーの発散であり、情念の爆発である。

日本人には、危険を冒してまでの気力、エネルギー、情念がないといえる。他民族と比較して生命力を支える力が極端に弱いのであるが、特に「保守」を自称する側がこの点を全く自覚できていない。

民度、道徳律なるものは民族、社会のおかれている環境(一定の条件)で対立面へ転化するものであり、サブカルチャーを支える理念、善悪を選択するような単純なものではない。

定まらぬ軌跡のままに落花舞ふわが皇国の行く末なぞらひ

                     さくら満開の千鳥ヶ淵にて


平成23年4月8日
主権回復を目指す会代表 西村修平
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2. 日本人は生きることに「淡白」  主 張(主権回復を目指す会) - 2011/04/11(Mon) 12:29 ID:iR8YiBHQ No.360
投稿 M・E

『他民族と比較して生命力を支える力が極端に弱いのであるが、』

同感です。

「大陸の人間」には「しぶとさ」があります。生きることに対する「執着」があります。他人を蹴落としても、他人を騙しても、「生きたい」という迫力を感じます。

それに対して、日本人は生きることに対して実に「淡白」であります。これはいったい何なんだろう。

たぶん、その理由のひとつに「天皇陛下のご存在」があると思われます。「天皇陛下のご存在」は実にありがたいものです。しかし、親に護られ過ぎた「子供」には「生きる逞しさ」が欠けるのが常です。

つまり「物事には何でも二面性がある」という当たり前の結論に達します。

インドに二回(二週間づつ)行ったことがあります。その「生命を支える力」には圧倒されました。

インド(ボンベイ)では最下層の人々が暮らす地区に案内されたことがあります。あるインド人の男性と知り合い、彼の案内でその地区に足を踏み入れました。今、考えると貴重な体験をしました。

人が生きるということはどういうことか。人が生き延びるということはどういうことか。このようなことを日本人は分かっていないのではないだろうか。否、それを知る機会に遭遇しなかったのではないか。
- Count.2 (Last.2011/04/11 09:33) -


3. 米国におんぶに抱っこ、偽善と欺瞞の羊に過ぎない  主 張(主権回復を目指す会) - 2011/04/11(Mon) 12:39 ID:iR8YiBHQ No.361
投稿 閲覧者

<米国におんぶに抱っこ、偽善と欺瞞の羊に過ぎない>

私はこの<こそ泥>根性、人の不幸につけ込んだ火事場ドロボー、こそが実は日本人の現代の堕落性を顕著に物語っているのではないかと思う。見掛けは平然として諸外国から絶賛されているが、この<こそ泥>の存在こそがじつは偽善の纏のなかの品性の下劣さを象徴しているのではないかと思ったりする。極めて卑劣で卑怯である。この<こそ泥>が我が日本人の仕業でないことを私は信じたいが・・・

さて国が必ず助けてくれるといったいわば<羊のような人間>を戦後アメリカの巧妙な指導によりそれを受け入れてきた。それは品性や品格の問題ではなく、あくまでも主体性のない<羊>にしか過ぎないのではないか!だから群れから外れた迷い子羊は<こそ泥>をするのである。

今の政府や権力に対して怒りを感じるならば、普通の国、アメリカでさえも革命権が認められている。しかし軍隊なき戦後、軍事アレルギー平和ボケの日本は、怒りをゲバルトに爆発できないのは、まさに去勢された精神の弱さにあるのではないだろうか。大地震ではなく、例えばシナやロシアが不法侵略してきたら、この羊達は、その侵略に対し素手でも棍棒でも立ち向かう気概などあるのだろうか!そんな危機は今そこにあるのだから、私は日夜心配しているのである。

人間には時には情念の爆発がその人間たる由縁である。いまや日本人には、危険を冒してまでの気力、エネルギー、情念がないといえる。他民族と比較して生命力を支える力が極端に弱いのではないか!

「保守」を自称する人々はそんな情念など見受けられない。むしろアメリカにおんぶにだっこで日本は子々孫々まで大丈夫だと惰眠を貪っているに過ぎないのである。偽善と欺瞞の羊に過ぎないのである。

最近外国の論調が<日本の我慢強さ>についてよく菅政権に我慢していると揶揄されてきた。まさに本質を突いた議論かもしれない。
- Count.3 (Last.2011/04/11 12:29) -


4. 全てが他人事の「保守」派  主 張(主権回復を目指す会) - 2011/04/11(Mon) 13:18 ID:9VrV5A76 No.362
投稿 T・T

<全てが他人事の日本>

東京大空襲や原爆で何十万人殺されても他人事今回の大災害でも、有効な対策をおし進めるのではなく、責任を誰かに押し付けることに終始しているのが日本のとりわけ「保守」派の実際です。

暴動や略奪は起きないが、責任逃れで自身が生き延びようとする無責任な保身は起きています、これのどこに道徳や民度の高さがあるのでしょうか。
- Count.4 (Last.2011/04/11 12:39) -


5. <パチンコは国賊だ!!・・・?>  投稿 大阪 増木重夫 - 2011/04/11(Mon) 14:28 ID:9VrV5A76 No.363
投稿 大阪 増木重夫

    <パチンコは国賊だ!!・・・?>

選挙の喧騒も終わらぬ今日、石原都知事が早速仕事始め、下記のようなコメントを出した。

心情的な思いは横においておいて、とりあえず、電力消費のピーク時の正午から4時頃まで、パチンコを禁止にしたらいいのでは。そもそもそのような時間にパチンコへ行くこと事態がおかしいのだ。

東京都が貧乏になる前にピーク時の節電が最優先。どうしてもパチンコの営業をしたいのなら、営業時間を夜中に延ばしたら。

先日「夜中にくだらん番組を止めろ!電気がないのに!」とTV局にクレームを入れたら、敵もさるもの「夜中は電気が余ってますので・・・・」ナ・ル・ホ・ド・・・それならお昼のメロドラマを止めろ。生活に最低限必要なものに電気を回せ。電車を止めるより、パチンコを止めるほうが先ではないか。

お昼は看板の照明も消そう。電飾看板の電気が消えていても看板は読める。
電飾看板の上から「営業中!」と紙でも貼っておけばわかるだろう。

知恵を絞ればいくらでも何とかなると思う。規模は違うと思うが、基幹産業への送電ストップは最後の最後手段だ。

【参考】
石原氏「パチンコと自販機、考え直そう」節電要請も
2011.4.10 10:22:04 日経
 「東京の力を国のためにささげよう」。4期日の当選を決めた石原慎太郎氏(78)は10日午後8時50分ごろ、東京都港区の事務所に集まった支援者100人余りを前に呼びかけた。東日本大震災の被災地に配慮し、当選後の万歳は自粛した。

 この日も防災服姿で現れた石原氏は次の4年間の政策について「にれまでと)同じことをやるしかないんだ」と強調。防災分野では「震災で東京が完全な防災都市ではないことが分かった。都民が安心して暮らせるよう努力をしなくてほいけない」と話した。被災地への支援は「要望があったら何でもやります」と表明した。

 また「パチンコと自動販売機は大きな電力を使う。生活様式を考え直したらいいんじゃないか」と節電を求める可能性に言及。「自販機が無くたって生きていける」と強調した。

 震災対応の公務を優先しほとんど選挙活動をしなかった同氏だが、圧倒的な強さを見せて早々と勝利を決めた。事務所1階に集まりテレビを見守っていた支援者らは当選確実の一報が流れると拍手したり、お互いに握手したりして喜んだ。 
 支援者の男性の一人は「震災で漠然とした不安が都民に広がるなか、方向性を示し
てくれそうな石原さんに票が集まったのだと思う」と話していた。
- Count.5 (Last.2011/04/11 13:18) -


6. ダックスフンドを見よ!かくあるべき我日本  投稿 大阪 増木重夫 - 2011/04/11(Mon) 14:46 ID:9VrV5A76 No.364
投稿 大阪 増木重夫

<ダックスフンドを見よ!かくあるべき我日本>


忙中閑有。前半が終わった。束の間の休息。

事務所へ行く途中の交差点。ひときは足の短いダックスフンドが優雅に散歩。
飼い主はこれまた品のいい年配のオバさん。

アチャ〜〜〜〜マズイ!前方からシェパード系の大きな犬が2匹散歩。飼い主はチャウチャウ(見たいな人)。エライガッチンコかと思いきや。

この50〜60センチくらいのダックスフンド猛然と吠え出した。全身で飛び跳ねながら吠え出した。何と、このシェパード系の大きな犬は尻尾を巻くようにスコスコと退散した。

そのとき思った。かくあるべき、我日本!
                      マスキ
- Count.6 (Last.2011/04/11 14:28) -


7. 原発を隠れ蓑にした核武装論は「こそ泥」根性そのものである!  松本英志 - 2011/04/11(Mon) 16:51 ID:Zki9ZR1E No.365
投稿 松本英志

<原発を隠れ蓑にした核武装論は「こそ泥」根性そのものである!>

私の「主張欄」への初稿は「匿名を止めよ!」である。

匿名で物申すとは、まさに「こそ泥」根性、「火事場泥棒」的根性の萌芽ではないか。

堂々と名を名乗って物申せぬから、名を隠して物を言う。これでは、正体を隠してこそこそと盗みをはたらく「こそ泥」根性そのままである。

堂々と他人(ひと)の物をぶんだくる「略奪」に対して、正体を隠してこそこそと盗みをはたらくのは「こそ泥」。

公然と「略奪」「強奪」をはたらく白人、支那人に対して、こそこそと盗みをはたらくこそ泥の日本人。これは倫理観や民度が高いのではなく、臆病なくせにせこく、こすっからいだけに過ぎないだけのこと。これが昨今の日本人、ありのままの姿を如実に現しているものに他ならない!

インターネット上の「匿名」投稿のはびこりは何も日本だけの現象ではないが、「2チャンネル(2ch)」なる「匿名」掲示板サイトが隆盛を極めている。日本のインターネット事情に観て取れるように、特に日本で顕著であるのは、まさにこの、こそ泥根性に象徴される「臆病なくせにせこく、こすっからいだけに過ぎない昨今の日本人の有り様」の反映でしかない。

そして、このこそ泥根性は、日本の原発政策にも同じように観て取れる。

50年ほど前に防衛庁の核武装研究報告が「原発は核武装を行うために必要である」なる見解を出していたようだが、「核武装」がしたければ堂々と「核兵器保有宣言」をすればいいだけだ。それを「発電を通常通り行なって秘密裏に軍用プルトニウムを取り出す」などという原発を隠れ蓑にしたせこい原爆製造(核武装)をやりたがっていたというのだから、まさにこそ泥的「核武装」である!

こんな「原発」を隠れ蓑にしなければできない、屁っぴり腰のこそ泥的「核武装」根性で、中共や北朝鮮と核兵器で真っ向から堂々対峙できるとでも思っているのだろうか。


日本の原発推進論者の本音が「原発を隠れ蓑にした核武装」であるならば、まさにこそ泥根性そのものである!

「核武装」するならば堂々と宣言してやってこそ、中共、北朝鮮にも日本の「覚悟と意気」を示すことができ、相手に一目置かせることができる、というものである。

大日本帝国時代の愛国歌にはちゃんと、「覚悟と意気を示せ今」という一節があったではないか!

こんな「覚悟も意気」もないこそ泥的「核武装」など、やる前から相手になめられて、逆に脅しのネタに使われるのが落ちである。愛国を語りながら、大和魂を汚さないでくれ!

かつて、人口としてはごく少数者にすぎなかった武士(侍 さむらい)たちが、道義・倫理観の体現者として他の多くの日本人の範となっていたが、彼 らは堂々と名乗りを挙げて戦うことをその矜持とした。大和魂を忘れたのか!

匿名なるこそ泥根性を、当り前のものであるかのごとく思っている今日の日本人。

つくづく、武士(侍 さむらい)という道義・倫理観の体現者たちの消滅が、いかに日本人をダメにしたかを思わずにはいられない今日この頃である。
- Count.7 (Last.2011/04/11 14:46) -


8. 復興作業をしながらこそ泥を  森山 - 2011/04/11(Mon) 22:27 ID:vpHtlugU No.366
投稿 森山

<復興作業をしながらこそ泥を>

僕は普段建設現場で働いてるのですが、同じ現場に入ってる他の業者の作業員の方から聞いた話しです。

その作業員さんの会社は既に被災地の方から復興の為の各種作業の依頼が来て、既に従業員を現地に向かわせて作業にあたっているととのこと。

被災地の皆さんは何も持たずに避難されている方々ばかりなので、瓦礫等の下からはお金がよく見つかるそうです。そのお金をポケットに入れて持ち帰る建設作業員が何人もいるそうです。

ただの泥棒と違って、復興の為の作業をしながら堂々と盗みをはたらくという質の悪い輩も沢山いるようです。 こういう情けない現実もあるようです。
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9. 黄門様の「葵の印籠」で解決?  後藤直也 - 2011/04/12(Tue) 10:17 ID:VrJ3XGZQ No.367
投稿  後藤直也

<黄門様の「葵の印籠」で解決?>


水戸黄門というテレビドラマが未だに人気が高く、視聴率もそれなりに高いのでしょう

30年以上前に夕方の再放送を観ていた記憶があります。悪人から貶められた善良な村人(民衆)は必死の抵抗空しく事態は悪化一途をたどります。

結局村人には解決できません、そこへ黄門様(お上、役人)がやってきて解決してしまうのです。

この様なパターンのお話(ドラマ)を何十年にも渡り支持し視聴する日本人のメンタリティーに疑問というより情けなさを感じます。

本来は村人(民衆)が自ら問題を解決すべく一致団結し民衆蜂起によって悪人を倒すストーリーに共感し、喜び、ドラマを楽しむ方が健全であると思うのです。

これでは、黄門様は常に正当な判断をするものだ、お上は間違うはずが無い、最終的には他力によって問題は解決されるのであって、村人(民衆)ごときには解決できませんよ・・・とも取れてしまいます。

島国気質な日本人にはこの様な遺伝子がもともとあったのでしょうか?

後藤直也
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10. 匿名の是非について  主権回復を目指す会事務局 - 2011/04/12(Tue) 12:17 ID:VrJ3XGZQ No.368
当会の「主張」投稿は匿名、実名にこだわりません。

事実を挙げて道理を説く作法で互いの理念を鍛え上げましょう。

宛先はinfo@shukenkaifuku.com までお願いします。

主権回復を目指す会事務局
- Count.2 (Last.2011/04/12 10:17) -


11. 論争とは事実を挙げて道理を説くことである  西村修平 - 2011/04/12(Tue) 21:13 ID:91t5JgtA No.369
西村修平

下記は<手放しで喜んでいいのか>へ“反論”(「甦れ美しい日本」メルマガ)があったのでお答えする。

<論争とは事実を挙げて道理を説くことである>

問題をねじ曲げては議論が成立しない



論争とは事実を挙げて道理を説くことである。双方が主張する意見並びに理念を闘わせることによって、お互いがそれぞれ鍛え上げられていく。従って論争に好き嫌いの感情論を持ち込んだり、ましてや実体のないレッテルなどをはりつけるものではない。

「事実を挙げて道理を説く」、この作法に従えば、いくら口角泡を飛ばしても感情の対立など生じないし、論争は競技終了のスポーツのように、爽やかさは残るが後味の悪さなど残らない。

ステルス左翼なる言葉が、何を言いたいのか定かでないが「実体」のない空疎を指すなら、それを具体的に事実を挙げて指摘すればいい。

因みに私は西村修平、主権回復を目指す会の代表さらには自由チベット協議会の事務局運営に関わって来ており、事務所も千代田区西神田に存在する。従って実体のない「ステルス」とかではない。歓迎するのでお出でなればいい。

当メルマガに掲載された<手放しで喜んでいいのか>は海外メディアとこの報道を絶賛する所謂「保守」派の考え方、メンタリティーを論考したものであって、哲学、宗教、マルクス云々を論じていない。

哲学、宗教、マルクス云々を論ずるのであれば別の場で、貴殿が問題を提起すればいいだけのこと。意図的か、論争に窮したか分からないが、提起した問題をねじ曲げては議論が成立しない。


小生の提起した論考の事実は下記に基づいている。

◆被災地で頻発するこそ泥の類の窃盗事件・・・、災害のどさくさに紛れた窃盗事件の多発は現地の警察が報告するように明らかである。
◆宮城、震災後の窃盗被害1億円 被災地で多発290件 ガソリン盗増加
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110330/crm11033011510003-n1.htm

◆上記の報道のように、ここの何処に我が国が他国に自慢する民度の、倫理観の高さがあるのか、人の不幸につけ込んだ火事場ドロボー、最も卑怯な行いではないか。これを演じている卑劣漢が他でもない日本人なのである。これら日本人、恥を知れ!と言いたい。

これは事実である。

この事実に基づき「 私はこの<こそ泥>根性、人の不幸につけ込んだ火事場ドロボー、こそが実は日本人の現代の堕落性を顕著に物語っているのではないかと思う」と問題を提起し、「極めて卑劣で卑怯である。この<こそ泥>が我が日本人の仕業でないことを私は信じたいが・・・」と読者への一考を促した。

しかしながら、この卑劣漢こそがわが日本人であることが明白な否定できない事実だった。ここの何処に我が国が他国に自慢する民度の、倫理観の高さがあるのか、人の不幸につけ込んだ火事場ドロボー、最も卑怯な行いではないか。これを演じている卑劣漢が他でもない日本人なのである。これら日本人、恥を知れ!との道理を説いたのである。


◆海外メディアは震災時における日本人の規律正しさ、整然とした行動、暴動、略奪に走らない民度の高さを「驚き」をもって報道した

<民度の高さ>は生命の存在が保証されている一定の条件で評価される倫理観であって、緊急避難時においては己の生命を危険にさらす事態などに該当しない。

喫水線スレスレの漂流船にしがみつく漂流者を、ボートのオールで追い払う行為を例に取ればお分かりの筈でないか。一人を収容することでボートが転覆し、何十人もの助かる命が海の藻屑となってしまう。こうしたことは「緊急避難」として世間にも周知されている。

民度とか倫理観の評価は、ある一定の条件で反対の側へ転化する。これは事実に基づく見解である。


文永、弘安の二度に亘る蒙古襲来時、元と高麗軍は上陸占領地点に野営するのではなく、夜間は海上に宿営した。これは死傷おびただしく劣勢におかれた鎌倉武士だったが決して怯まず、執拗なまでの野戦を継続、彼らに甚大な損害を与え続けていたからだ。従って元と高麗軍は、夜間は海上に釘付けにされていた。そうした状況のなかで、元・高麗軍は強風という神風に遭遇して壊滅したのが真相である。

神風が日本を救ったのではなく、鎌倉武士の不屈の戦いがあたから強風は神風に転化して日本に味方した。

これも見事なまでの「事物とか物事の概念はある一定の条件で反対の側へ転化」する例、対立面の統一ではないか。マルクス云々以前を論じている。

強風が一定の条件(鎌倉武士の野戦)で神風に転化したのである。鎌倉武士の不屈の戦いがなければ、神風はそよ風にしか過ぎなかった。


あなたがこの論争において
◆「対立面の統一」というのは哲学における普遍的概念ではなく、マルクスの唯物弁証法に特有の概念です

私は「対立面の統一」の概念などをここでは一切論じていない。マルクスも論じていない。数ある哲学用語の一つとして挙げたまでである。


◆「カントールのパラドックス」=ラッセルの背理)と数学基礎論における「ゲーデルの不完全定理」、カントールのパラドックスもゲーデルの不完
全定理も、大乗仏教と小乗仏教・・・・

私の述べた論考を批判するならば、固有名詞をあげつらうのではなく、具体的事実に基づく道理でもって、「これら日本人、恥を知れ」との問題提起を俎上にあげるのが筋であろう。

あなたがいくら、◆「カントールのパラドックス」=ラッセルの背理)と数学基礎論における「ゲーデルの不完全定理」、カントールのパラドックスもゲーデルの不完全定理も、大乗仏教と小乗仏教・・・を羅列したところで、議論は成り立たない。

論争は本棚に飾っている本の冊数を競うものではない。知識の羅列でもない。事実を挙げて道理説を説かなければ、万民を納得させることなど出来ない。知識をひけらかして、他者を恫喝していると疑われる。

見解が意に添わないとのことで、マルクスとか左翼のレッテルを貼って論争を回避するなど、これこそまるで<こそ泥>的であり、見苦しい限りだ。


◆今回のような大災害における庶民の行動には、祖先が潜在意識に植えつけた宗教的規範――日本人においては、神道と大乗仏教(小乗ではなく)――が現れると考えるのが自然でしょう。

あなたが仰るところの「祖先が潜在意識に植えつけた宗教的規範」だとしたら、<被災地で頻発するこそ泥の類の窃盗事件>をどう説明するのか。

災害時の<こそ泥>、火事場ドロボーは、日本が世界に誇る「祖先が潜在意識に植えつけた宗教的規範」と吹聴するのか。これを恥さらしと言わずして、何と言えばいいのか。

◆再びステルス左翼的な論考を投稿されることがあったら、本メルマ編集事務局の方は、掲載を拒否されるべきではと思います

挙げ句の果てに、編集事務局へ「掲載を拒否」まで依頼するとは笑止千万。己の道理に自信があるならば、西村修平の見解を事実に基づきその道理を完
膚無きまでに粉砕すればいい。

編集事務局へ「掲載を拒否」などと、実に卑屈な<こそ泥>的発想だが、ここは是非ともあなたが宣う<無限集合論に現れる「カントールのパラ
ドックス」=ラッセルの背理)と数学基礎論における「ゲーデルの不完全定理」によって証明>して貰いたい。貴殿の掲載拒否の理由、根拠を。

知識と知性は似ているようだが、別物である。知性とは立心偏に生きる、得た知識で如何に生きるかの選択である。如何に生きるかの理念が無ければ、得た知識は置物かまたは本棚を飾るただのコレクションにしか過ぎない。


主権回復を目指す会 西村修平

【参考】

<手放しで喜んでいいのか>という論考に関して:
http://melma.com/backnumber_133212/ 「甦れ美しい日本」メルマガ

 「対立面の統一」というのは哲学における普遍的概念ではなく、マルクスの唯物弁証法に特有の概念です。

 マルクスの唯物弁証法が宇宙の究極的真理の解明には通用しないことは、無限集合論に現れる「カントールのパラドックス」=ラッセルの背理)と数学基礎論における「ゲーデルの不完全定理」によって証明されています。  

その「究極的真理」を扱っているものが「宗教」です。

 今回のような大災害における庶民の行動には、祖先が潜在意識に植えつけた宗教的規範――日本人においては、神道と大乗仏教(小乗ではなく)――が現れると考えるのが自然でしょう。 マルクスの唯物弁証法などで分析される理由がわかりません。 

 多分、この論考の執筆者の方は、カントールのパラドックスもゲーデルの不完全定理も、大乗仏教と小乗仏教の違いもご存知ないのでは? 「甦れ美しい日本」というメルマガにマルクスの唯物弁証法による分析考を投稿されるのは、失礼ながら、 ステルス左翼なのではと疑ってしまいます。

再びステルス左翼的な論考を投稿されることがあったら、本メルマ編集事務局の方は、掲載を拒否されるべきではと思います。
- Count.8 (Last.2011/04/11 16:51) -


12. 「菅総理の視察が遅れを招いた」のウソ   香路田 - 2011/04/13(Wed) 10:30 ID:QxnMbayQ No.372
 菅総理憎しを煽る産経新聞の意図は

<「菅総理の視察が遅れを招いた」のウソ>

投稿 香路田


 震災後、菅総理がヘリで福島原発を視察、終了後、ベントが開放された。

 さて、この「総理の訪問」が、現場にいらぬ気遣いや混乱を生じさせ、もっと早くやるべきだったベント開放が遅れたのではないか・・・とする「推測批判」が、ネトウヨの間に湧きおこった。

「初動の遅れは、総理のくだらないパフォーマンスのせいだ!!」

 というわけだ。

 で、「そうではないか」という事で、自民党も国会で、この事を批判している。

 そして、産経自身も、それを追認する形で記事を書いていた。


【過ちを認めた産経】

 ところが、どうも最近の「検証記事」によると、事情は違っているようだ。

『原発事故1カ月…水失った原子炉、崩れた「神話」』 産経ニュース 4/9
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110409/dst11040908190006-n1.htm

 この再現記事を見ると、

「官邸の焦り」とは裏腹に、東電・保安院の「呑気さ」が浮かび上がる。

 むしろ、菅総理の「強い姿勢」がなければ、事態はもっと深刻化していた可能性が高いと思われる。

 そして、産経の3ページめには、ハッキリこう書いてある。

「 午前7時には菅が、後にベント作業の妨げになったと批判された視察に到着する。東電には首相に放射能を浴びせないよう配慮するような余裕はなかった。電源喪失で東電は弁を開けたくても開けられなかったのだ。」

 別の再現記事では、こうだ。

『(3)ベント作業 10時間ロスで致命傷』 産経ニュース 4/9
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110409/dst11040908340010-n1.htm

「遅れの最大の理由は、12日朝の菅直人首相の視察ではなく、電源喪失だった。東電は手作業によるベント開放に手間取ったのだ。」

 ・・・こうして産経は、「作業の遅れは、総理の視察のせいではなかった」と、ちゃんと記事内で認めたわけである。


 ところが、そこは産経。ここから腐った社説が飛び出すワケである(´Д`)

【イヤがらせでしかない、風評記事】

『【主張】大震災1カ月 国家再興へ総力結集せよ 菅首相の失政の責任は重大だ 』 産経ニュース 4/10
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110410/plc11041002340000-n1.htm

 この記事は、あからさまな菅政権批判であるが、その中身のひどさには、ジャーナリズムのかけらもない。

 1ページめから順に見ていこう。

「そうした強靱(きょうじん)な民力に加えて、警察、消防、さらに自衛隊が大挙して支援した。自衛隊の足りない輸送力は米軍が補ってくれた。日米同盟がみごとに機能したのである。日本の底力に諸外国が感嘆したゆえんである。」


 警察と消防が機能した。

 自衛隊も大活躍した。

 米軍も助けてくれた。

 それに外国が感嘆した・・・そうだ。


 はて、それらを取り仕切ったのは、「政府」ではないのだろうか?

 政府が機能したから、警察消防が生きたのではないのか?

 自衛隊の最高司令官は、総理ではないのか?

 アメリカが日本に尽くしてくれたのは、日本政府があったからでは?

 ・・・それなのに、どういう理屈でか知らないが、今回の復興の大活躍は「現場が頑張ってくれたから」と勝手に位置づけ、どういう理由でかは知らないが、「政府はダメだった」と書いている。

 まったく意味がわからないではないかww


 災害復興が機能したのでは? 効果があったのでは?

 それは「菅政権の下で」おこなわれたのだ。それとも現場は、指示を無視してたとでも言うだろうか? それはそれで大問題になるぞw


「この1カ月間の首相の問題行動は、震災翌日に福島第1原発を視察して「事故対応の初動に遅れが生じた」と野党から批判されたことなど、枚挙にいとまがない。」

 出ましたね、このムチャクチャな風評批判('A`)

 前日に、「菅総理の視察が、原因ではなかった」と書いた産経が・・・

 なんとまぁ、1日後に、コレである。


 だが、よく読んでほしい。

「初動に遅れが生じた、と野党に批判されたこと」

 つまり、批判された事自体が悪い、と言いたいようだ。

 どう考えても、根拠なく批判した野党が悪いのに、「根拠なく批判された総理」の問題にしようとしている。

「イジメはイジメられる奴が悪い」というか、「泥棒に遭うのは防犯をしてないのが悪い」というか、そんな理屈には恐れ入る。

 こんな新聞、とても子供には読ませられないな(´Д`)ていうか、これをもとに「枚挙にいとまがない」って


「最大の問題は、いまだにオールジャパンの態勢を組めないことである。官僚組織を束ね、その能力をフル活用せねばならない最高指導者であるにもかかわらず、官僚機構への不信感が先立つためか、使いこなしていない。


 そんなに問題はなかった菅政権相手に、産経が必死に見出そうとする非難の切り口は、「政治主導による遅れや混乱」のようだ。

 実際、そうした記事をいくつか載せているが・・・今のところ、「政治主導の問題点」とか、「官僚主導のほうがうまくいった」という検証もできずにいるようだ。

 仕方なしに、菅総理に怒鳴られてふてくされている官僚のグチなどを載せて、ネガティブキャンペーンをやっている(’ω’)

 だいたい、産経の言う「官僚機構」にまかせていたら、福島原発がどうなっていたか・・・自分で書いた事を、もう忘れているのだろうか、産経は?('A`)

http://ameblo.jp/kitanotabito/entry-10857326885.html

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13. 思想を問わず左翼大手労組に集結を  松本英志 - 2011/04/13(Wed) 15:45 ID:XF.t/tfU No.373
投稿 松本英志


<原発推進派は思想を問わず左翼大手労組に集結を>

●「反原発は左翼」なるステレオタイプは本当?


大手労組の「電力総連・連合」は原発大推進で、一方で「中核派」「たたかうユニオン」などは原発断固反対である。

電力総連 〜 「プルサーマル」を推進する電力総連
http://www.denryokusoren.or.jp/comment/kyusyu.html

左翼の大手労組は原発大推進で、左翼の過激派は原発反対とは!

その電力総連は連合の有力組合にして、民主党の有力な支持母体である。統一地方選挙にはその電力総連候補者(大半が民主党公認)が多数立候補して いる。中には元東電社員までいる。

こんな輩は許せない!原発推進電力総連推薦候補 〜 たたかうユニオンへ!
http://blogs.yahoo.co.jp/tatakau_yunion_okinawa/38181493.html


これでも「反原発は左翼」などと、ステレオタイプなことを言っていられるのだろうか?

原発推進の「保守」「右派」は、「左翼」の大手労組「電力総連・連合」といっしょに「原発」推進を続けたいのか?

原発反対か原発推進かは、左派VS右派などというステレオタイプではない!
- Count.5 (Last.2011/04/13 10:30) -


14. さくら満開の千鳥ヶ淵  西村修平 - 2011/04/13(Wed) 20:27 ID:M2k/QzoY No.375
例年ならば、九段下から千鳥ヶ淵界隈は花見客で歩行もままならない混雑だが、今年は寂しい限りである。

なかでも、千鳥ヶ淵戦没者墓園は人気もなく閑散として哀しくなる。それでも園内のケヤキは、今盛りと萌えだした若葉のさみどりに覆いつくされ、静謐のなかにも春の息吹に満ち満ちていた。

被災者への心情的配慮による自粛だが、この自粛が復興に如何なる効果をもたらすのかはなはだ疑問の限りである。自己満足の自粛が社会の“萎縮”にならないよう願いたい。


花と風 睦み合ひつつ 空を舞ふ はる終焉の 道行きならむ

定まらぬ 軌跡のままに 落花舞ふわが 皇国の行く末なぞらひ

国のため 生命(いのち)捧げし ひとのあり まことのこころ 映す春の灯

さくら満開の千鳥ヶ淵にて  西村修平 
       
- Thank you for your first contribution! -


15. 原発の猛火に油を注ぐな!日本の喫緊は福島第一の鎮火だ!!  松本英志 - 2011/04/16(Sat) 12:16 ID:pTqM/wlg No.378
投稿 松本英志

<原発の猛火に油を注ぐな!日本の喫緊は福島第一の鎮火だ!!>

  なぜ、「原発大推進・民主党政権」支持を表明出来ないのか?



●「原発の火を消させない」なる妄言を吐く諸氏は、即刻、「原発大推進・民主党政権」支持を表明せよ!

@反日左翼が仕切る「民主党」政権は、自民党政権をはるかにしのぐ「猛烈原発推進」政策を展開していることは明白だ。

原発政党民主党
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/126559297.html


Aなんと14基もの原発新増設を計画していたのは、自民党ではなく民主党だった。この事実は重大である。原発推進、反民主を唱える諸氏には、これに対する整合性のつく釈明が求められる。

もし、この点をスルーするなら極めて無責任であり、社会運動を語る資格がないと言える。

B政府、「エネルギー基本計画」を閣議決定、CO2を排出しない電源比率を倍増

2010年06月22日 政府は、経済産業省がまとめた2030年までのエネルギー政策の指針「エネルギー基本計画」を閣議決定した。

エネルギー 自給率と化石燃料の自主開発比率や、CO2を排出しない「ゼロ・エミッション」電源の比率を現状の2倍にするなどの目標を設定。少なくとも14基 以上の原子力発電所の新増設も盛り込んだ。

 エネルギー基本計画は2003年10月に策定。2007年3月に改定し、今回が2度目。近年のエネル ギー情勢の環境の変化に対応し、温暖化対策がより求められる中、エネルギーの安定確保のための具体策を示した。

「日本の電力を守ろう! 原発の火を消させないデモ行進!!」なる妄言を吐いている諸氏は、是が非でも「原発大推進・民主党政権」断固支持を表明す べきである。

以上だが、 もし心あたる諸氏らにおいて、この点をスルーするなら極めて無責任であり、社会運動を語る資格がないと言える。一時の憂さ晴らしではなく、原発をめぐる問題を一から勉強し、出直すべきと警告する。

●因みに私、松本は「脱原発」であって、反原発ではない。
- Count.2 (Last.2011/04/13 20:27) -


16. 消極的に支持  大阪・増木重夫 - 2011/04/16(Sat) 16:28 ID:zmyzrUnA No.379
投稿 大阪・増木重夫

<消極的に支持>

私は原発を支持します。しいて言えば消極的支持。

もちろん、原発より安全な熱源があればいいが、現在はない。その話と民主党支持とは全く関係ないと思います。

「打倒民主」は誰にも負けませんが、民主党にも支持する議員はいます。たとえば松原仁議員、吉田康一郎、高沢さん等々。

民主が「原発支持」なら、その部分に関しては、私は民主を支持します。
オールオアナッシングなど世の中にありえるわけはなく、賛成の部分と反対の部分、どちらが51%か、そこが問題だと思います。

白か黒以外にも答えはいっぱいあると思います。
それを探すのが英知ではないでしょうか。

私は、「原発賛成デモ」まではしませんが、「打倒民主デモ」は今後も続けるでしょう。

もちろん、 「日本の喫緊は福島第一の鎮火だ!!」は言うまでもありません
さて、皆様のお考えは?    マスキ
- Count.3 (Last.2011/04/16 12:16) -


17. 原発より安全な熱源が現在は無いという根拠を糾す   香路田 - 2011/04/16(Sat) 21:03 ID:Tmi6FHtk No.380
投稿 香路田

<原発より安全な熱源が現在は無いという根拠を糾す>

>増木さん
>原発より安全な熱源があればいいが、現在はない。

えっ?
今回の様な事故が発生したら放射能によって甚大な被害出て、しかも長年に渡ってその被害が続く原発の熱源である核燃料より安全な熱源が無い???

地熱という熱源は、今回の様な事故が発生しても放射能を撒き散らしません。
火力という熱源も石油であるから、今回の様な事故が発生しても放射能を撒き散らしません。

水力、風力、太陽光は、そそも熱源を必要としません。これでも原発より安全な熱源が現在は無いという根拠は何ですか?

------(参考)--------

毎日新聞「原発は不要。火力発電で代替できる」

1 (catv?) 2011/03/21(月) 07:14:25.34 ID:+tVqoA+P0●

■東電が再開を予定している主な火力発電所■

 ◇被災後、既に運転再開
大井   2基 東京都品川区  70万キロワット
千葉   1基 千葉市      36万キロワット
横浜   1基 横浜市      35万キロワット

 ◇4月末までに運転再開見込み
東扇島  1基 川崎市       100万キロワット
五井    1基 千葉県市原市  26.5万キロワット
袖ケ浦  1基 千葉県袖ケ浦市  60万キロワット
鹿島    4基 茨城県神栖市   320万キロワット

 ◇5月以降に運転再開見込み
広野    2基 福島県広野町  160万キロワット
常陸那珂 1基 茨城県東海村  100万キロワット

http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110321ddm012040045000c.html
↑の合計は907万キロワット
これだけあれば、福島第1、第2原発の計10基(909・6万キロワット)を完全に補うことができる つまり原発は不要

http://p.tl/MVIc

原子力発電は廃止の方向へ
工業生産を含めた日本の将来を考えた時に、原子力発電への出費は既存施設
の安全確保、老朽施設の安全な停止及び廃炉目的に絞り、新規の出費はメタン
ハイドレートを燃料とした発電やゴミ発電等の次世代火力発電に方向転換する
必要があります。その為に電力供給を民間任せにせず、国の事業として発電の
今後を考える必要があります。

元米国副大統領のアル・ゴア氏は、メタンハイドレートが地球を破壊する危険な 存在と警告しています。大嘘を発信し続けているゴア氏が危険と騒ぐ事実から
原子力に替わる最も有望な発電用資源である事を証明しています。
※メタンハイドレートは石炭や重油と違い99.9%以上純粋なメタンなので、環境へ の負荷も少ないと言われるガスタービン発電に適していると考えられます。

発電用ガスタービンの燃料は灯油、軽油、A重油、天然ガス、LPガスが使用でき ますので、メタンハイドレートが実用化される迄は既存の燃料で稼働が可能です 。

日本近海の埋蔵量は諸説ありますが、100年分以上は有ると言われています
ので 、その間に現時点では考えられない技術革新が進む事でしょう。
※現実に今夏の電力不足に備えて東電はガスタービン発電の新設を決定してい
ます。原発増設だけが安定した電力供給の唯一の選択肢と盛んにPRしてきたの
は、真っ赤な嘘であった事が今回明らかになりました。
http://www.wao.or.jp/maruyo68/runru/hanasi/metan/metan.htm

★>今夏の電力不足に備えて東電はガスタービン発電の新設を決定してい
ます。原発増設だけが安定した電力供給の唯一の選択肢と盛んにPRしてきたの
は、真っ赤な嘘であった事が今回明らかになりました。

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- Count.7 (Last.2011/04/14 07:40) -


18. 原発の火を燃やすなら根拠を示すべきである  松本英志 - 2011/04/17(Sun) 06:59 ID:oOQ0cub2 No.381
投稿 松本英志


原発の是非は好き嫌いの次元で論ずるものではない。

<原発の火を燃やすなら根拠を示すべきである>


相変わらず、増木氏が根拠のない原発擁護論を書いているので、以下の情報を投稿します。

投稿 松本英志


何故、原発は不要なのか。 以下は、それを具体的に解説しているものです。

大手ゼネコン鴻池組元社員 古舘真氏の【原発不要論・反原発】
http://www.geocities.jp/fghi6789/genpatsu.html

これを読んでどう考えられますか?

皆さん、意見を寄せて下さい。
- Count.8 (Last.2011/04/16 21:03) -


19. 原発の是非論争に考えること  後藤直也 - 2011/04/17(Sun) 07:11 ID:oOQ0cub2 No.382
投稿 後藤直也

<原発の是非論争に考えること>

原発の火を消さない と訴える方々は今現在の電力需要と供給のバランスの問題に鑑み、また左翼の反原発デモに対抗することも目的ではないでしょうか?

これをひとえに、ならば民主党を支持しなければ道理が無いと言うには無理が在ると思います。

反民主党であるならば民主党が推し進める政策には全て反対しなければならなくなってしまいます。私も原発は仕方なく認める派?でしたが、この事故をきっかけに迷っております。原発を否定するならば今までの原発電力によって享
受してきたであろう

夏のエアコン、サウナ、冷えたビール、つけっ放しのテレビ、その他諸々・・・これら全てを否定し、考え直さなければならなくなります。
- Count.9 (Last.2011/04/17 06:59) -


20. 地元・福島でデモを  山岡賢治 - 2011/04/17(Sun) 07:41 ID:oOQ0cub2 No.383
投稿 山岡賢治

<地元・福島で「原発の火を絶やすなデモ」をやれるのか>

>原発の猛火に油を注ぐな!

最もです。今は燃やすのでなく消さなければならない時、火事を煽るなんて、これぞネット保守の無責任だは。フクシマ第一の消火は世界が注目、見守っていますぞ。とにかく消火に全力の時なのは子供だって分かる。

百歩譲って、デモも良いでしょう。だけど、福島市や飯舘村などの避難区域で、果たして皆さん方がこの種の「原発の火を消させない」の原発支持のデモが出来るでしょうか。恐らく袋だたきに遭うでしょう。その覚悟がホントに出来ているのか。

山岡賢治
- Count.10 (Last.2011/04/17 07:11) -


21. 中共もロシアも、これから幾らでも原発を建造する  主権回復を目指す会事務局 - 2011/04/17(Sun) 18:24 ID:BwSrEtbo No.389
酒井信彦の日本ナショナリズム


<中共もロシアも、これから幾らでも原発を建造する>


2011年4月17日 10:58
http://sakainobuhiko.com/2011/04/post-160.html#extended

 東日本大震災によって、福島第一原子力発電所の事故が勃発したために、新聞には文字通り毎日々々、原子力発電にかんする記事が氾濫し、おかげで原発について勉強することができた。それによると、現在世界には、約440の発電用原子炉が存在するらしい。国別に言うと、やはりアメリカが最大で104基、第二位が原発で電力の80パーセントを賄うフランスが58機、第三位が日本の54機、第四位がロシアの32機といったところである。

. そのほかでは、韓国が21基、インドが20基、イギリス19基、ドイツ17基、中共13基などの数字がめぼしい所である。インドは意外に炉の数は多いが、発電量から見ると効率が悪い原子炉であるらしい。つまりインドは20基で478万キロワットなのだが、中共は13基で1100万キロワットである。

 フランスを除いて、スリーマイル島やチェルノブイリの事故で、原発に消極的になっていた欧米諸国、すなわちアメリカ・イギリス・ドイツなどは、地球温暖化問題を切っ掛けに、積極策に転じようとしていたところを、福島原発の事故で出鼻を挫かれたかたちである。とくに革新政権の反原発路線を、保守党政権が修正したドイツでは、そのショックが大きかったらしく、25万人の原発反対デモが出現した。

 ところで福島原発の事故が生々しく進行中なのにも拘わらず、原発政策推進を高らかに歌い上げた国々がある。それが例の新興国・BRICs諸国である。BRICsとはブラジル・インド・中共・ロシアの四カ国であったが、今回中共で開かれた会議から、南アフリカが加わり、最後のSが大文字になりBRICSとなった。4月14日に中共・海南省の三亜で開催された会議の後、共同声明が出された。

 その「三亜宣言」の内容としては、リビア問題の平和的解決、国連安保理の改革、そして原発政策の推進などが盛り込まれているが、時局柄最も注目されるのが、原発問題であることは言うまでもない。しかし朝日新聞は三亜宣言を独立の記事として取り上げず、リビア問題の長文の記事の末尾の所で、それに関連させて古谷浩一記者が付属的に述べるに止まっている。とくに原発問題については、「宣言はまた、福島第一原発事故で議論が高まる原子力発電について、『将来のBRICSのエネルギー構成の中で重要な位置を占め続ける』とし、先進国の一部に広がる脱原発の動きにはくみしない姿勢を訴えた」と記すだけであるのが、極めて印象的であった。

 では中共の原発推進政策はいかなるものであるのか。現在世界で建設中の原子炉は、65基あるのであるが(3月14日、産経)、そのうちの43パーセント、28基は中共一国のものなのである(3月28日、朝日)。現在が、13基・1100万キロワットであるから、飛躍的な増加策を実行しているわけである。そして原子力発電で2億キロワットを賄う構想があり、それは1基100万キロワットで計算すれば、実に200基にもなる(4月4日、朝日)。さらに朝日4月15日の、「原発ビジネス活況続く」の記事に使われている、
「2025年までの原発の新規需要」の図によると、中共63・5兆円、欧州26兆円、ロシア17・9兆円、インド16・6兆円、アメリカ15
・5兆円、中東11・6兆円、東南アジア8・8兆円、日本7・7兆円であるから、中共がまさにダントツで群を抜いている。

 ロシアについては、4月1日の産経の記事が詳しい。国外での原発ビジネスにも積極的で、2025年までに国内で24基を建設するだけでなく、国外で30〜45基を受注して、シェア20パーセントを獲得するのだという。この産経のロシアの原発記事で、とくに注目されるのは、「船上の原子炉で発電を行う『海上原発』の建造」を、12年の実用化を目指して進めていることである。しかもその第一号は、「過去に津波被害に見舞われている極東のカムチャッカ地方に配備する計画」なのであるという。

 三亜宣言を世界に表明したことによって、中共もロシアも、日本の原発事故の影響で、原発推進政策を放棄するような国でないことは、全く明らかになった。とくに中共は、現在高速鉄道網を驚くべき速度で作り上げているように、原発建造計画も確実に達成するであろう。ロシアも極東地方で建造するようになり、日本・韓国の原発も合わせて、東アジアとくに極東は、世界で最も原
発が密集した地域になるのは間違いない。

 それだけ原発が増加すれば、今回の福島原発事故を遥かに凌ぐ、真に重大かつ深刻な原発事故が多発することも充分予想される。つまり決して「想定外」ではない。中共の原発で重大事故が発生すれば、死の灰は偏西風に乗って、黄砂の如く日本列島に降り注ぐのである。
- Count.298 (Last.2011/04/17 10:20) -


22. 耳を傾けるに値する  松本英志 - 2011/04/19(Tue) 05:11 ID:4cKoIY/s No.391
投稿 松本英志

<耳を傾けるに値する>


●以前から「脱原発」の立場を取り続けている自民党・河野太郎代議士の主張

原発推進派が圧倒多数を占める自民党の中で、河野太郎代議士は以前から脱原発の立場を取っている。

最近のブログでは「再生可能エネルギー100%を目指す」という記事を投稿し、「日本の外では、再生可能エネルギーが驚くべき勢いで伸びている。 原発タリバンによる反再生可能エネルギープロパガンダから日本を解き放たなければならない」という言葉で結んでいるほどである。

他の問題についてはともかく、原発問題に関しては、以下の河野太郎代議士の主張は耳を傾けるに値するものである。

河野太郎のブログ

この夏、本当に電力は足りないのか
2011年4月12日 17:00
http://www.taro.org/2011/04/post-977.php

無計画停電は必要ない
2011年3月31日 00:15
http://www.taro.org/2011/03/post-969.php

再生可能エネルギー100%を目指す
2011年3月31日 22:16
http://www.taro.org/2011/03/post-970.php

再処理工場の稼働に反対する1
2008年6月 9日 09:20
http://www.taro.org/2008/06/saishori1.php
- Count.300 (Last.2011/04/18 01:54) -


23. 放射能「風評被害」についての私的な見解  森田 佐和子 - 2011/04/19(Tue) 05:47 ID:4cKoIY/s No.394
森田 佐和子

<放射能「風評被害」についての私的な見解>

大震災から早くも1ヶ月が経ち、福島での原発事故も依然収拾がつかないまま続いているが、震災自体や事故そのものよりも、事故による“放射能汚染”風評被害の方が遥かに深刻なように思われるのは、私だけではないのではないか。

私がこの問題に具体的な関心を持ったのは、ある友人の“つぶやき”が発端だった。

「今まで原発には賛成で、便利な生活も良かったが、事故で怖くなった。だからこれからは反原発!」 軽薄なようだが、これでもいいんじゃないの?(04月10日)

これに対して私は、高田純・札幌医科大学教授の調査結果発表を基に、4月10日午後2時の 時点での福島第二原発正門前の放射線量は、γ線が毎時35マイクロシーベルト、1日線量に換算して0.84ミリシーベルトで、チェルノブイリ原発の1/2000以下であり、福島県浪江町の1日線量は0.41ミリシーベルト、チェルノブイリ原発30キロ圏内の1/250、もちろん、高田教授自身もピンピンしているし、現地には家畜の世話をしに単独で農場に戻っている人もいて、住民87名の甲状腺検査でも特に問題はなかったと述べて、何とか友人らの不安を払拭しようと努めたのである。

ところが、これに対して友人らは「無害であれば、原発を東京に建てればいい」「風評被害が起きているのは、安全という発表が当てにならなくなったからだ」「今回の事故はチェルノブイリともスリーマイルとも異なる、『人類が初めて体験するタイプの災害』であり、被害が最終的にどのようなものになるのかは、ガンや白血病の発生率も含めて、20〜30年たってみないと分からない」「あなたは専門家なのか」「専門家でも様々な意見が存在し、避難地域を拡大すべきだという意見もある」などと、うろたえない奴はおかしい、とでも言わんばかりの応対ぶりだったのである。

そんな折も折、政府の事故評価がチェルノブイリと並ぶ「レベル7」に引き上げられ、今度は別の友人がそれについて不満を漏らし、「まだ隠していることがあるのではないか」と不信感を顕わにしてきた。

今回のこの「レベル7」評価が何を根拠にしてなされたのかは、私にはわからない。ただ、海外の専門家は、「レベル7」評価は「事故の深刻さが同程度という理由ではなく、放射性物質の放出量が規定値に達したため」であり、「福島とチェルノブイリの比較上の不一致は「『7』が広範な罪をカバーする」という事実からきている」としているのだが、総じてこれを「過大評価だ」としており、中には「レベル評価を含む政府の対応をこれ以上非難されないための政治的判断」「レベル7への引き上げは原発の問題ではなく、保険の免責
や財政上の問題と関係がある」という意見すらあったのである。

しかしながら、その一方で「深刻な土壌汚染」を声高に言い立てる手合いも確かに存在している。

その手合いとは、“環境保護団体”グリーン・ピース(GP)とそのGPにデータ提供をした今中哲二・京都大学助教授らだ。

今中氏は「3 月28 日と29 日にかけて飯舘村周辺において実施した放射線サーベイ活動の暫定報告」の中で、福島県南部の一番放射線量率が高い所で「毎時18〜20 マイクロシーベルトである。/村役場周辺を含む村内北西部の放射線レベルは毎時5〜7マイクロシーベルトで、伊達市方向へ向かう峠を越えると毎時2〜3マイクロシーベルトに減少した。村内北東部では、飯舘牧場付近の毎時4〜5マイクロシーベルトから大倉付近の毎時2〜3 マイクロシーベルトへと減少した。村の南部地域では、北部に比べて大きな放射線レベルが認められ、比曽川沿いの下比曽から蕨平にかけては、毎時10 マイクロシーベルトを超える放射線レベルが認められた。この地域での車内での最大値は毎時20 マイクロシーベルトであった。この地点おける車外道路上(地上約1m)の線量は毎時24 マイクロシーベルトで、隣接している畑地では毎時30 マイクロシーベルト」としているのだが、これらの数値は、いずれも高田純・札幌医科大学教授の挙げた福島第二原発正門前の放射線量(毎時35マイクロシーベルト)よりは明らかに低いものである。

そして、同助教授は13日に開かれた国会での報告会で、福島県飯館村で「毎時10マイクロシーベルトを超える放射線を確認」、同村は「放射線被害で人が住むのに適したレベルではない」と報告している。更に同助教授は、チェルノブイリと比較しても「重大な汚染状況になっていることは確か」とまで言い切っている。

更にグリーン・ピースは記者会見を行い、「論争は避けたい」と前置きをした上で、福島第一原発周辺で深刻な放射能汚染が見られたと発表している。
同会見によると、GPは4月4日から8日にかけて独自の放射線測定調査を行い、原発周辺10キロ圏では2.25マイクロシーベルトだったが、5キロ圏に入ると125マイクロシーベルトに線量が跳ね上がり、福島県内の野菜は1キロ当たり2万〜15万ベクレル、福島市内のスーパーで購入した野菜も1キロ当たり3400ベクレルと「全て高レベルに汚染され」、県内の土壌も地表で1平方センチ当たり2万7千キロベクレルの放射能汚染が見られたという。
会見では更に、原発周辺からの70キロ圏の人口集中地域は郡山市を含めてセシウムに汚染されていると述べてもいたのだが、「いわき市での線量は低く、毎時0.5マイクロシーベルトだった」と言ったところで「ザ・ザーッ」という“ノイズ”がかなり長い時間入って音声が回復しそうにもなかったので、私はその時点で当該会見映像を見るのを止めたのである。

これらの騒動を目の当たりにしているうちに、私は事故そのものや“放射能汚染”そのものよりも、全く別の懸念を覚えるようになった。それは、野菜その他への“風評被害”もそうだが、人的な“風評被害”即ち福島県民への差別に発展しはしないかという懸念である。

そうした矢先に、案の定「福島県民の入店を拒否する店が現れた」「タクシーでも乗車拒否があった」といった噂が流れ(尤も、これらについての真偽は定かではない)、更には福島県出身の児童がいじめを受けたとの報道がなされたのである。

そして、原発周辺の飯舘村は今年の農作物の作付け中止を決定し、“飯舘”ブランドの牛肉が消滅の危機に瀕しているという。
私がこのような懸念を覚えたのは、(今や忘れられた観すらあるが)一つには広島・長崎の被爆者たちに対する長年に渡る執拗な差別という苦い事実があったからだ。曰く「被爆者と結婚すると、奇形児が生まれる」――この執拗な“風評被害”が、実に戦後40年以上続いたのであり、これが差別に相当するということは一般には殆ど認識すらされなかったのである。

しかし、事実はどうだったかといえば、結局、二世以降を対象とした追跡調査では、胎児被爆の場合を除いて、奇形児が生まれた例は見られなかったらしい。そして、今回の原発騒動では、まさに現地福島の妊婦を中心とした若い女性が、子供を産むべきか否かで苦しんでいるという。

このような差別がなされた背景には、もちろん人類初の核兵器使用に対する恐怖が根本にあったのだが、それ以上に、“原爆”もしくは放射能汚染というと、おどろおどろしい話を興味本位的に伝えるばかりで、放射線についての正確な知識は殆ど教えないという教育の影響が非常に大きかったと言わざるを得ない。

そして、今回同種の問題が再燃したところから見て、戦後60年以上経過して、日本人はいかに進歩しなかったかが図らずも露呈されたともいえるのである。

尤も、こと原発問題に関する限り、海外(もしくは外資系)の専門家やメディアは至って冷静なようだ。
先述の「レベル7」にたいする評価もそうだが、4月20日号のニューズウィーク誌も“風評被害”の背景について冷静な分析記事を載せている。
中でも注目に値するのが4月11日配信のウォールストリート・ジャーナル日本版コラムで、これは気象庁の気象研究所が1958年から50年以上継続的に測定した国内の放射性物質量を挙げて「1960年代、土壌中に含まれるセシウム137とストロンチウム90の量は、2000年以降の平均値の何と1万倍を上回っていた」としているのである。この時期には米ソ両国が大気中で核実験を行っていた訳だが、その後も中国とフランスが核実験を行った際には、放射線量が「2000年代の1000倍レベルに増加した」という。(これと同様の記事が4月7日発売の週刊新潮 2011年4月14日号にも掲載されたようだが、生憎とこちらは未見である。)

核実験といえば、中国は1964年以降、実に46回もの地上核実験を行っている。

その際に汚染された土壌が、現在も“黄砂”として日本を含めた周辺各国に降り注いでいる筈だが、GPがこの問題を採り上げたという話は寡聞にして知らない。

つまり、GPや今中助教授らのやり方は、いかに善意に解釈しても、米ロ中の核実験といった、強大な相手に対峙することになる問題は看過して、原発事故のような、比較的叩きやすい相手を叩ける場合のみ騒ぎ立てることで、とりあえず活動しているという恰好をつけているのだとしか、私には思えないのである。

ここで私は一つ言っておきたい。デマをまき散らしたり、そのデマに踊らされて安易に騒ぎ立てたりすることは、それ自体反社会的行為であり、場合によっては差別をも誘発しかねないということから犯罪的行為ともいえるのだということである。

更にもう一つ、提案したいことがある。それは、今回のこの状態を受けて、臨時に福島救援の組織を立ち上げるか、それが無理でもせめて福島救済のキャンペーンを実施できないだろうか?

そうすることで、例えばデマへの抗議などを通じて謂われなき差別を是正したり、農作物等の作付け中止を撤回させて地方経済を破綻から救うことぐらいはできるのではないかと思うのだが、いかがだろうか?

もちろん、できることなら私が自分でこうしたことを実行したいのは山々なのだが、生憎とどうすればいいのか、その知恵も手段もない。どなたか、良いお知恵があれば拝借したいのだが、いかがだろうか?
- Count.303 (Last.2011/04/19 05:26) -


24. 未曾有の危機には「復興税構想」が相応しい  小野寺秀一 - 2011/04/24(Sun) 00:22 ID:/i0EMWeI No.399
<未曾有の危機には「復興税構想」が相応しい>

国家の復興は国民が等しく負担を


平成23年4月22日
NPO外国人犯罪追放運動 理事長代行 小野寺秀一

東北地方太平洋沖地震により、犠牲となられた皆さまに哀悼の意をささげ、ご遺族の皆さまに心からお悔やみを申し上げます。

 3月11日に東北地方で発生した未曽有の大震災と巨大津波による沿岸部の被災状況は、石原慎太郎氏の言葉を借りれば、退廃と自堕落にふけっている民への過酷な天罰だったのである。その徹底的な破壊の惨状は、あたかも経済発展に溺れた戦後の歩みと、科学を過信し先人の叡智を蔑にする民族の堕落を神が否定したかのようでさえある。

未曾有の大災害を受け、思想の左右を問わず正気を失い馬脚を現す者もいれば、受け容れがたい現実を直視できず幻想を抱き続ける者もいる。

一方で現実を突き付けられ、正気を取り戻しつつある者もいるように思える。復興構想会議の議長に抜擢された防衛大学校校長の五百旗頭真氏がその一人である。

以前の五百旗頭氏は、幹部自衛官を養成する防衛大学校校長という国防の要職に就きながら、所謂右の陣営から見て、売国的かつ自国を否定するかの如き妄言を撒き散し続けるまさに売国奴というべき存在であった。

私はこれまで氏の売国的妄言に賛同したことなど微塵も無い。しかしながら、復興構想会議の初会合において、氏が力強く提唱した「復興税構想」に関しては大いに賛同である。

国難に立ち向かう負担は全国民が等しくこれを担うべき義務である。「復興に要する経費は国民全体が負担する必要性がある」という理念は、救国の構想そのものであり、真の愛国者であるならば異議などあろう筈がない。この構想の前に、政治家、官僚などの派閥抗争、それらに取り繕う学者の跳梁跋扈を許してはならないのである。

まるで国難が五百頭旗氏から憑き物を払ったかのような愛国的かつ勇気ある提言である。増税を唱えれば当然反発がある。しかし、義捐金や所謂隠し財産などでこの国難を払うことなど適わないのである。我々は現実を直視し戦後の楽観を捨て去らねばならない。

災害の規模を反映し、国内の個人そして企業から莫大な額の義捐金が集まっている。そのこと自体は美しいことである。しかし私は善意を美しいと感じる一方で、その行為はやはり根本的に自国を救うものではないとも考える。

他国の災害支援と自国で起きた災害に対する救援・対応には自ずと違いがある。災害とは国家の命運をかけた戦争である。この災害という戦争に、博愛主義の発露などの善意で対処しては偽善とも受け取れかねない。税の控除を伴った善意はあくまでもチャリティーであり、国家の復興は“施し“などで為し得るものではない。


国家とは家族である。傷ついた家族を前に、誰かの善意を当てにするのが家族ではない。強固な意志、つまり責務を負って救えばこそ他人ではなく家族なのである。

国家における強固な意志とは何であろうか。それは国民の覚悟と負担である。この危機を自らの力で打開した時、日本人が真の国民となり、日本は真の国家として再生する。


五百旗頭氏の構想を受け、片山総務相と玄葉国家戦略担当相は揃って増税議論を牽制したが、低調な内閣支持率を支える為の発言だとすれば愚かな発想である。復興と日本の再生の為に増税を望まぬほど心ある国民は堕してはいない。寧ろ災害に乗じて、一般の消費者に割の合わない消費税増税を画策し、何に使うか不透明な財源を安易に確保しようとする腐った性根こそ国民は許さないだろう。

また、国民や企業に「気を遣い」いつまでも復興税導入をためらう必要性もない。政府の「無駄を削減し財源を確保する」というお決まりのセリフが、現時点で砂上の楼閣であるということを国民は皆理解している。急を要する状況下においてさえ不毛な議論を続け、我が国を疲弊させていること自体がまさに無駄そのものなのである。

早急に国民全体で負担するという理念のもとに、復興税を新設し全力でもって危機に臨むべき時である。政治に対する国民の監視の目はさらに強まるであろうが、そうした厳しい衆目に晒され、ようやく隠された無駄が見えてくるはずである。

「無駄」とは何か?それは国家を食い物にする輩である。

もしも未曽有の危機に直面して尚、税を減免し同胞を捨てて逃れようとする組織や個人が存在すれば、それこそ隠れた無駄であり削減すべき対象にしなければならない。

また、義務を課すことで、これまで自国に対してさえどこか他人行儀な戦後の日本人が、復興を通じて真の国民として覚醒すれば、力強い国家の再生を果たすまたとない好機である。それこそ、亡くなられた方々への何よりの弔いとなるであろう。

国益を託された政治家としての使命とは、ばら撒きでフラ付く国民や国家を蔑にする組織に「気を使う」ことであろうはずはなく、ただ全力で日本を守ることである。

今は早急に政官民が一体となり国家再生の意思を固く誓うべきである。誓いとは、厳格かつ責任ある復興税の運用であろう。私的な流用などは許されるはずもない。
 
五百旗頭氏の勇気ある提言に敬意を表する。「復興税構想」こそ、日本再生の誓いの「旗」とすべき時である。
- Count.9 (Last.2011/04/12 21:13) -


25. 奢侈におごる「保守」たちの原発擁護  松本英志 - 2011/04/28(Thu) 05:02 ID:Ben8dC0I No.417
投稿 松本英志

<奢侈におごる「保守」たちの原発擁護>

●「公(おおやけ)の心」を忘れては偉大な先人たちに顔向けできないぞ!

>「原発支持」が私の考えかたである。
>その意見の大前提として明確にしたいのは、
>『人間は一度手にした便利さ、快適さを捨て去ることは出来ない。』ということだ。
>今日我々が手にしている「便利さ」、「快適さ」を支えている
>経済・産業活動は必要電力の確保無くしては成り立たない。

これは、とある「保守」と思われる方のご意見である。

『人間は一度手にした便利さ、快適さを捨て去ることは出来ない。』とは、「至れり尽くせりでなければ、生きては行けない」ということか?

ここに観て取れることは、逆境下に置かれても「辛抱」も「我慢」もできず、欠乏と困難に耐える「克己心」も持ち合わせていないメンタリティー(精神構造)である。

「豊かさ」に慣れきった戦後日本人の甘えきって腑抜けた様でしかない!

こんな体たらくで、もしも北朝鮮と「戦争」という事態になり、飯も満足に食えていない北朝鮮人民軍の兵士と、「豊かさ」に慣れきった「保守の日本 軍兵士」とが戦うことになったとしたら、どういう結果になるか、推して知るべしである。

「辛抱」、「我慢」、「克己心」、「質素倹約」、「質実剛健」などという言葉を、この「保守」の方はご存知ないのか?

質実を旨とし、奢多に溺れることを潔しとせず、困難をものともせずに義に生きることを、我々日本人の偉大なる先人であった侍たちは誇りとした!

戦国時代、日本にやってきた白人たちは、庶民である商人よりも質素な暮らしぶりであった侍という支配階級の様を観て驚き、そして畏敬の念を持った。

物的には質素を心がけ、だが精神は高く保つ、これが侍だった。日本の偉大な先人たちがその生き様で示してきた日本人の誇り高き精神である。

この精神が、現在の「保守」を自認する人間たちに欠けらでもあるのか!


>原発を否定するならば今までの原発電力によって享受してきたであろう夏のエアコン、サウナ、冷えたビール、つけっ放しのテレビ、その他諸 々・・・これら全てを否定し、考え直さなければならなくなります。

こう述べられている方もおられるが、これも同様である。 

そのとおり、困難な状況に陥った時には、「これら全てを否定し、考え直さなければならない」のである! 

そういう事態のことを「有事」というのではなかったのか? 有事となっても「平時」と同じ暮らしぶりでいたいと願う? まさに平和ボケ根性ここにあり、である!

また、この人が根本的に間違っているのは「電力=原発」と思い込んでいることである。 原発は、火力・水力・風力・太陽光などと同様に発電方式の選択肢の一つにすぎず、「原発がなくなること、すなわち電力供給がなくなること」には全くならない!

さらには、原発とは決して火力・水力発電による「電力不足」を補うために始められたものなのではなく、「原発推進」のために、わざわざ火力・水力 発電を半分ほども止めてやっているという事実である。すなわち、大量の火力・水力発電所を遊ばせた上でやっているのが原発なので あり、まさに「ぜいたく発電」としか呼びようのない代物なのである。

「原発がなくなれば電力不足になる」などは、「原発推進」のための似非プロパガンダでしかない。こんなイカサマは、電力会社の「発電内訳データ」を調べてみれば一目瞭然である。

電力会社の「発電の実態」を調べてみようともせずに、どうして、こうも単純な「似非プロパガンダ」に騙されて、「原発がなくなれば電力不足になる」などと単純に信じこんでしまうのか。お粗末すぎて首をひねりたくなる。

まさか、「(本当に)電力が不足している(と思っている)から原発を続けろ」なのではなくて、「(今までどおりに、これからも)電力を浪費したいから原発を続けろ」、というのではあるまいね?

さらには「冷えたビール」など、原発など想像もできなかった戦前からちゃんと存在しており、当時は、また戦後のある時期までも、ちゃんと井戸水や 氷入りの水槽で冷やしたビールを提供していたのである。

原発どころか、電気そのものがなかった江戸時代でさえ、ちゃんと「涼をとる」ための知恵というものは存在していた。冬場の氷を冷やしておいて夏場 に提供するための「氷室」というものがあった。夏場には、江戸市中の庶民にまで氷が提供されていたのである。この「氷室」、発祥はなんと日本書紀が書かれた時代、奈良時代頃であったというからすごい。

夏場の江戸では、氷で冷やした水を売る「水屋」という商売まであったそうで、本当に我々日本人の先人たちの知恵とはたいしたものである。「冷水」を売る商売があったくらいだから、電気のない江戸時代に、夏場に「冷涼」(つまり、現代のエアコンに当たるもの)を売る商売も存在したのでは、と考えるのが自然ではないのか?

「保守」を自称する方たちには、近視眼的に今現在の事だけでしか物事を考えない。少しは歴史的な視野で日本という国のことを考えてもら いたいものである。

「つけっ放しのテレビ」など、物質主義に染まりきった「だらしなさ」から来る単なる電力の浪費にすぎず、こんなものは原発のあるなしに関わらず、 止めるよう心がけるのが「社会人たる大人の心構え」というものであろう。 これなど、電力云々以前の、生活態度の問題、社会常識の問題である。

このように、例に挙げた投稿のみではなく、原発に対する「保守」と称する者たちの言動に観て取れることは、原発そのものの是非の問題以上に、「原発の提供する「利便性、快適性」に依存しきり、そのことに対する反省というものが全くない。「保守」と称する現代日本人たちの、無自覚で退廃 しきった精神構造(メンタリティー)のあり方にメスを入れるべきである。

「辛抱」、「我慢」、「克己心」、「質素倹約」、「質実剛健」という言葉に象徴されているように、物を大切にするという精神を持ち、浪費、贅沢を 戒めてきたのが我々日本人の先人たちであった。しかし、現在の「保守」と称する人間たちには、この精神など皆無ではないか。

経済繁栄と物質中心主義に溺れきり、質実さも謙虚さも忘れてしまった現代日本人の不様な姿は、まさにあの「バブル経済」の時に頂点に達してたと言える。あの時の日本人の浅ましい様を観て、つくづく日本人がいやになったのだが、この「原発問題」に対する「保守」の言動を観るに、まさに「あの時の浅ましい様」がそのまま再現されている!

「電力が不足するから」だの、「エアコンが使えなくなるから」だの、「冷えたビールが飲めなくなるから」だのという、自分の利便、快適さしか考えていない言動の一体どこに、社会や国という「公(おおやけ)」を思う心があるのか!

自ら「計画停電」を実行され、あえて不便な環境に耐えて、国民と共にあろうと為されている天皇・皇后両陛下の姿勢とは、あまりもかけ離れているで はないか! 

何故、天皇が日本という国の象徴であるのか、その所以は、両陛下の「無言の言動」によって現されているのである。

公の心を忘れた「保守」連中には、「恥を知れ」、いや「それでも日本人か!」、否、「この非国民が!」と言いたい!
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26. 沈黙の春  西村修平 - 2011/04/28(Thu) 10:50 ID:8YQ26Q2c No.419

沈黙の春

    無機質なさくら舞ひ散る沈黙の春ひえ冷えとフクシマ第一

    虫 鳥も人間さえも見かけざる春沈黙のその名は FUKUSHIMA

    沈黙の春の憂ひを重たげに八重の桜は今年も咲きし

※参考『沈黙の春』
http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/519703.html
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27. 「この大災害に意味はあるのか?」という議論  上橋 泉 - 2011/04/29(Fri) 08:19 ID:nhqA4f2U No.420
上橋 泉(柏市議会議員 )

<「この大災害に意味はあるのか?」という議論が生まれてこないことの不
思議>

日本の歴史の中で記録されている限りでは最大の災害を受け、且、原発電事故の国民生活への持続的影響も考えると、世界の他民族が経験したことのない大震災を、この国の国民が受けていることについての道徳的反省めいた議論が、震災発生以来、1ヵ月半以上の時間が流れながらも、いっこうに生まれないことを不思議に思ってきた。

森羅万象を因果律で理解する思考形式は、カントが言うように人間に先験的にインプットされた基本的な認識の形式である。ここから、自然科学も、道徳も、宗教も生まれてきた。

例えば、モラロジーの創始者広池千九郎博士は、皇室が万世一系なのは皇室の先祖が最高道徳を実践してこられたからだと言うことを実証された。
倫理研究所の創始者丸山敏雄先生は、17か条の基本倫理原則の一つに「病気は生活の赤信号」(この場合の「生活」は精神生活のことである)を挙げておられる。

PL教の創始者御木徳一先生は、病気は神のみ知らせと説いた。

これは、日本に限ったことではない。キリストの弟子たちは、全盲の男を前に、「この男の目が見えないのは、先祖の罪のためか、本人の罪のためか?」という議論をした。

実は、この話は、キリストが因果律は「神のみ業が現われんが為である」と説いたところに、大きな意味があるのであるが、とまれ、不幸が罪の産物であると言う認識は、人類に共通する理解である。

ところが、なぜ、今、日本人は、「この大災害は何か天の声ではないのか?我々は何か大きな罪を犯していたのではないだろうか?」という議論をしないのだろう。

災害発生以来、繰り返し語られたことは、これだけの災害を受けながら、被災地では治安が乱れず、犯罪が発生せず、国民も嘆き悲しむことをしない日本人の道徳的高潔さに対する賛美の話ばかりである。
原発をどうするかという議論も、新左翼からの声を除いて、ほとんど生まれてこない。

民主党の基盤である連合にとって、日本から原発がなくなることは、産業の海外移転を生み、連合そのものの消滅を意味するからだ。このように、災害発生以来、日本人は思考を停止している。

国民相互の助け合いは大切なことであるが、「この大災害に意味はあるのか?」という議論は必要ないのだろうか?
日本人が道徳的に高潔な国民であるなら、「なぜ天がこれほど過酷な試練を日本に下したのか?」と考えるのが、筋ではないだろうか?

日本のインテリジェント・デザイン理論(「生物進化の背後に神の意思がある」という思想で、レーガン大統領などもこの思想の持ち主であった)の紹介者である渡辺久義京大名誉教授が、「自然災害に意味はあるのか? 」という問いかけを行っておられるのに、災害発生後初めて救いを感じた。

渡辺久義先生は、戦後日本の隠れたベストセラーであるヴィクトル・フランクル『夜と闇』を取り上げて、巨大な不幸に放り込まれた当事者は、その不幸は偶然なものではなく、何か深い意味があるに違いないと考えることの大切さを訴えておられる。

オーストリアの精神科医であったヴィクトル・フランクルは、ユダヤ人であるが故に、ナチスの収容所に入れられた。

彼は、人類史上稀に見るこの巨大な悪が自分に降りかかったことには、何か深い意味があるに違いないと徹底的に考え抜いた。
ヴィクトル・フランクルが、ナチスの収容所に入ったのは、彼がユダヤ人であるが為である。

これは、誰もが一致する理由であるが、それは表面的な理由であって、自分がそのような運命に遭遇したのは、自己の魂にとって何か本質的な意味があってのことではないのかと、彼は問い続ける。

人間の運命の分かれ目には、表面的な理由以上の理由などあるはずがないと考えると、個人にとっても、民族にとっても、運命は全て偶然の産物と言うことになる(ヴィクトル・フランクルがユダヤ人で、1930年代のオーストリアにいたということは偶然の出来事である)。

運命が全て偶然の産物と言うことになると、宇宙の運命の支配者は物理法則であり、運命に創造主はノータッチであると言うことになり、創造主は存在しても意味がない、結局、創造主は存在しないということになる。

今、日本人はこのたびの震災は天災以外の何物でもないと考えているようであるが、日本人がいかに道徳的高潔な民族であっても、運命の奥にある意味を考えない民族であれば、私は日本人が嫌いである。

上橋 泉
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28. 阿Qも絶賛! 櫻井よしこ女史の精神的勝利法  児島謙剛 - 2011/05/03(Tue) 12:15 ID:/NNAJlsc No.425
主 張

<阿Qも絶賛! 櫻井よしこ女史の精神的勝利法>

「日本賛美論」に酔い痴れる保守派の恍惚


平成23年5月3日
主権回復を目指す会 児島謙剛


「酔い痴れる(よいしれる)」とは、良くできた本質を突く日本語である。

確かに、これだけ「日本賛美のフルコース」を並べ立てられれば、「保守」は嬉々として酔い痴れるであろう。彼らには「痴」の文字こそが相応しい。

4月27日に開かれた「大震災復興支援『正論』講演会」(産経新聞社主催)における櫻井よしこ女史の講演の書き起こしを拝読した。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110427/trd11042723000025-n1.htm

ここから見て取れるものは、まさしく今般の大震災によって浮き彫りになった「保守」の欺瞞、まやかし、ごまかしに他ならない。

櫻井女史の誤謬として、以下の3点を挙げることができる。

【1.盲目的な日本人賛美】
女史曰く、大震災を通じて見えてきた日本人の姿は、この上なく立派であり、絶望してもおかしくない中で、沈着冷静で、思いやる心を忘れず、美しい助け合いの姿を見せてくれた、とのことである。

果たして、そうであろうか?

被災地で横行した数々の姑息な「火事場泥棒」「コソ泥」、人々の善意に付け込んだ悪質な募金詐欺、自分さえ助かれば後はどうでも良いと言わんばかりの身勝手な買い占め騒動・・・これらの一体どこが「沈着冷静で、思いやる心を忘れず、美しい助け合いの姿」なのだろうか?

人の不幸に付け込む輩は何処の国にも存在する。「火事場泥棒」なる言葉は歴とした日本語ではないのか。日本人が他の外国人に比べて格段に優れているわけではないのだ。

海外メディアがいかに日本を「絶賛」しようともそれは勝手であるが、日本人自身がそれに酔い痴れている場合でないことだけは確かである。


【2.盲目的な自衛隊賛美】
女史曰く、菅首相は自衛隊に「感謝する」と言ったが、それだけでは足りず、さらなる栄誉を与えなければならない、とのことである。

現場の最前線で、自衛隊の人たちが誠実に任務を果たしてくれているというのは、確かにその通りだろう。我々日本国民一人一人が内心で彼らに感謝の心を持つことには何の異論も無い。

しかし、他でもない産経新聞の報道によってもたらされた自衛隊の姿とは、以下のようなものであった。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110327/plc11032720480012-n1.htm

災害とは、すなわち「戦争」であり、被災地とは、すなわち「戦場」である。
戦場で戦う兵士にとって、遺体の収容とは避けて通れない任務であり、車座で痛みを共有しなければそれを遂行できないほどの脆弱なメンタリティーであれば、我々はそこにプロ集団としての矜持を見出すことができず、「国軍」の称号を与えることなど到底できはしない。

過酷な言い方に聞こえるかもしれないが、遺体の収容に従事した自衛隊員は、プロとして当然の職務を遂行したまでのことであり、それ自体が特別な賞賛に値するわけではない。

さらに忘れてはならない“事件”があった。

自衛隊が逃げた!深夜の避難所で大パニック起きていた。
【政治・経済】2011年3月17日(日刊ゲンダイ)
http://gendai.net/articles/view/syakai/129464

 14日の深夜。町全体が壊滅状態の福島県南相馬市の石神第一小学校の体育館には、津波から逃れてきた1000人もの住民が避難していた。燃料もなく体を寄せ合って眠っている中、突然、自衛隊がジープで乗りつけ、避難住民に向けて大声で叫んだ。
「私たちは上(北沢防衛相)の命令で退避するように命じられたので南相馬市から引き揚げます。これは私見ですが、福島原発は非常に危険な状況に
きていると思います」
 そう言うやいなや、隊員たちはジープに乗って去って行ってしまった。館内は騒然となり、避難住民は出口に殺到。止めてあったマイカーに分乗し、大
急ぎで福島市方面に逃げ出した。おかげで県道12号は大渋滞。ところがクルマは、規制の影響でガソリンが5〜10リットルしか入っていないからたまらない。みんな最初の峠あたりで次々とエンストしてしまった。
 この一部始終を目撃したのが、救援物資の運搬のために、第一小学校のグラウンドに止めた車の中で仮眠していたボランティアグループ「Gライズ日本」
の夏井辰徳代表だ。
「1000人が悲鳴を上げる大パニックでした。自衛隊が住民より先に逃げるなんて聞いたことがない。市役所の職員は『屋内避難の指示が来ているので体
育館から動かないように』と言っているのに、自衛隊には『危険だから退避せよ』と命令が下りてくる。(略)

未だこの記事は訂正が為されていない。「自衛隊が住民より先に逃げる」、この現実を櫻井女史はどう解釈するのか。

我々は自衛隊を否定または揶揄などしない。ご都合主義の礼賛に警告を発するのである。


【3.盲目的な原発賛美】
 女史曰く、日本の原発技術は素晴らしいものであり、原発事故は技術の失敗というよりも、東電と菅直人民主党政権による人災だ、とのことである。

 原発事故を通じて明らかになったことは、炉心熱や放射能、放射能汚染水に太刀打ちできず、原発をシステム全体として「使いこなす『能力』が日本という国家には無い」冷酷な現実であった。

 使いこなす=管理運用能力を含めて「技術」と呼べるのである。女史は、何を以って「日本の原発技術は素晴らしい」と仰っているのであろうか?

 ぜひ、具体的な事実を挙げて、その道理を説いて頂きたいものである。

 また、東電と民主党政権だけに責任の全てがあるかのように述べている論法も実に「保守」らしい。きっと、これを聞く側の「保守」の溜飲が大いに下がるからであろう。

 人災である側面を否定するつもりは無いが、その責任は原子力安全・保安院および原子力安全委員会等の官僚機構をはじめとする国家全体に及ぶ。

 利権構造、癒着構造に浸りながら強引に原子力政策を推し進めてきた元凶は、言うまでも無く歴代の自民党政権である。過去の自民党政権下における
失政への批判があってこそ、現在の民主党政権への批判が成立するのであり、前者を意図的に怠っているのであれば、それは片手落ち以外の何ものでもない。


 「愛国」に名を借りた盲目的な賛美は、ある意味、とても楽である。だが、そうではなく、目を背けたくなる現実を直視し、自戒し、警鐘を鳴らすことにこそ意義がある。それが真の愛国であると我々は考えている。ゆえに、上記3点に関して、我々は敢えて建設的な批判を展開してきたのだ。


 「教条主義」という言葉がある。辞書を引くと「状況や現実を無視して、ある特定の原理・原則に固執する応用のきかない考え方や態度」とある。

 我々「行動する運動」の使命とは、この「教条主義」を打破することにある。

  日本を貶めることだけを目的とした「教条主義的反日左翼」、日本を賛美するだけの「教条主義的保守派」、自らの意に沿わぬものに「反日左翼」のレッテルを貼る「教条主義的保守運動」など、主権回復を目指す会はこれらとは一線を画するのである。
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29. 東京電力社員(?)ネット上で「文句あるなら電気使うな!」  香路田 - 2011/05/05(Thu) 18:29 ID:ls.7g6f. No.427
賠償金を集めるため電気料金値上げで国民大激怒 / 東京電力を介して国民が賠償金を支払う仕組み?
http://rocketnews24.com/?p=93330

数百円レベルで電気料金の値上げが実行される可能性が大きくなってきた。これは東京電力が福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故の賠償金を集めるためで、民主党はこれを容認する方向のようだ。

電気料金の値上げが実行されれば、東京電力が賠償金を支払うとはいえ「東京電力を介して国民が賠償金を支払う仕組み」となりえる。

読売新聞は「福島第一原子力発電所の事故の賠償策を巡り、政府・民主党が3日、東京電力が負担する賠償金に充てるため、電気料金の値上げを容認する新たな仕組みを設ける方向で調整に入った」と報じている。

日本国民は電気料金の値上げに対して「節電のための値上げなら許すが、東電救済のためなら許さない」や「東電の賠償を俺らが肩代わりするのか。さすがやで」と怒りの声をあげており、大ブーイング状態となっている。
以下は電気料金値上げに対する国民の声である。
 
・インターネット上に書き込みされた国民の声
「これは暴動レベル」
「は? 何言ってんの?」
「日本が一つのチームなんですwww」
「全額俺らが負担か」
「東電職員の高給を維持する為の値上げは絶対に許さない!!」
「クズ共のケツを拭くために俺の財布から金を抜き取ろうなんていい度胸してますね」
「東電は企業努力という言葉を知らないんだな」
「東電の賠償を俺らが肩代わりするのか。さすがやで」
「ボーナスカットしてからの話。というか早く一回潰せよ。そこから再出発だ」
「こんな東電に甘い対応で次の選挙に勝てると思ってる民主アホ過ぎワロタ」
「間接増税とでも言えるような仕打ちですな」
「東電に責任取らせるのが先だろ。勝手に先回りして容認すんなよ」
「何で東電社員の高い給料を維持するために電気代あげるんだよ」
「その前に全国の電力会社のボーナスも無しにしろよ」
「やるなら社員の給料底辺並みにしてからが筋だろ」
「それでも暴動を起こさない日本人。マジで奴隷だね、社畜って言葉どおりだわ」
「税金で補償と同じじゃねえか」
「え? 東電ボーナスでるんでしょ」
「当然東電社員の給料は最低まで下げるんだよな?」
「義援金を募金するのやめるわ。どうせ電気代経由で取られるし」
「俺ら被曝させといて金までふんだくり。自分たちはボーナスが出ます。どこの王侯貴族だよ」
「ぶっちゃけ電気代が月数百円上がろうがどうって事ない。でもこんなもん納得できるか」
 
ほかにも「電気代上げるのか税金あげるかどっちか一つしか認めない。両方上げて美味しく吸われるのはもう我慢ならない」や「おいおい、東電社員より遥かに貧乏な生活してる地方民に負担させるのかよ。いい加減にしてくださいよ。日本汚しまくったテロ企業の分際で」という声が書き込みされていた。東京電力は地球規模の大事故を発生させておきながらボーナスが出ることが決定しており、国民の怒りは収まらない。

多くの国民は、とにかく東京電力社員のボーナスを100%カットしてから電気料金の値上げをするのが筋だと考えているようだ。そもそも、賠償金を支払うための電気料金値上げは許されない行為だと感じている人が多くい
るのは確かである。「補償をするというのはいい。だがまだまだ絞れるだろ。今の段階じゃ誰も納得しないよ」という意見もあったが、東京電力は徹底したボーナスと給与カットをしないと、電気料金値上げに対して国民の納得を得られないのは確かだ。東京電力がやることをやれば、数百円の値上げも受け入れられるのではないだろうか?

読売新聞は「電気料金の値上げは国民の負担増となるため、東電だけでなく、他の電力会社も含めて徹底したリストラを求めたうえで、賠償総額が見通せるようになってから値上げ幅を検討する」とも報じており、全国規模で日本国民から怒りの声があがりそうだ。

東京電力社員はインターネット上で「文句あるなら電気使うな!http://rocketnews24.com/?p=89942」や「一番つらいのは飲み屋で東電ですと言えない事http://rocketnews24.com/?p=89207」と発言するなど、物議をかもしている。すべての東京電力社員がそうだとは思わないが、こういう情報が次々と出てくると「東京電力は世間の人たちと考えがズレている」と思われても仕方がないかもしれない。


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30. 阿Qも絶賛!に同感  上橋 泉 - 2011/05/06(Fri) 05:13 ID:ElP87b5s No.430
To: NPO法人百人の会
Subject: 櫻井よしこ女史の講演内容批判

4月27日に開かれた「大震災復興支援『正論』講演会」(産経新聞社主催)における櫻井よしこ女史の講演内容を、主権回復を目指す会の児島謙剛氏が厳しく批判しておられるが、私はそれに同感である。
以下、その理由を述べたい。

櫻井よしこ女史が言われるように、日本人がそれほど高潔な民族であれば、なぜこれほどの災難を天は日本に落としたのだろうか?
天が人間を処罰すると言うのは、ユダヤ・キリスト教思想だと、保守派は言うだろう。

そうではない、日本人は仏教の因果応報を千年以上も信じてきたではないか。
因果応報からすれば、この災難に値する業を日本人が積んできたことになる。

櫻井よしこ女史には、この内省が全く欠けている。実に能天気な人だ。能天気な保守派は、この震災のことなど、2,3年もすれば忘れてしまう。

大東亜戦争の敗北について、左翼はその原因を軍国主義だけに押し付けてきた。

9条を守りさえすれば、戦争に巻き込まれることは無いと彼らは言ってきた。
左翼はなんと能天気な連中かと、保守派は批判してきた。

今回の震災について、 「日本賛美論」を繰り返すだけの保守派は、左翼の連中をあざ笑うことができるだろうか?

保守派は、本来なら津波だけの震災で終るはずだった今回の震災を大震災にしたのは、民主党政権の人災であると言っている。

自民党が政権復帰すれば、次に襲ってくる東海地震は、決して人災に拡大しない、大震災にもならないと彼らは言いたいのだろう。

左翼主義を封印すれば、日本は二度と大震災に見舞われることはないだろうと言うのは、9条の思想と五十歩百歩だ。

天の怒りは、いかなる備えをしても、それを上回る形でやってくる。常に、想定外で襲ってくると言うことだ。

阪神大震災から教訓を得なかった日本人に、天は再び処罰を加えたと私は思う。今度は、天の怒りを忘れないようにと、原発事故を発生させ、ここ数年は日本人が震災を忘れようとしても、忘れることが出来ないように天は仕組まれた。
ここから、左翼の方が早く教訓を学べば(それは不可能と思うが)、道徳において保守派に対する左翼の勝利となる。

保守派がそれを悔しいと思うなら、今回の大震災に込められた天の怒りを真剣に考えることだ。

上橋 泉
- Count.2 (Last.2011/04/29 08:19) -


31. 筋金入りの共産党員を転向させた自衛隊  主権回復を目指す会事務局 - 2011/05/08(Sun) 14:50 ID:8Evim/Yw No.432
主 張

<筋金入りの共産党員を転向させた自衛隊>

 自衛隊員は「自衛公務員」に成り下がるな!


平成23年5月7日
主権回復を目指す会 児島謙剛


今般の大震災および福島原発の事故を通じて、我々日本国民は、良きにつけ悪しきにつけ、改めて自衛隊の持つ圧倒的な存在感を認識するに至った。


自衛隊が逃げた! 深夜の避難所で大パニック起きていた
2011年3月17日(日刊ゲンダイ)
http://gendai.net/articles/view/syakai/129464

自衛官、原発怖くてパニック・逃走…懲戒免職
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110419-OYT1T01266.htm
2011年4月20日(読売新聞)

上記のような目を覆い、耳を塞ぎたくなる惨状があったことは確かであり、むやみやたらと自衛隊を賛美する風潮に対して、我々は自戒を求める警鐘を鳴らしてきた。

だが、未曾有の大災害という「戦争」状態の中で、多くの自衛隊員による獅子奮迅の働きがあったこともまた事実である。

講談社発行の雑誌『g2』第7巻に興味深い記事があるので、紹介したい。

佐野眞一氏によるルポ「東日本大震災と日本の希望1」の中で、日本共産党中央委員会の元文化部長の山下文男氏(87)に関する記載がある。山下氏は、岩手県陸前高田市の病院に入院中、東日本大震災の大津波に遭遇し、九死に一生を得て救出されたのだという。

その山下氏が、自衛隊に関して言及している一部を以下に引用する。

「僕はこれまでずっと自衛隊は憲法違反だと言い続けてきたが、今度ほど自衛隊を有り難いと思ったことはなかった。国として、国土防衛隊のような組織が必要だということがしみじみわかった。
とにかく、僕の孫のような若い隊員が、僕の冷え切った身体をこの毛布で包んでくれたんだ。その上、身体までさすってくれた。
やさしさが身にしみた。僕は泣いちゃったな。鬼の目に涙だよ。」

87歳といえば、時代が大正から昭和へと移り変わる頃の生まれである。山下氏は自身でも「鬼」と自称されているが、明治の世を生きた先人たちの薫陶を受けた、まさに筋金入りの、バリバリの共産党員であろう。

記事では、山下氏に関して、最後にこう結ばれている。

「自衛隊配給の毛布の暖かさに自衛隊は憲法違反だと言ったのは間違いだったと主義主張をかなぐり捨てて「転向」した元日共文化部長の率直すぎるほどの率直さ」

齢(よわい)87にして、自らの信念を捨てあっけなく「転向」してしまった。この山下氏の不甲斐なさを責めることもできるが、ここでは敢えてやめておこう。

それよりも、これまで散々憲法違反と言われ、時には「暴力装置」とも呼ばれ、いわゆる「冷や飯を食わされる」状態が続いてきた自衛隊にとって、鬼の共産党員である山下氏を「転向」させたことは、まさしくこの上ない最高の“勲章”に値すると言えるのではあるまいか。

我々日本国民は今、改めて自衛隊の存在価値を噛み締めている。だからこそ、私は自衛隊を「叱咤激励」したい。

自衛隊員は国家公務員であるが、くれぐれも国民の血税を貪るだけの「自衛公務員」に成り下がってはならない。今回のような自然災害を含めた「戦争」時において、国民の生命と財産を守る最後の砦としての国軍は自衛隊を置いて他に無いのである。

このことを強く自覚し、日々の任務に邁進して頂くことを切に願う次第である。
- Count.315 (Last.2011/05/06 10:54) -


32. 恥ずべき産経の第一面  甦れ美しい日本 - 2011/05/08(Sun) 15:53 ID:GgJnyyq6 No.433
平河総合戦略研究所メルマガ■□□(2011年5月5日 NO.925号)
☆☆甦れ美しい日本☆☆

☆恥ずべき産経の第一面☆

<ビン・ラディン射殺にはしゃぐ保守派の不思議>

 ビン・ラディン射殺について、日頃人権や法治を唱えている日本のマスコミその他の連中が平気でアメリカの暗殺部隊による丸腰のラティン射殺を歓迎しているのは不思議だ。
とくに民族主義派もこぞって賛成しているもの不思議だ。我々は決してラディンを崇拝しているのではない。
 ただ日頃法治国家などとふりまいている連中がラディン暗殺に限って賛成しているダブル・スタンダードが滑稽だと言っているのだ。

 大体ラディンが911の犯人だと断定しているのはアメリカであって、それを立証するものは我々には見えてこない。
 それが裁判のありかただろう。イラクのフセインを一方的に縛り首にしたアメリカは結局捏造したイラクなる悪の帝国の核開発・化学兵器・生物兵器など何一つ証拠がなかったのである。
アメリカが主張することならなんでもOK。イランはけしからん、反アフガン政府勢力はけしからん、イスラエルは正当だ!
 全く忠犬ハチ公とは日本のことだ。主体性ゼロ アメリカの鸚鵡返しのみ。中途半端な偽善の正義感と中途半端なパワーポリティックス まるで哲学も権謀術数もまるで皆無の学芸会政府がこのサヨク政権である。


◎奥山篤信 全く能天気な米国追随保守派たち!
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今回の関東東北大震災で、どの国が日本に対して実質良くやってくれたかと言うと、当然アメリカであることは間違いない。そして米国の政治家、官僚たちも役職を離れた人間としての衷心からなる哀悼の気持ちを表してくれた感動的な場面は数々あることにはある。
しかしこの事と米国の支援の陰にある、打算や謀略を疑いもなく受け入れるというのは日本の政治家やリーダー達が取る態度ではない。

こんな中で本日産経コラム正論の田久保氏の論評には、自衛隊の地位向上(この言葉にはもろ手を挙げて賛成である)の議論かとミスリーディングな題目の下に、何かアメリカにすがる様な、アメリカに頼る以外は日本が存在しないような卑屈な保守主義を感じたのは僕だけだろうか!田久保氏は日英同盟まで出して、陸奥の正論を引用しているが(陸奥の議論はそれ自体は正しい)、日英同盟の際の英国を引きとめるどれだけ努力したかを書いている。日英同盟が終了したのはアメリカの英国に対する働きかけであり、この点をどういうわけか田久保氏は避けている。この教訓はすがるような態度ではなく、冷徹にギヴアンドテイクの法則を見極め、現在の日米同盟なるものは(鳩山や小沢の発言が日米関係に影響を与えるはずもなく、アメリカは自国の国益だけに基いて日米同盟を考えているのであって、この点を田久保氏はアメリカを怒らさないようになど卑屈な心が見えているのである。つまり現実主義者は本質を見極めず短いレインジでの日米友好乾杯!でしかない。)結局アメリカとシナの結託による共同管理国たる日本というシナリオに向かってあゆみつつある長いレインジの危機のなかで、いかに日本の安全保障を根本から考えるのが先であって、集団的自衛権がそれを推進すると考えるのはまさに甘えに過ぎない。日本がアメリカの利益のために軍隊を、その戦争の是非を問わず派遣できるわけがない。対等な日米同盟などそもそも軍隊をあたりまえの形で使えない日本には資格がないのである。米・シナ同盟のシナリオの中でシナが日英同盟のときと同じようにアメリカに日米同盟を切るように裏交渉するであろう。アメリカはシナに日本を高く売るためにその下ごしらえをしていると見てよいのだ。

今回アメリカが日本を物理的に援助するにあたって、現実的に菅政府は何をコミットしたのだろうか?亡国のTPPであろうか、沖縄基地問題であろうか?アメリカには表面上の慈愛に満ちた態度の裏に、まさに復興支援のいう美名のもとに第二次日本占領政策を目論んでいると見て間違いない。これは日本の経済をとことん解体・破壊し、日本人の精神構造をさらに解体をさせ痴呆化する、マッカーサーの第二弾と考えるべきである。敗戦当時第三国人が日本の焼け野原を跋扈したアナロジーが今後日本全国にその姿を現すであろう。ドサクサに紛れた左翼政権の下、次から次へと新日本人を創り(移民、参政権)やがて歴史的に知的な優良DNAが混合され不良化することは目に見えている。

今日本がやるべきは、まさに近未来のシナの日本支配そしてアメリカの取引としての黙認のなかで、アメリカにすがるような態度はまさにこの道を助長することはあっても、日本の自主独立のために何ら根本的問題を解決するものではない。丁度バーの雇われマダムがミカジメ料を怖いお兄さんに支払い、他のお兄さんから守って貰うように!

下記田久保氏の論文を転載する。


杏林大学名誉教授・田久保忠衛 不当に低い制服の地位是正せよ

 ◆米国は同盟の模範演技を見せた

 同盟関係はこうあるべきだとの模範演技を米国は示してくれた。誰が命名したか知らないが、「トモダチ作戦」や米兵のワッペン「友」は泣かせるではないか。

 海の軍事力の象徴である原子力空母「ロナルド・レーガン」や駆逐艦などが行動を起こしたのは東日本大震災の発生した2日後、自衛隊と呼応して捜索活動、人員、物資の輸送に奮闘してくれた。沖縄の海兵隊が使用不能となった仙台空港をあっという間に修復し、三陸沿岸の孤立した場所に生活物資を運ぶ様子をわれわれは目にした。原発事故対策では、福島第1原子力発電所内部の映像を無人偵察機によって撮影、原子炉に注入する真水も運搬船2隻で供給し、「化学・生物兵器事態対応部隊」(CBIRF)が活動する。

 オバマ米大統領が「日米の友情と同盟は揺るぎない」との声明を出したのは、事件発生の5時間20分後だった。一段落した後の4月17日に、クリントン米国務長官は日本側関係者と会って、「日米の非常に強い絆を示すために来た」と述べたが、それよりも、宮中のお茶の会に出向いた同長官が御所の玄関先で出迎えられた天皇、皇后両陛下に気付いて感激し、いかにも嬉しいといった表情を示した場面は忘れられない。米議会、それに米国各地で開かれたチャリティなど、米国民が示してくれた善意には頭が下がった。

 ◆災害に「集団的自衛権行使」

 日米関係の法的紐帯は日米安全保障条約である。核心は、いずれかの一方に対する軍事攻撃(第5条)にいかに対処するかだろう。両国とも冷厳な国益の計算に基づいた政略結婚であって、軽はずみな恋愛結婚であるはずはない。ただ、政略結婚を支える信頼関係は同盟を盤石にするために不可欠だと思う。日本が直面した大災害を「共通の敵」と見なし、米国は国を挙げて「集団的自衛権」を行使してくれたと考えたい。

 日英同盟には、帝政ロシアの南下政策を阻止しようとの冷静な計算が双方にあった。陸奥宗光は同盟成立の6年前に、「英国は人の憂いを憂いて、これを助けんとするドン・キホーテにはあらず、同盟によりて日本の安全を保すると同時に、英国もまたその安全を保するの担保を日英同盟より得ざるべからず。もしこの担保を与うる能わずとせんや、英国は決して同盟の与国にあらざるなり」と述べている。

 当時の英国は、二次にわたるボーア戦争、ドイツとの対立、ベネズエラをめぐる米国との緊張の下で、ロシアの南下が中国における自国の権益を犯すのではないか、と恐れていた。

 日英同盟は両国の必要性があって結ばれたものだが、日本側は日露戦争で勝利を得た後にもどれだけ同盟を尊重し、英国の信用を得ようと努力したか。だが、国際情勢は日英両国にとり次第にロシアを「共通の敵」としなくなり、日米関係は対立の方向を辿ってしまった。同盟はワシントン会議で19年の歴史を終える。後の日本はさらに米英両国と対立、結局、先の大戦の結末を迎えてしまった。

 ◆民主党政権は同盟に定見なし

 日米同盟は、朝鮮半島、中国、ロシアなどユーラシア大陸を展望すると、まだ若い。が、これからどうするかになると、日本の新聞の論調は、「この試練は、日米同盟をより強固にする機会でもある」、「日米協力の成果を同盟の一層の強化につなげる道筋をつけてほしい」といった、いい加減な内容から一歩も出ていない。

 民主党政権は日米同盟について定見を持っていないと断言する。同党の小沢一郎、鳩山由紀夫両氏はついこの間まで日米中3カ国は正三角形の関係にすべきだと言っていた。小沢氏の主導で、日本の海上自衛隊はインド洋の給油活動を止めて、完全に引き揚げてしまった。鳩山氏は普天間飛行場の移設先を「県外または国外」と口走り、日米関係を台無しにした。菅直人首相はその時の「副総理」だったはずだ。自民党も罪は深い。集団的自衛権行使実現の一歩手前まで行きながら、決断できなかったのは、麻生太郎首相だった。

 日米関係の強化には、日本からの信頼関係強化の努力が必要で、それには国柄を変えるほかない。今回の災害をめぐる識者の諸発言の中で、ハッと思ったのは、台湾の李登輝元総統による「首相がリーダーシップを発揮するには、自衛隊の統合幕僚長と官房長官を従え、ヘリコプターから降りて災害地を一つ一つ見回るべきだ」との発言だ。制服と背広のトップを国民から選ばれた指導者が統率するという、民主主義国におけるシビリアン・コントロールの基本の型だ。戦後の政治家が当然のこととしていた制服の現在の地位は、他の民主主義国に比べて不当に低い。この是正こそが新しい日米関係の第一歩ではないか。

 「強い日本」と「強い米国」の不変の同盟が世界の平和と安定に役立つ。これこそ、アーミテージ元米国務副長官ら共和、民主両党の論客が11年前の報告の中で行った提言である。(たくぼ ただえ)
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33. 牙むく原発「司法も責任」  香路田 - 2011/05/09(Mon) 03:53 ID:vX51Yyms No.434
【 K 情報】 牙むく原発「司法も責任」 福島第二控訴 元原告

牙むく原発「司法も責任」 福島第二控訴 元原告
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011050890070647.html

 原発の危険性をあらためて浮かび上がらせた東京電力福島第一原発(福島県双葉町、大熊町)の事故を受け、政府は中部電力の浜岡原発(静岡県御前崎市)の停止要請に踏み切った。「原発は安全か」。周辺住民たちは四十年来、法廷に問い続けたが、多くの裁判所は「専門的、技術的評価は司法判断にな
じまない」と踏み込んだ議論を避けてきた。最悪の事故が現実化したいま、「不十分な安全対策を容認してきた司法にも責任がある」との声も上がる。

 原発はいつの日か 必ず人間に牙をむく/私たちがそれを忘れれば いつか孫たちが問うだろう/「あなたたちの世代は何をしたのですか」

 一九八四年、福島第二原発(福島県楢葉町、富岡町)をめぐる訴訟の一審で敗訴した時、今は亡き親友が詠んだ詩は現実となった。楢葉町の自宅から持ち出した色あせた詩集を手に、原告の一人で市民団体代表早川篤雄さん(71)はいま、怒りと悔しさに震える。「何のための司法か」

 自宅は第二原発から約六キロ、第一原発から約十六キロ。第一原発1号機の運転が始まった七〇年代初め、一帯では第二原発と広野火力発電所の建設が計画されていた。

 「原発はよう分からんが、火力の排煙は危ないんでねか」。公害を懸念して七二年、高校教師だった早川さんや農民、漁民ら百三十人余で町民組織を立ち上げた。科学者を招いて勉強を重ね、「原発の方が危ない」とはっきり分かった。

 国は七四年に第二原発建設を許可した。翌年、約四百人の住民が許可取り消しを求め、裁判が始まった。

 一審は十年近くに及んだ末、「手続きは適法だった」と住民の請求を棄却。二審判決は「基本設計は安全だが、現実の原発が安全かどうかは別問題」と言及したものの、結論は変えず、最高裁も退けた。「住民が最も大切だと訴えた危険性には耳を貸さなかった」と早川さんは言う。

 高校の同僚教師で、ともに原発問題に取り組んだ吉田信(まこと)さん(享年五十四歳)ががんでこの世を去ったのは、一審判決の三年後。「俺の骨になってけろ」。早川さんは火葬された親友の骨を口に含み、その後も東電や国、県に安全対策を訴え続けた。

 「津波で冷却設備が機能しなくなる」「過酷事故を想定して防災計画をつくるべきだ」−。裁判が終わった後も警告してきたのに、震災後に「想定外」を繰り返す政府や東電。心の中で「この期に及んで」と憤る。一方で政府が浜岡原発停止要請を決断したことは「事が起きる前にとにかく止めることが大事だ」と高く評価した。

 避難所や知人宅を転々とした後、先月半ばに落ち着いた福島県いわき市内のアパートには、自宅から運び出した原発関連の資料がどさりと置いてある。

 「命ある限り原発の安全性を問い続ける。けつまくって逃げるわけにはいかねえ」。わが骨となった親友とともに闘い続ける。後世に「何をしたのか」と問われないために。 (小嶋麻友美)

(東京新聞)
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★>多くの裁判所は「専門的、技術的評価は司法判断になじまない」と踏み込んだ議論を避けてきた。
★>裁判が終わった後も警告してきたのに、震災後に「想定外」を繰り返す政府や東電。心の中で「この期に及んで」と憤る。

利権分配集団(=原発を推進して来た「自民党」「官僚」「東電を筆頭にした関連企業」)は司法をも操って国民の反原発の声を抑圧し、己達の利権獲得のみに邁進して来た。
その結果がこれだ。
そして、この期に及んでも、利権分配集団(=原発を推進して来た「自民党」「官僚」、東電を筆頭にした関連企業」)は自らの過ちを総括し反省する事も無い。

こういう輩が今の日本という国の政を牛耳っている。そして、主権者である多くの国民は、この事実を認知する能力も喪失している。これが、今の日本の現実なのだ。

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34. 自公連携という売国連携  香路田 - 2011/05/11(Wed) 11:54 ID:GAczSTaM No.436
自公、復興本部参加を拒否=基本法案、10日にも閣議決定
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2011051000343

 自民党の谷垣禎一総裁と公明党の山口那津男代表ら両党幹部は10日午前、都内のホテルで会談し、東日本大震災の復興に向けて菅直人首相が野党に呼び掛けた「復興実施本部」への参加を拒否することで一致した。福山哲郎官房副長官が自民党の石破茂政調会長に打診した復興構想会議への出席にも応じないことを確認。自民党は会談後に開いた役員会で、こうした方針を正式に決めた。
 これを受け、民主、国民新、自民、公明の4党幹事長が午後に国会内で会談した。政府・与党は自公両党からの回答を踏まえ、復興本部設置などを柱とする復興基本法案を同日中にも持ち回り閣議で決定し、国会に提出する方針。
 自民、公明両党は首相の震災対応を厳しく批判しており、終盤国会で対決姿勢を強める構え。自民党は内閣不信任決議案の提出を検討している。このため首相の呼び掛けに応じれば、政権追及の手を自ら縛りかねないと判断した。(2011/05/10-13:38)
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自公連携という売国連携は全く変わらず続行していると。。。
やはり、自民党という党には、自らの過去を総括し反省し変革するという自浄意識が全く見られない。


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35. 偽善者の群れ 西原正という男  奥山篤信 - 2011/05/17(Tue) 21:09 ID:7mc3wKAQ No.437
◎奥山篤信 偽善者の群れ 西原正という男 
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産経新聞にまるでアメリカ政府のスポークスマンのような日本人の提灯記事が掲載されているので驚いた次第である。
ビン・ラディン暗殺をもろてをあげて絶賛しているのである。朝日が中国傀儡新聞とすれば産経はまさにアメリカ傀儡新聞といえるほど保守精神から遠ざかるこの正論コラムである。

この暗殺部隊はジェロニモ作戦と称すること自体、まさに現住民インディアンを虫けらのように殺戮して反省のないアメリカの独善であることを物語っている。第二次大戦で<猿>程度の人間とルーズベルト大統領も言って憚らなかった日本民族を国際法違反を無視して長崎・広島の核攻撃によるジェノサイドそして東京その他大都市の無辜の民間人を焼夷弾で焼き尽くしたかってのアメリカ、そして勝者の論理で事後法により戦犯と称して日本の指導者その他兵士をリンチ裁判で見せしめ処刑したハングマンのアメリカ、その他フセイン大統領に対しても同様、こんなアメリカの西部劇並みの<正義>を絶賛するこの西原という男の神経を疑うものである。アメリカと今後日本が摩擦に陥った際、アメリカは特殊部隊と称して日本で反米主義者をテロリストとでっちあげ即座に処刑する白紙委任状を西原は与えているようなものである。まさに見識を疑うとはこのことである。

<潜伏先では、急襲した米海軍特殊部隊に銃を向けた側近がいたし、ビンラーディン容疑者を守るために女性が盾になった。そのうえ、容疑者が丸腰だったことはその場では確信できなかったし、何よりも急襲部隊は彼が自爆するのではないかと思ったとのことである> ⇒アメリカ補佐官の女性が楯となったとしてビンラディンが卑怯者であるという低級なデマを最初から筆者は否定していたが、これは補佐官の嘘であったことはいまや明らかになっており、こんなデマに振り回される西原の見識が疑われる。滑稽なのは自爆だったらダイナマイトを腹巻にしているとしたら機関銃を発射してそれに命中するのと同じではないか!

<ビンラーディン容疑者の息子を含むイスラム教徒たちは葬儀慣習に反すると批判している。しかしビンラーディンが反米主義の象徴になり、それが国際政治を複雑化するのを防ぐには、水葬以外の適当な方法がなかったのではないか。>⇒まったく何故死体を破棄したのか裏の意味もわからずアメリカのやることには何でもOK。西原が一体どの国の国益を代弁しているのか滑稽である!パキスタン議会のアメリカ非難決議は当然である。西原のこいう姿勢は我が国の敵性国家中国はにんまりと、今後中国の日本主権侵害は大義名分をでっちあげればできるという委任状を西原は与えたのである。まさに国賊といえる。

 ≪なぜ米大統領を祝福しないのか≫⇒ここまで提灯持ちだとあいた口が塞がらないということで十分だろう。

北朝鮮の拉致に怒りをもつならアメリカと同様自衛隊特殊部隊を北朝鮮に向けて拉致首謀者の暗殺部隊を組織したらどうなんだ!西原よ!ご自分は法治国家を唱えているわりに、アメリカが国際的法治を乱してもそれを応援するまさに<安全地帯>に身を置いてアメリカに迎合して拍手する。まさに支離滅裂である。

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36. 利権分配集団(民主・自民)の犯罪を追及せよ  松本英志 - 2011/05/22(Sun) 08:03 ID:1wqieKFQ No.442
誰が国家を私物化したのか

利権分配集団(民主・自民)の犯罪を追及せよ

投稿:松本英志


温家宝、李明博、支那、朝鮮を罵るは簡単である。

しかし、その支那、そして南北から成る朝鮮による横暴、やりたい放題を、長年、許してきたのは誰なのか?

日本自身である!

経済中心主義で、ひたすら経済利益、経済利権ばかりを考えて、政治・軍事といった国家の基盤をないがしろにしてきたのは、他ならぬ日本自身である。

それも当然で、サンフランシスコ講和条約が発効する際に、日本の保守政権は「吉田ドクトリン」で、「今後、日本は経済中心で行く、軍事・政治はア メリカにお願いする」と事実上の国家主権放棄を行った。アメリカの被保護国となることで、政治的・軍事的にはアメリカの属国となる。その代わりに、経済的 に繁栄し、アメリカの保護の下で一国平和を享受して行く、という道を選択し、以来、現在までその道を辿り続けてきたからである。

この「戦後日本」とは、まさに政治・軍事の「国家独立主権」を持たぬ「経済繁栄自治領」だ。巨大経済発展「植民地」でしかない。

ここには経済の発展と、その反映である物的な繁栄はあっても、国家としての意志・矜持・尊厳といったものはない。それはアメリカとの同盟関係による「独立主権国家」「経済大国」と自他共に偽り続けてきたのであり、「戦後日本」なるものの実態である。

この根本認識を欠いていては、現在の日本が抱えている数々の問題の根幹に迫り、そして、この誤ったあり方を根本的に変えることは到底できない。

支那中共、南北朝鮮との関係、韓国には竹島を不法占拠され、かつて漁民を多数、殺害・拿捕され、北朝鮮には国民を拉致され、核ミサイルで恫喝され、そして支那中共には尖閣諸島を脅かされ、と。

そして、歴史問題、靖国問題と、この特ア三国からたびたびの内政干渉と恫喝を受けても、何ら自らの手でこれを解決できず、ひたすらこの三国に頭を 下げて恭順することしかできない「戦後日本」。

しかし、この不様で屈辱的な有り様の根本要因は、全て日本自身にあるのである。

隙を見せ、弱みを晒している国があれば他国はそれに付け込んで来る。だから極力、他国には隙を見せないよう図り、弱みがあればそれを補うよう図る。これを「国防」というのであり、これができない国は他国の食いものにされる、というのが「国際政治」の偽らざる常識なのである。

いかに経済で繁栄していようとも、軍事・政治という「国家独立主権」を持たぬ「戦後日本」が、周辺の特ア三国からいいように食いものにされている のは、しごく当然のことなのである。

しかし、いまだに経済繁栄しているだけの「植民地」であるという実態に自ら目を閉ざしている。そればかりか、それを自ら偽り続けている日本には、この不 様な状態から脱却しようという意志があるとは到底思えない。

だからいつまでたっても、経済利益・経済利権には敏感でも、政治・軍事、特にその要となる部分である「安全保障」に対しては、驚くほど無知にして 鈍感ぶりをさらけ出しているのである。

このことは、日中関係と原発政策にまさに典型的に観て取れる。

この両者、一見、全く別もののように見えながら、実はとてもよく似ているのである。

1972年の国交樹立、その後の日中友好、日中経済協力と続いてきた中共との日中関係、「戦後日本」はひたすら経済利益・経済利権ばかりを頭において中共との関係を深めてきた。

たしかに世界最大の人口を擁し、今や巨大経済市場となった中共との経済関係は経済的には日本に大いに利益をもたらしたであろう。それに平行し て、政治的・軍事的には教科書問題・首相の靖国参拝問題・南京大虐殺問題・慰安婦問題と、完全に中共に屈服し従属して行く道を辿り続けて今日に 至っている。

そして、今や日本を追い抜いて世界第二位の経済大国となった中共に、経済的にも従属するまでになってしまった。

まさに、経済利益、利権にばかり目がくらんで、実はひたすら支那中共の策略にはまって、それに従属する道を辿ってきたに他ならなかったのである。

一方で原発政策はどうか?

ひたすら原子力の未来、原子力は21世紀のエネルギー、という原子力のバラ色の夢ばかりにうつつを抜かして来てしまった。実に50数基ものアメリカ規格の原子 炉(当初は直輸入で、以降は日本の原子炉メーカーによるライセンス製造)を大量導入し、100%輸入のウラン燃料の実に33%をもオーストラリア (世界最大のウラン産出国)から輸入することで成り立っているのが原発大国の日本だ。

日本はアメリカ、フランスに次ぐ世界第三位の「原発大国」なのである。日本の原発政策とは、とても「日本も原発をやっています」などという レベルのものではないのである。

しかも、この世界第三位の「原発大国」は、世界最大の「地震・津波地帯」であるこの狭い日本列島に、実に50数基もの原子炉を稼動させることで成り立っている。

いったい、日本を「原発大国」にしたことで真に利益を得たのは日本なのか、それともアメリカ、オーストラリアのどちらなのか?

これまた、経済利益と利権にばかり目がくらんで、「安全保障」にはまるで無知で鈍感であることの証明に他ならない。

そして、この日中関係と原発政策の双方に共通するのは、国家を私物化し、その私利を「国益」と言いくるめて国民を偽り続けてきた勢力によって推進されてきたという点である。

この勢力は日中関係ではむろん、中共と結託してきたことは既に衆知の事実であるが、原発政策では、裏でアメリカと結託してきたと推測してもおかしくないのではないだろうか?

日中関係で利益を得てきた者たちとは、主に財界・官僚・政治家から成る集団であり、そして、これは原発政策にもそのまま当てはまる構図なのである。

日中関係では官僚勢力は外務省、財界・経済界勢力では大手メーカーであり、原発政策では旧通産省である現経産省であり、財界・経済界勢力では電力 会社と原子炉メーカー。そして政治家勢力ではどちらも共に与野党の利権政治家であるが、どちらもその主導勢力は官僚と財界であり、その取持ち役が政治家という構図であろう。

日中関係も原発政策も、共に財界・官僚・利権政治家からなる利権分配集団である。「売国奴」と呼ぶにふさわしい勢力であり、「国家の私物化」、という「植民地」の腐敗政治を絵に描いたような構図そのものである。

この利権分配集団の私益を「国益」と称して国民を偽り続け、それを国家政策の名の下に推進してきたのがまさに「戦後日本」の政治なる ものの正体である。

今現在、大問題となっている「国家公務員共済組合連合」KKRによる、支那中共大使館への首都圏一等地の売却問題も、この私益を「国 益」と偽り続けてきた国家私物化の利権分配集団による振る舞いの典型に他ならない。

植民地の売国奴である利権分配集団の私益を「国益」と偽り、それを「国家政策」の名の下に進めて行く、しかもその「国益」とは国家と国民にとっては「国損」でしかない。これが「戦後日本」という植民地利権政治、そして売国政治の実態である。

日中関係も原発政策も、共に売国奴利権分配集団の「私益」を「国益」と偽って進められてきた。

そして、この双方の売国政策が、日本を破滅に導く道である点で共通している。日中関係は中共による日本併合という結果を残し、原発政策は巨大地震・巨大津波で日本列島を惨憺たる状況に陥れている

国民が気付いてそれを正そうとする方向に動かなければ、「国益」という名の売国奴の私益追求のために、日本という国は文字通りに滅亡 してしまうだろう。
- Count.2 (Last.2011/04/28 05:02) -


37. 愛国「保守」は何処へ  主権回復を目指す会事務局 - 2011/05/27(Fri) 20:52 ID:qm0zxntg No.447
児島謙剛(主権回復を目指す会)


<愛国「保守」は何処へ>

〜組織的抵抗なき戦闘の終結〜


産経新聞が報じた直後の5月18日(水)から開始されたKKR(国家公務員共済組合連合会)によるシナ中共大使館への土地売却問題に対する抗議活動。


主権回復を目指す会では、計5日間にわたり、KKRが入居する九段合同庁舎→財務省→再び九段合同庁舎と場所を変え、冷たい雨が降りしきる中、真夏
の日差しが照りつける中、限られた人数ではあったが、早朝から夕刻まで力の限りの抗議活動を展開した。

しかしながら、力及ばず、最終期限であった5月25日(水)の午前中に、KKRとシナ中共大使館との間で正式な売買契約の締結に至ったことは周知の通り
である。


言い表しようのない“虚しさ”の余韻が漂う同日夜、私はこの問題に関する所感を述べた際、ある方から「そのように(保守を一括りにして)総括するのをやめて頂けませんか」との反発を受けた。

「保守」に対する批判の言葉が癇に障ったのだろうか? 定かではないが、いずれにしても、私は事あるごとに「保守」派や「自民党応援団」への批判を繰り返しているので、そういった方々から感情的な反発を受けることには慣れている。理性的な反論でなければ、特に意に介することは無い。

聞くところによれば、その方は、25日の午後、KKR前での抗議活動に参加されたのだという。愛国「保守」を自任する一員として、たとえ1名や2名でも抗議を敢行されたのであれば、それは評価に値する。少なくとも、何もしなかった人たちに比べれば
格段に立派だ。

しかし、以下のことには言及せざるを得ない。

日頃から愛国を訴え、「中国の侵略阻止」「尖閣諸島の死守」を声高に叫ぶ著名な「保守」系の団体であれば、たとえ平日でも、その気になれば、300名〜400名を動員することはできたはずだ。パイプを持つ国会議員に働きかけて、売却を阻止するために奔走することもできたはずだ。

だが、最後まで、そのような組織的な動きは見られなかった。これでは、「保守が何もしなかった」と言われても仕方あるまい。

これは感情的な好き嫌いの問題ではない。具体的かつ客観的な事実である。

上記の方もまた、この事実を受け止めなければならない。

かくして、日本人が組織的な抵抗を見せることなく、この領土の死守、奪還は完敗で終結を迎えたのである。

絶滅を免れた日本人、殲滅を免れたゲリラを自負する我々に今できることは、“虚しさ”に耐え、この現実を受け入れることに他ならない。
- Count.321 (Last.2011/05/25 17:10) -


38. 自民党の宿痾、それは権力欠乏症  主権回復を目指す会 - 2011/06/03(Fri) 10:50 ID:RlZ4tqKQ No.449
<自民党の宿痾、それは権力欠乏症>

発信箱:懲りない面々=倉重篤郎(論説室)毎日新聞 2011年6月2日 0時03分
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20110602k0000m070118000c.html

 自民党の悪い癖が出始めた。権力欠乏症である。長期間の権力不在に耐えられず、目の前に権力がちらついてくると、条件反射的に体が動いてしまう。

 17年前がそうだった。細川護熙政権をこれでもかとスキャンダル攻撃で追い込み、全く政策の異なる社会党と手を組むまでして、政権復帰を果たした。野党にいたのは10カ月。その間新しい理念や政策を磨き上げた形跡もない。権力に戻りたい、という起き上がりこぼし的な本能が勝っていた。

 今回の「不信任」戦術も同じ臭いがする。菅直人政権の原発対応が悪かった、と重箱をつつき回し、考えの違う小沢一郎民主党元代表勢力をあてに政局作りをしている。

 今回さらに罪作りなのは、不信任案採決後の展望を明確にしないまま、本能に任せて動いていることだ。菅氏の後にどういう政権を作るのか。誰が首相で、衆参のねじれ解消のための態勢をどうするか。政権の方向性も含め、混乱しか見えてこない。

 もちろん、菅政権にも問題がある。権力不慣れ症と呼ぼう。権力の行使が下手くそなのである。国の仕組みの把握、官僚操縦術が未熟だし、小沢元代表ら身内をまとめることもおぼつかない。野党経験が長かったから、という言い訳はそろそろ通用しない。

 では、どちらの病がより深いのか。やはり、自民党ではなかろうか。菅民主党は日々必死になって権力行使術を学び与党として自己成長を遂げればいいだけだが、自民党にとっての権力の誘惑は死に至る病に近い。ポストと権限とカネが忘れられないのである。与党内野党の小沢元代表も同様だ。

 だが、ここは自民党にとってはこらえどころだ。戦後半世紀に及ぶ権力の行使を真摯(しんし)に総括し、この国難の真の解決のため、野党としてじっくり日本の新しい国の形を構想する時ではないのか。
- Count.62 (Last.2011/05/26 10:56) -


39. 「黒田逮捕」からみえる国家権力との蜜月  主権回復を目指す会事務局 - 2011/07/26(Tue) 19:44 ID:klQ.vFzg No.457
闘うべき相手は誰なのか

「黒田逮捕」からみえる国家権力との蜜月

2011.07.23 Saturday 事件/事故/災害 12:16 comments(9) trackbacks(0) by まき やすとも

「村八分」と言うのは、主に地方などの地域社会において、対象者となる家とは全ての交誼を立つけれども、 逆に言えば二分は残すという意味である。
十分の二であるところの葬儀と火事においては地域が協力して、葬祭・消火にには協力します、ということ。
 政治運動において、それと似た考え方を用いるならば、「ああいう愚かな奴は相手にできない」、と匙を投げる事があっても「逮捕」においては別。
 国家権力によって囚われの身となった以上は、救援のためには協力を惜しまない。

身柄を拘束されている警察署等に対する激励街宣くらいは実行しなければならない。

 しかし、7月20日の黒田大輔の場合においては、いささか躊躇しなければならない要素が多すぎる。
 どんなバカをやっていても創価学会に対する攻撃によって逮捕されたのであれば、行動そのものは別にしても、そこに至るまでの主旨や心意気に対して汲み取るできものはあろう。
「国家権力及びそれを操る創価学会に屈するな」と、留置場に向って檄を飛ばすところである。

私の昨年3月の逮捕に際しては、黒田も野方署に対する抗議、私が主催することになっていた、公明党決起大会に対する中野駅前街宣にも参加し、果敢に行動してくれた。率直に感謝している。

 だが、今回の逮捕は仲間割れによる誹謗中傷合戦の結末と聞く。
地元、千葉県内において嘗ては行動を共にしていた人々との人間関係からくる諍いで、相手をインターネット上で中傷したらしい。
「らしい」と書いたが、実際には色々と根が深く論じるべきこともあるのだろうが、私としてはそのような、込み入った内情に対し眼を向ける余裕もないし、知りたいとも思わないので、仄聞としての情報程度で判断させていただく。

 普通なら相手をインターネット上で「元ヤクザ」「パイナップル頭」と書いたくらいで逮捕されることはないだろう。
 それに相手も在特会の幹部として、活動に従事している立場。市井の市民とは言えないだろう。
 聞くところによると黒田が名誉毀損の証拠となる「PCを捨てた」とか、「証拠を分散して隠した」など、自らの動画配信で情報を発信していたことが、警察からみれば証拠隠滅と認められたとか。
 または過去2回、警察の事情調書においても1枚も調書を作成させなかったことを自慢していたとか。
逮捕に至るまでの要因があったのだろう。
 そして逮捕当日の産経新聞においては「逮捕する方針」と報道された。
 警察が産経だけにリークしたものか、他紙にも公表したが、他紙はニュスバリュー無しと無視したのか明らかではないが、この報道によって創価学会信者等、黒田逮捕を喜ぶ輩が付き纏う中で身柄を拘束された。

 黒田逮捕という事実だけを捉えて、歓喜する向きもあろうが、この事態に一番留飲を下げているのは創価学会である。
 組織内における男女間のトラブルを発端とした内紛が原因であると聞くが、いささか次元の低い話である。
 その結果、唾棄すべき国家権力に対し、「あいつを逮捕してください」と、訴えでた事に対しても、反体制勢力として政治活動に邁進する立場からは理解できない。
 黒田に対しては共同で被告となっている裁判においても弁護士費用の分担金不払いなど、常識外れの狼藉もある。
「ふざけたことやっていると、ただじゃおかんぞ」と、一喝。
 一発くらい喰らわせてやってもいいところだが、そうなれば黒田とて警察に駆け込むことは明らか。
そこで、無駄な時間と労力を消費することは得策ではないと考えた。

 いずれにしても、在野における政治活動に対し、国家権力を介入させることは得策ではない。
 特に警察や裁判所というのは、創価学会の影響下におかれた機関。
公正な裁きが期待できない事は承知している。
 故に、産経新聞へのリークという創価学会に媚びる結果での逮捕劇となった。
 まあ、同じ状態で黒田が告訴したとしても警察は相手を逮捕しない。それは私が告訴した場合でも同様。
 しかし、在特会側の人間が告訴したことで警察が動いた、という事実は大きい。
そして今般、ここに「創価学会を批判する人間が一人名誉毀損で逮捕された」、という既成事実が残された。

 今の世の中、警察やそれを牛耳る創価学会側との蜜月な関係を保持することで、国家権力を味方に引き込む、またはお目こぼしを受ける、といった構図が完遂しようとしていると、観たらどうだろうか。
 黒田を告訴した側はそこまで考えていないかもしれないが、少なくとも単純に「敵の敵は味方」程度の認識はなかっただろうか。
 国際政治もしかりであるが、この「敵の敵は味方」ほど危うい発想はない。
 我が国周辺に反日国家が存在するからといって、それらの国々と敵対する国家を親日友好国であるかの如き錯覚をする向きが特に保守系の人々に蔓延してはいないだろうか。

 それは思想運動に立脚した上での政治活動ではないから、自らの立つ基盤が見えていないためであろう。
 日本が、そして自らが何を目指しているのか。如何にあるべきなのか。
 そのために今、拳を振り上げて闘うべき相手は誰なのか。これを明確に意識していなければならないのだ。
- Count.326 (Last.2011/07/26 09:05) -


40. 日米安保と原発は「米領日本」植民地体制の二つの要  松本英志 - 2011/09/02(Fri) 01:39 ID:L7XBD4vQ No.461
投稿

日米安保と原発は「米領日本」植民地体制の二つの要 〜 その導入史に観る原発の本質

●「平和のための原子力 (アトムズ・フォー・ピース) 」

原水爆という核兵器の悪イメージを塗り替えるために、アメリカによって仕掛けられた「平和のための原子力 (アトムズ・フォー・ピース) 」なる世界キャンペーンの
目玉として推進された原発。

この「平和のための原子力」は、広島、長崎に次いで第五福竜丸の惨禍を被った日本人の脳裏から「核兵器の悪夢」を消し去り、「夢の原子力」として 受け入れさせ
る逆転劇の主役として絶大なる威力を発揮し、日本人を原子力信者に仕立て上げる役割をみごとに果たしたのである。

こうして、アメリカ製の原子炉とアメリカ製の核燃料による原発路線というレールが日本に敷かれることとなった。

そこには、アメリカと結託して、まだ広島、長崎の記憶が生々しかった当時、この「平和のための原子力」の大キャンペーンを行ない、根強かった日本 人の反核・反米感情を押さえ込んで、原発という巨大利権の導入を成功させた者たちがいた。読売新聞社社主にして日本テレビ社主であった正力松太 郎、新進の国会議員であった中曽根康弘らである。中曽根が一連の原子力法案を成立させ、正力が政財界を動かして原発導入を実現させたが、この二人 の背後にはアメリカ原子力界の有力者たちとCIAがいた。

アメリカとその共犯者たちの手によって日本に敷かれたこの原発路線というレールは、後に田中角栄によって日本全国に拡大されることとなる。

広島、長崎で瞬時に三十万人を殺戮した大量殺戮兵器が、「原発」という「兵器の姿を隠した原爆」に装いを変えて再び日本列島に到来し、今度は目立 たぬようゆっくりと、じわじわと日本人を放射能で殺し続ける、というおぞましい歴史の連続が現出してしまったのである。

●原発信仰に染まりきった「保守」「愛国」なる勢力

原爆被災者、そして原発被災者の惨禍を省みようとはせず、ひたすら原発なるものを信仰し推進し続けようとしている「保守」「愛国者」なる勢力がい る。原爆被災者の悲惨を訴えればそれを「核アレルギー」と嘲り、長年にわたって原発の放射能障害に晒されてきた底辺の原発労働者たち、そして今ま さにその渦中にある福島原発事故被災者たちの悲惨を訴えれば「放射能は安全」と偽り、多くの日本国民を放射能の惨禍に晒して平然としている者た ち。まさに人非人と呼ぶべき者たちである。

この「保守」「愛国者」なる勢力は、原爆投下というアメリカの非道を「日本の侵略戦争犯罪への報い」とすり替えている反日共産主義者の欺瞞ばかり を言い立てているが、この日本の国土と国民を放射能の惨禍に晒して平然としている者たちもまた「原爆投下を肯定するアメリカの共犯者」であり、 「日本を放射能で滅ぼそうとする者」たる似非愛国者である。

この「原爆投下を肯定するアメリカの共犯者」である似非愛国者たちの中には、原発の導入を「核武装の土台」としか考えられぬ者たちがいるようで、 愚かにもそれが「兵器の姿を隠した原爆」を仕掛けられ、自らが潜在的な被曝者となってしまった事には全く気付いていない。「平和のための原子力」 によって、世界最大の地震列島である日本の各地にいつ爆発するかわからない「原子炉時限爆弾」が多数仕掛けられてしまったという、恐るべき事実を いまだに理解できないのである。

●「米領日本」植民地体制の要を成す日米安保と原発

「戦後日本」の歴史は、1952年(昭和27年)4月28日のサンフランシスコ講和条約発効と共に始まったが、「講和条約」ではなく「日米安保条 約」と共に始まったと言い換えた方がその実態に即している。

吉田ドクトリンで政治・軍事をアメリカに委託し経済のみに専念するとした日本は、建て前上の「主権回復」とは裏腹に、「日米安保」体制の下、この 時から植民地「米領日本」となったのである。占領期にその基礎が築かれたアメリカの対日政策は、ここに本格的な植民地政策として始動し始めた。

「日米安保」に次いでアメリカは、「平和のための原子力」という名目で日本人に原子力を認知させる事に成功し、広島、長崎、第五福竜丸の核の負の イメージを塗り替えて「原子力の平和利用」という核の正のイメージを原発なるものの普及によって日本人に植え付け、日本列島に「兵器の姿を隠した 原爆」を植え込んで行ったのである。

こうして、軍事力と核エネルギーというアメリカの二つの力のシンボルから成るレールが敗戦国日本に敷かれ、アメリカはその傀儡となった日本の「保 守」勢力と結託して、そのレールの上に巨大なる利権構造を創り上げ、経済収奪を行なう植民地「米領日本」体制を確立した。植民地「戦後日本」はア メリカの極東における軍事拠点であると共に、「経済大国」なる表看板の下で「アメリカの金庫」としても機能するよう仕立て上げられたが、原発とい うその規模が数十兆円に昇る巨大利権が、日米安保に伴う巨額の軍需利権と共に、その金庫を稼動させ続けるために敷かれたレールの要の一方を成して いるであろうことは、想像に難くない。

だが、「在日米軍」というアメリカの姿を露にした日米安保とは異なり、福島原発事故でGE(ゼネラルエレクトリック)というアメリカの代名詞が広 く衆知されるまで、ほとんどの日本人はアメリカの姿を背後に隠して進められてきた原発の正体を知らなかったのである。

この巨大なる利権構造に日本の政官財の有象無象が群がり、その利権ベースで全ての事が進められてきたのが「戦後日本」と呼ばれているアメリカ植民 地「米領日本」の醜悪なる実相である。その中枢にあるものこそが「日米安保」であり原発であるが、この両者は植民地体制の要であると共に巨大利権 の温床ともなっている。
「日本列島改造論」をぶち上げ、日本の国土を鉄とコンクリートで醜悪に改造し、原発を日本全国に拡大して金権・利権政治を 確立した田中角栄は、まさにこの「米領日本」植民地政治の象徴であった。

●日本国民は原発利権死守の「保守」勢力を乗り越えれるか

日本人は今、決断を迫られている。「原発は電力、エネルギー問題」なるふれ込みが全くの詭弁でしかなく、原発とはアメリカ植民地体制の要を成す巨 大利権のレールに他ならないことを、その導入の歴史から知り、それと決別するか否かという決断を。

日本の「保守」なる勢力が、安全性もコストも効率性も全て度外視してひたすら原発というレールにしがみついているのは、それが「日米安保」と共に 「保守」の存立基盤である「米領日本」体制の要を成しているからに他ならない。いつまでも「原発問題は電力、エネルギー問題」なる「保守」勢力、 「原発マフィア」の詭弁に騙されていてはだめなのである。

広島、長崎で非道にも「核爆発人体実験」を行なったアメリカは、日本人の生命(いのち)など何ら省みることなく、経済収奪のための巨大利権を創り 上げるために、その手先と化した正力、中曽根、田中らを使って世界最大の地震列島日本に原発推進というレールを敷き、「兵器の姿を隠した原爆」た る「原子炉時限爆弾」を多数仕掛けて、日本を世界第三位の「原発大国」に仕立て上げた。

こうして、原発は日本列島と日本人を日常的に密かに放射能で蝕みながら、その真相に目を閉ざしてきた日本国民に「世界一高い電力料金」という巨額 の負担を強いることで、アメリカとその傀儡である日本の「保守」勢力に巨大な利権を供与し続けてきた。だが、福島原発事故の引き金となった「地震 列島日本の目覚め」であろう東北巨大震災という人知を超えた大自然の大いなる力によって、この原発という植民地利権の収奪構造にも否応なく終止符 が打たれようとしている。

それでも「米領日本」体制に寄生する「保守」勢力は、なりふりかまわず、多くの日本国民を「地獄への道連れ」にしてでも、必死にその原発利権体制 を守ろうとする姿勢を変えてはいない。
- Count.3 (Last.2011/05/22 08:03) -


41. 仕事の評価に感情(思想)を持ち込むな  主権回復を目指す会事務局 - 2011/09/07(Wed) 20:16 ID:xaI1advs No.464

<原発事故に毅然と対応した菅首相を評価する>

    仕事の評価に感情(思想)を持ち込むな



第一原発からの撤退認めていたら東北は全滅していた…菅内閣の元側近が明かす3・11直後の官邸VS東電ドキュメント - リアルライブ
http://npn.co.jp/article/detail/17858196/

 3日に千葉県の船橋中央公民館で開催された市民団体「景観と住環境を考える全国ネットワーク」(日置雅晴代表)の全国集会で、五十嵐敬喜・前内閣官房参与が菅直人政権の震災・原発対応の裏話を披露した。

 法政大学教授の五十嵐氏は古くから菅直人前首相のブレーンと目されている人物である。弁護士として建築紛争で不当な建築によって権利を侵害される側の弁護活動に携わり、日照権という言葉を生み出した。また、都市政策論を専門とする研究者として、神奈川県真鶴町の「美の条例」制定を支援するなど、美しい都市創りを提言している。

 全国集会「私たちは震災から何を学ぶのか」で五十嵐氏は「東日本大震災と『美しい都市』」と題する基調講演を行ったが、8月30日の菅内閣総辞職に伴い、五十嵐氏も内閣官房参与を辞任した。そのために講演内容の一部を変更し、辞任後だから話せる菅内閣の裏話を語った。

 3月9日に内閣官房参与に任命された五十嵐氏は11日の東日本大震災を首相官邸で経験したという。ちょうど内閣官房参与としてのレクチャーを受けている最中であった。大きな揺れが襲ったが、秘書官から「ここは日本で一番頑丈な場所ですから、ご安心ください」と言われた。この11日は毛布一枚で官邸に宿泊した。

 福島第一原発事故対応については、菅首相(当時)の対応を擁護した。菅氏が東京電力に出向き、「撤退はあり得ない」と死守を迫ったという話は、怒
鳴りつけるだけの“イラ菅”というネガティブな文脈で報道された。

 これに対して五十嵐氏は、事前に東京電力が福島第一原発の撤退を打診しており、それに対する死守命令であったと説明する。その上で「もし東京電力の撤退を許していたら、東北は全滅していたと考える。もっと菅前首相は評価されてもいいのではないか」と述べた。

 笹森清内閣特別顧問によると菅氏は3月16日に「東日本が潰れることも想定しないといけない」と語ったとされる。不謹慎と批判された上記発言を首相
官邸は公式に認めていないが、五十嵐氏の「東北は全滅していた」との言葉から官邸が深刻な危機感を抱いていたことが裏付けられた。

 五十嵐氏は東日本大震災復興構想会議の検討部会専門委員に任命され、復興構想に携わることになる。復興会議の違和感として、被災3県の知事の主張がバラバラであることを挙げた。達増拓也・岩手県知事は復興のための増税に反対し、村井嘉浩・宮城県知事は復興には増税が必要と主張した。一方で佐藤雄平・福島県知事は原発事故処理の優先を訴えた。

 菅氏が退任に追い込まれた要因としては、浜岡原発の停止などの脱原発的な政策に対する政権内の亀裂と分析した。これに関連して五十嵐氏は脱原発デモに万単位の参加者が集まる動きを評価しつつも、「脱原発デモが首相官邸に来たら政治が動いたのではないか」と指摘した。

 退任を決意した菅氏は原発事故対応で2つの重要な意思決定を明らかにした。第一に原発周辺地域は長期間に渡って居住が困難になると判断し、立ち入り禁止措置を継続することである。第二に放射性廃棄物の中間処理施設を福島県内に建設することである。

 これらは福島の県民感情からすれば受け入れがたい内容であり、実際に猛反発を受けた。それでも五十嵐氏は誰かが伝えなければならなかった内容であったと述べる。菅氏としては野田佳彦新首相にパスすることもできたとして、菅氏を評価した。

(林田力)
- Count.332 (Last.2011/09/06 09:35) -


42. あの計画停電もヤラセだった事が判明!  主権回復を目指す会事務局 - 2011/09/09(Fri) 07:48 ID:JGt0S2pw No.465
投稿 香路田


★あの計画停電もヤラセだった事が判明! 
供給上積み隠して危機感あおる! 【5大紙伝えず】
http://livedoor.2.blogimg.jp/news23vip/imgs/6/e/6ea15621.jpg
http://livedoor.2.blogimg.jp/news23vip/imgs/7/2/72e2a35c.jpg
  ↑
(このメールに添付フィル有り)


★必見動画★
 ↓
【隠し続ける東電と政府】
児玉龍彦東大教授が衆院厚労委員会ですべてを打ち明けた!
【放射能は潜伏期間が長いが確実にキバをむく!!】
●児玉先生の緊迫した発言をお聞き下さい!
http://www.youtube.com/watch?v=eubj2tmb86M&feature=player_detailpage


福島のある学者の日記から - 目が覚めた!
玄海原発は止められる
http://d.hatena.ne.jp/jimusho/20110627


【原発は国ぐるみの詐欺】
 ★東京電力福島第一原子力発電所の人災事故によって、
この国の本性が明らかになりつつある。
 ●国民が汗水たらして稼いだカネの上澄みを、
強力な利益共同体がかすめとる。
★これが日本国の正体です。
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1174.html


南ドイツ新聞 原発周辺のガンの危険性
http://www.priee.org/modules/pico2/index.php?content_id=12
安藤 多恵子/市民エネルギー研究所
(翻訳協力)田代 和温
「地球号の危機ニュースレター」No.331(2008年1月)掲載


崎山比早子(元放射線医学総合研究所主任研究官、医学博士)
「放射線を1msv浴びるということは、全身の細胞60兆個に1回ずつ放射線があたることです(=染色体がぶったぎられる)」
http://www.youtube.com/watch?v=mLWqfDQYdIg
http://nixediary.exblog.jp/12306896/


★PPNW(1980年創立、全世界63カ国の医師団体と2万人を超える医師たちで構成され、ノーベル平和賞を受賞している組織)が、
日本政府に
「もっと広範囲の国民を避難させるべき。年1msv超える地域の住人には全員避難の援助をしろ」
と勧告!
http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/08/ippnw-ippnw-advise-japan-we-see-no.html


【地図あり】
 ↓
福島原発事故による放射線汚染の現状、拡散の状況、最新情報
http://www.imart.co.jp/fukushima-genpatu-houshasen-eikyou.html

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My Blog
http://soumoukukki.at.webry.info/
- Count.333 (Last.2011/09/07 20:16) -


43. 世界が拒否する日本食品  主権回復を目指す会事務局 - 2011/09/09(Fri) 07:50 ID:JGt0S2pw No.466
投稿 香路田


【世界が拒否する日本食品の規制品目と県の一覧リスト】

日本政府は、世界中の政府からこれだけ危険視さ拒否されまくっている放射能汚染食品を、「被災地の農家を応援しよう!」なんて言って日本人を騙して食べさせている。

原発推進してきた原発利権既得者や、未だに原発が必要とかと言う連中は、これからの日本を支えて行く事になる日本国家の宝である子供を生む若者世代に、遺伝子以上を誘発させ奇形児出産を増加させるこの様な放射能汚染食品を食べさせる事は犯罪であり殺人だろう…。。

必見(農林水産省発表 9月6日現在)
【食品】世界が拒否する日本食品の規制品目と県の一覧リスト(2011/09/06更新)

http://www.maff.go.jp/j/export/e_info/pdf/kensa_0906.pdf


★世界もおどろく日本の基準値2000ベクレル
http://kingo999.web.fc2.com/kizyun.html


参考動画
チェルノフ?イリ原発事故・終わりなき人体汚染1/4 - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=uPFcn23q7uc
2/4
http://www.youtube.com/watch?v=0_NRz4vnESc
3/4
http://www.youtube.com/watch?v=DIyLVz4ePz4
4/4
http://www.youtube.com/watch?v=VC_hIrfuBVw

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My Blog
http://soumoukukki.at.webry.info/
- Count.334 (Last.2011/09/09 07:48) -


44. 東電の撤退を阻止した菅首相」  主権回復を目指す会事務局 - 2011/09/09(Fri) 08:24 ID:JGt0S2pw No.467

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110907-OYT1T01246.htm
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<前首相の東電乗り込み、危急存亡の理由が>

 枝野幸男前官房長官は7日、読売新聞のインタビューで、東京電力福島第一原子力発電所事故後の3月15日未明、東電の清水正孝社長(当時)と電話で話した際、作業員を同原発から全面撤退させたい、との意向を伝えられたと語った。

 東電関係者は、これまで全面撤退の申し出を否定している。菅前首相や海江田万里前経済産業相は「東電が作業員の撤退を申し出てきた」と説明してきたが、枝野氏は今回、撤退問題に関する具体的な経過を初めて公にした。

 枝野氏は、清水氏の発言について「全面撤退のことだと(政府側の)全員が共有している。そういう言い方だった」と指摘した。

 枝野氏によると、清水氏はまず、海江田氏に撤退を申し出たが拒否され、枝野氏に電話したという。枝野氏らが同原発の吉田昌郎所長や経済産業省原子力安全・保安院など関係機関に見解を求めたところ、吉田氏は「まだ頑張れる」と述べるなど、いずれも撤退は不要との見方を示した。

 菅氏はこの後、清水氏を首相官邸に呼んで問いただしたが、清水氏は今後の対応について明言しなかったという。このため、菅氏は直後に東電本店に乗り込み「撤退などあり得ない」と幹部らに迫った。

 枝野氏は菅氏の対応について「菅内閣への評価はいろいろあり得るが、あの瞬間はあの人が首相で良かった」と評価した。

(2011年9月8日11時01分 読売新聞)
- Count.335 (Last.2011/09/09 07:50) -


45. 日本は深刻さ分かってない  主権回復を目指す会事務局 - 2011/09/21(Wed) 07:12 ID:.GkTzB/Y No.470
投稿 香路田

■チェルノブイリ影響 1300キロ離れても健康被害 「日本は深刻さ分かってない」事故翌年出生の17人が白血病死 | SAVE CHILD
http://savechild.net/archives/7895.html

http://heiheihei.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2011/08/28/tokyotokuhoubu_0003.jpg



■【まさに外道】 関東の汚染焼却灰を秋田へ搬入
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1316362064/

1 :地震雷火事名無し(大阪府):2011/09/19(月) 01:07:44.88 ID:MGQL4teb0

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110712/dst11071211550015-n1.htm

秋田県などは12日、千葉県流山市のごみ焼却処理施設で
1キログラム当たり8千ベクレルの基準値を上回る 2万8100ベクレルの放射性セシウムが検出された焼却灰30トンが、 最終処分のため秋田県大館市に搬入されたと明らかにした。

東日本大震災:松戸・流山市の焼却灰搬入めど立たず いまだ基準値超 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110906-00000086-mailo-l12


放射性汚泥、汚泥焼却灰、東京都はとっくに海面投棄を始めていた
http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/09/blog-post_3075.html





■時事ドットコム:舞い上がりは内部被ばく10倍=放射性セシウム、直接吸入と比較−原子力機構解析
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011092000320

 東京電力福島第1原発事故で、一度地面に降下し風で舞い上がるなどした放射性セシウムを取り込んだ場合の内部被ばく量は、大気から直接吸入するのに比べて約10倍多いとの解析結果を、日本原子力研究開発機構(茨城県東海村)がまとめた。北九州市で開催中の日本原子力学会で22日、発表される。
 同機構安全研究センターの木村仁宣研究員(放射線防護学)は「地面からの再浮遊を防ぐための除染が重要となる」と指摘している。
 東電や文部科学省などの調査データを基に、福島県南相馬市の測定地点で、ヨウ素131、セシウム134、137が空気から直接体内に入った場合(3月20日〜5月19日)と、地面に降下した分が再び浮遊して取り込まれた場合(4月3日〜6月4日)の内部被ばく量を算出した。
 その結果、セシウム134、137は直接吸入で0.0076〜0.0099ミリシーベルトだったのに対し、再浮遊では0.077〜0.09ミリシーベルトと約10倍に上った。一方、半減期の短いヨウ素131は直接吸入0.071ミリシーベルト、再浮遊0.045ミリシーベルトと大きな差はなかった。
 セシウム134の半減期は約2年、137は約30年で、再浮遊の影響が長く続くとみられる。木村研究員は「放射性物質の種類によって、被ばく経路に大きな違いがある」としている。(2011/09/20-11:05)



■元東電社員か?語る福島原発の真実その1.flv - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=1AZL_geylCc&feature=related

の続きになる動画です。

3分20秒以後あたりからが話の続きになります。
 ↓
東電元社員の裏話; - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=sg6PlMWE1K8&feature=related




■原子力大国フランスで脱原発論相次ぐ―#Nまでに半減論も
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110919-00000302-alterna-bus_all

9月19日(月)11時43分配信

原子力発電所59基が稼動し、全電力の80%を原発に依存するフランスで、ここにきて脱原発論が広がり始めた。9月16日には産業大臣が「2025年までに原子力発電を半減する計画を発表した。

最大野党の社会党前党首も「脱原発」を旗印に上げ、大統領選を優位に進めようとしている。来春の大統領選の結果次第では、フランスが脱原発に大きく舵を切る可能性もある。

9月16日付けの仏ルモンド紙によると、同日、エリック・ベッソン産業相は、フランスにおける原子力発電量を2025年までに半減する計画を検討中だと発表した。

産業相は「代替エネルギーの建設コストとの兼ね合いもあるが、原子力施設をどう維持するかを論証する必要がある」とした。また、「仏アレバ社が開発した新型原子炉EPRを導入しないなら、40年の耐用年数に達した原子力発電所を何に代替していくのか」と強調した。

さらに、「ドイツは脱原発を決定した。同時に電気料金の値上げやガス・石炭発電所開設を受け入れた。次期大統領選挙では、各候補者たちのエネルギー政策が争点の中心になる」と同大臣は続けた。

フランソワ・オランド社会党前党首も負けていない。来春の次期大統領選挙のための社会党公認候補を決める10月の予備選に向けて、減原発を主張している。9月15日の社会党予備選挙第1回討論会では、マルティーヌ・オブリー現党首は「最終的に脱原発」、オランド前党首は「減原発」と意見対立したものの、いずれにしても、原発を削減していく方向には変わりない。(チューリヒ 岩澤里美)


「脱原発」論議に仏政権危機感、不安払拭に躍起(読売新聞) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/ecoscience/20110913-567-OYT1T00959.html
2011年9月13日(火)22:55
 【コドレ(仏南部)=三井美奈】仏南部ガール県のマルクール原子力施設で起きた爆発事故で、サルコジ政権は発生から5時間後にナタリー・コシウスコモリゼ・エコロジー・持続可能開発相を現地に派遣するなど、不安払拭に躍起となった。

 原子力大国フランスでも高まってきた「脱原発」論議に政権が抱く強い危機感を反映したものだ。

 同施設はブドウ畑が広がるコドレ村に面し、現場から約2キロの市街地に約700人が住む。電気技師アラン・ベネディクトさん(55)は、「施設の警報が鳴るのを聞いた。毎月恒例の訓練かと思ったが、本物の事故とは……」と動揺を隠さなかった。妻の雑貨店経営シャンタルさん(54)は「みんなが水道水汚染を心配している。ミネラルウオーターが売り切れた」と話した。事故当日、当局や自治体による説明会は一切なく、村民は不安に包まれた。

 ローヌ川水系が広がるガール県周辺には、2008年にウラン溶液流出事故が起きたトリカスタン原発、日本も参加して国際熱核融合実験炉(ITER)建設が進むカダラッシュ原子力研究所など核施設が集中する。事故のあった放射性廃棄物処理施設の運営会社は昨年、原子力安全局(ASN)から「安全管理の不備」を指摘され、改善を求められていた。


■東日本大震災:「日本安全」つぶやいて 風評対策、海外からツイッター発信者ら招待 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110919ddm002040126000c.html

 外務省は、東京電力福島第1原発事故による日本の農産物や観光などへの風評被害対策として、フェイスブックやツイッターなどソーシャルメディアの発信者を海外から招く準備に入った。世界で5億人以上が利用するとされるソーシャルメディアが、中東政変などで大きな影響力を見せていることに着目した試験事業。被災地を回った発信者に、安全性や感動を伝えてもらうことで、風評被害の緩和を狙う。

 東日本大震災からの復旧に向けた11年度第2次補正予算で、外務省は風評対策のため、15億円を計上した。外務省として初めての発信者招待は、この対策の一環。

 11月ごろから、欧米や中国、中東などから、読者の多い発信者約15人を数回に分けて、福島、宮城、岩手県などに招く方向で、在外公館を通じて参加者を選ぶ。

 ソーシャルメディア関係者が、日本に好意的な書き込みをする保証はないが、外務省の担当課は「現地に足を運び、特産物を食べてもらった上での発信だけに、風評ではない信頼性の高い内容になる可能性が高い。迅速、大量、広範囲に情報を届けることもできるはず」と期待。さらに、海外の新聞やテレビ関係者を数十人ずつ被災地に招き、より広範囲に日本の農産物、観光情報を発信したい考えだ。

 風評対策事業ではこのほか、日本産品の安全性を伝える著名人のテレビコマーシャルを海外で流し、各国の在外公館で被災地産品の物産展や試食会の開催も計画している。【犬飼直幸】



■九電、玄海原発に新燃料搬入 1号、4号機に48体/佐賀のニュース :佐賀新聞の情報コミュニティサイト ひびの
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2045448.article.html
2011年09月12日更新
 九州電力は12日、玄海原発1、4号機(佐賀県東松浦郡玄海町)で使用する新燃料48体を搬入したと発表した。1号機用28体、4号機用20体で、いずれも12月に始まる予定の定期検査で装てんする。

 1号機用はウラン濃度を高めた高燃焼度燃料で、三菱原子燃料(茨城県東海村)と原子燃料工業(大阪府熊取町)で加工。4号機用は原子燃料工業で加工した通常のウラン燃料で、海上輸送した。


■@HayakawaYukio 早川由紀夫
国内だけではあきたらず、国際犯罪に発展させるつもりか。正気か。
Reading:NHKニュース 被災地の産品購入し途上国へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110919/k10015688141000.html
外務省は、今年度の第3次補正予算案の要求項目を取りまとめ、
この中では、被災地で生産された工業製品や水産加工品の風評被害を払拭(ふっしょく)するため、 こうした産品をODA=政府開発援助の予算を使って購入し、 開発途上国に無償で提供する取り組みが打ち出されています。

http://hato.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1316389789/162



被災地の産品購入し途上国へ NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110919/k10015688141000.html
9月19日 4時13分
外務省は、今年度の第3次補正予算案の要求項目を取りまとめ、この中では、被災地で生産された工業製品や水産加工品の風評被害を払拭(ふっしょく)するため、こうした産品をODA=政府開発援助の予算を使って購入し、開発途上国に無償で提供する取り組みが打ち出されています。

震災からの本格的な復興を進めるための第3次補正予算案については、政府内で編成作業が進められており、外務省も、総額およそ170億円の要求項目を取りまとめました。この中では、岩手・宮城・福島などの被災地で生産された、車いすなどの工業製品や缶詰などの水産加工品を、ODA予算を使って購入し、開発途上国に無償で提供するための予算などとして、およそ50億円を要求しています。開発途上国を支援するとともに、被災地の産品の海外での風評被害を払拭することにもつながるとしています。また、東南アジアや環太平洋諸国に、地震や津波の規模を瞬時に解析し速報する防災システムを供与する事業の予算として、およそ40億円を要求しています。さらに、東京電力福島第一原子力発電所
の事故の収束に向けて、IAEA=国際原子力機関の専門家を日本に招き、放射線影響調査などの分野で客観的な評価や助言を得るための費用などに、およそ10億円を要求しています。


■通学路の除染本格化 住民主体「子どものため」(福島民友ニュース)
http://www.minyu-net.com/news/news/0919/news11.html

 東京電力福島第1原発事故による放射性物質への対応が課題となっている中通りなどで、地域住民による通学路の除染活動が本格化してきた。子どもたちの生活環境を守ろうという動きが背景だが、住民からは「本来なら国や東電が行うべきだ」との声も聞こえてくる。除染で出た土や汚泥などの仮置き場の確保など課題は山積しているが、保護者らは「自分たちが動かなければ、子どもたちを守れない」と積極的な姿勢も見せている。 (2011年9月19日 福島民友ニュース)


■東京新聞:埼玉県廃棄物最終処分場地下水 腐敗臭など異常:埼玉(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110916/CK2011091602000031.html

 埼玉県は十五日、廃棄物最終処分場「県環境整備センター」(寄居町)の三号埋め立て地の地下水に、濁りや腐敗臭などの異常を確認したと発表した。六価クロムなどの有毒物質は検出されなかったが、県は埋め立てた焼却灰などから汚染水が流出した可能性もあるとみて、原因の究明や周辺河川の水質調査を進める。

 同センターでは、地下水の変化を示す電気伝導度を毎日測定。十四日の測定値は通常の二倍となり、十五日も一・七倍。焼却灰から検出されやすい「塩化物イオン」は通常の五倍以上だった。

 三号埋め立て地は現在埋め立て中で、底と周囲は五層構造の遮水シート(厚さ計約三十二センチ)で覆われている。県は「台風12号の影響で遮水シートが破れたり、埋め立て地の中の集水管が破損した可能性も否定できない」としている。

 同所から半径五百メートル以内に民家はなく、同日現在では、井戸水などの利用自粛は求めていない。 

  (杉本慶一)


■原発増設計画を凍結=福島事故で見直し―ブラジル(時事通信) - ニュース・コラム - Yahoo!ファイナンス
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20110916-00000040-jijf-bus_all.vip
9月16日(金)9時00分配信 時事通信
 【サンパウロ時事】ブラジル電力調査公社のトルマスキン社長は15日、原発4基の増設計画を凍結したことを明らかにした。


■ヨーロッパの食品は絶対に食べないでください
http://ameblo.jp/yagyuhyogonosuke/entry-10871843252.html
- Count.338 (Last.2011/09/18 11:07) -


46. 辛亥革命における孫文の変節  酒井信彦 - 2011/10/10(Mon) 13:02 ID:t.Qq9Spc No.475
酒井信彦の日本ナショナリズム
http://sakainobuhiko.com/2011/10/post-178.html

<辛亥革命における孫文の変節>

酒井信彦 『国民新聞』19167号 平成23年9月25日

 今年が一九一一年の辛亥革命から百周年ということで、その首謀者・孫文が話題になっている。例えば現在、東京国立博物館では、「孫文と梅屋庄吉」なる展覧会が開催されているが、梅屋庄吉とは、孫文の経済的な支援者であった日本人である。しかし孫文の実像と辛亥革命の実態に関しては、真実を隠蔽して徒に美化した情報が、無責任に垂れ流されていると言わざるを得ない。

以下、革命時おける孫文の巨大な変節について説明しよう。.

 孫文たちが革命を目指していた、一九〇六年の「中国同盟会軍政府宣言」では、革命のスローガンを「駆除韃虜、回復中華」と掲げていた。
韃慮とは韃靼人の蔑称であり、韃靼とは元来モンゴルを意味しているが、この場合は清帝国の支配者である満州人のことである。つまり「駆除韃慮、回復中華」とは、満州人を追い出してシナ人の独立を回復することであった。すなわちシナ人としての、民族独立革命である。歴史的な前例を考えれば、モンゴル人を万里長城の北に追い出して、明がシナ人の独立を回復したのと、全く同一の現象であると言える。

 さて、一九一一年の秋に辛亥革命によって清帝国が倒れ、翌年正月に中華民国が発足したのだが、臨時大総統になった孫文は、その就任宣言において、これまでと全く逆のことを言い始める。それは、「漢満蒙回」の諸地を合して一国、漢満蒙回蔵の諸族を合して一人」の如くするというもので、スローガンとしては「五族共和」と表現される。その意味するところは、中華民国はシナ人・満州人・モンゴル人・回教徒・チベット人の五つの民族が共同して運営し、その領土は清帝国の領土をそのまま引き継ぐというものである。

 清帝国の広大な領土は、満州人の軍事力によって形成されたものであり、シナ人が支配者であった明の時代の領土は、清の四分の一ほどの面積しかなかった。これは高校の世界史教科書に載っている地図を見れば、簡単に分かることである。つまり辛亥革命によって、シナ人の民族独立は実現したのであるから、中華民国の領土としては、明の領土を回復すればよかったのである。
しかし他の民族のものである広大な領土に対する欲望から、「五族共和」を打ち出したのであり、他民族へのあからさまな裏切りであった。

 現在の中華人民共和国における民族問題の淵源は、まさにこの孫文の変節にある。すなわち、チベット・東トルキスタン・南モンゴルにおける悲劇を生み出した、根本的な責任者こそ孫文に他ならない。ただし中華民国の時代には、シナ人は侵略の野望を抱きながらも、それを実現する実力を持たなかった。共産党が中華人民共和国を成立させて、巨大な軍事力を手に入れたとき、第二次大戦後の民族独立の潮流に逆行して、一挙に邪悪な野望を成し遂げてしまったのである。
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