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1. 第6回名画鑑賞会『日本の夜と霧』(監督:大島 渚 松竹作品)
投稿者:
主権回復を目指す会
投稿日:2013/06/18(Tue) 09:25 ID:Dl705PkM
No.521
第6回名画鑑賞会『日本の夜と霧』(監督:大島 渚 松竹作品)
【開催趣旨】
日本人の心の繊細さ、多様性を知らずしてわが国の文化と伝統を語ることは難しい。それは感性を養う作業であり、主として我々は優れた文学作品や名画を通し、豊かな心のあり方を会得していく。
第6回『日本の夜と霧』 昭和35年(1960年)
<必見・必聴!論争は限りなく美しい。壮絶な議論の応酬を映像化した記念碑的作品>
出演:桑野みゆき、津川雅彦、小山明子、渡辺文雄、芥川比呂志
脚本:大島渚、石堂淑朗 撮影:川又昂 音楽:真鍋理一郎
この映画が封切られて4日目に社会党の浅沼稲次郎が暗殺された。同日、松竹は突然作品の公開を中止、大島はこれに抗議して松竹を退社、独立プロ『創造者』を立ち上げ、幾多の傑作を世に残した。
日米安保闘争が終了する前後、日本共産党が指導する全学連の内部抗争を描いている。一学生が党の査問に悩み、自殺に追い込まれた糾明を巡り、一般党員と支持者を官僚的にあしらう指導部の独善性と傲慢を鋭く暴き出す。映画の舞台は
仲間の結婚式場。新郎新婦をはじめ、活動を共にする出席者それぞれが己の立場を主張して激しく論争を展開する。中でも、指名手配されている大田(津川雅彦)の先輩や指導部に対する追究は容赦がない。
論争の果て、己が立場を主張するそれぞれが、自らの正体を晒け出されていく。脚本、撮影などセットで短時間で制作した野心作、カメラの川俣昂がアドリブを効かせた一気呵成の撮り方で、幾分粗っぽくした画面で作品に青年らの熱気をフ
ィルムに熱く焼き込んだ。必見・必聴!論争は限りなく美しい。
この映画が封切られて4日目に社会党の浅沼稲次郎が暗殺された。同日、松竹は突然作品の公開を中止、大島はこれに抗議して松竹を退社、独立プロ『創造者』を立ち上げ、幾多の傑作を世に残した。
日時:平成25年6月23日(日) 17:30開場 17:45上映開始
場所:文京区民センター(2−C会議室) 東京都文京区本郷 4-15-14 03(3814)6731
地図:
http://www.jca.apc.org/~monsoon/bunkyoukumincenter.htm
アクセス:地下鉄 春日(大江戸線、三田線)、後楽園(丸の内線、南北線)、JR 水道橋
※会場負担費:300円(任意)
主催:主権回復を目指す会 連絡:西村(090-2756-8794)
- Count.108 (Last.2013/06/15 13:37) -
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