「フリーチベット世界トーチリレー in NIPPON」と題したアピール行動が7月12日、渋谷・宮下公園で行われた。
【リレー趣旨】
チベット独立聖火リレーの目的は、チベットが1949年に侵略されるまでは独立国であったという歴史的事実に光をあてると同時に、北京オリンピックの火がチベットを通過することに抗議することにあります。
呼びかけ人代表・ペマ・ギャルポ氏(チベット文化研究所) 、世話人代表・田中健之氏(日本チベット友好協会)、 世話人・池尻泰顔氏、藤原良氏(チベット青年会議支援委員会) らで行われれたリレーデモには在日チベット人のほか、シナに独立を奪われている南モンゴル 、ウィグル人ら120人が参加し、「フリーチベット!」「頑張れチベット!」の他に「チベットは独立するぞ!」「中国人はチベットから出て行け!」のスローガンが飛び交った。
デモ行進に先立つミニ集会で酒井信彦氏(自由チベット協議会代表、主権回復を目指す会顧問)は「チベット問題の本質は民族独立であり、独立問題を人権問題にすり替えてはならない」と挨拶した。
またデモ行進に対して、チベット青年会議(TYC)は「チベット人、新疆ウィグル人、満州人、モンゴル人たちは、中国政府の植民地支配の下で、よりいっそう基本的人権を奪われた生活を強いられています」「この聖火は、チベット青年会議が中国政府からチベットの独立を得るまで活動を続ける強い決意を象徴し、また、基本的人権を奪われ、弾圧される中で自由を求める声を上げ続けるチベット人同胞たちとの団結を象徴するものです」とのメッセージが届けられた。
また集会にはモンゴル自由連盟党、世界ウイグル会議日本代表、中国民主団結連盟日本分部主席らが出席し、挨拶を述べた。
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