【平成21年6月9日、台北駐日経済代表処】
呼び掛け:主権回復を目指す会、せと弘幸Blog『日本よ何処へ』
◆6月1日19時、台湾の調査船が沖縄県の尖閣諸島の沖の日本の排他的経済水域内に侵入、事前に日本側の同意を得ずに海洋調査行動を行った。しかも漁業調査船と称する船舶は、日本側の「中止命令」を無視して海洋調査を5日、19時までも続行した。漁業調査船を偽装しつつワイヤーロープを曳航する行為は明らかな軍事的な目的調査そのものだ。丸五日間にして正味120時間、警告を無視したうえに計算し尽くした調査は意図的な侵略以外の何ものでもない。さらに報道機関はこの情報を一切封鎖している。
◆台湾はやはり、昨年7月にも尖閣諸島・魚釣島の南西約22キロの海上で、台湾の海洋調査船「海研1号」(国立台湾大学海洋研究所所属、794トン、全長50メートル)が日本の領海内に侵入し、調査を強行している。
◆これは明らかな国家主権の侵害だ。領土・領海問題は決して妥協してはならい問題であり、侵犯に対しては然るべき毅然とした対応を取らなければならないが、日本政府は侵犯を目の前に警告のみで良しとしている。
◆台湾の度重なる侵犯行為は、日本側が力で排除しないことを承知の上で続行している。意図的侵略行為そのものであり、シナの手法と瓜二つである。
◆台湾は馬政権でもって金門島の地雷撤去を進めるなど、軍事的にはシナとの対決を全面的に放棄したといってもいい。
この親シナの申し子、反日の馬政権を選出したのは紛れもない台湾人であり、決してシナ人ではない。台湾は親シナ・反日へとシフトしたのである。台湾人がそれを選択したのである。
◆シナは今後、選挙で認められた政権を駆使して、尖閣諸島への侵略を手を変え品を変えて展開していく。“親日国家”台湾の認識では我が国主権はシナばかりか、周辺諸国によってもズタズタに切り裂かれる。日中友好ならぬ親日台湾は、台湾へ親近感を抱く日本人を精神的に武装解除することであり、それをシナが背後で演出している。騙されてはならない。
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