「脱原発!愛国デモ行進」
http://makiyasutomo.jugem.jp/?eid=715(ブログ まき やすとも 政経調査会)から
午後12時30分、渋谷・神宮通り公園にて集会が開催され主催者挨拶連帯声明文、そして決議文朗読に続き、宣伝カーと日の丸先頭にして1時より、40分をかけて渋谷駅周辺をデモ行進した。
沿道の通行人が声援や拍手を送るなど反応は良く、途中からの参加もあり40名程のデモ行進となった。
福島第一原発の放射能漏れに対し、収束の目途も立たぬ状態で、未だ国民の危機感は高い中での脱原発デモ。
日本の現況からすればもっと多くの国民が参加してしかるべきところだろう。
参加者が少なかった原因としては、目的と訴えが明確であったことで、「原発反対ならなんでも良い」、と言ったオマツリ気分の烏合の衆が参加しなかった結果でもあろう。
それはそれで良い事だ。鐘や太鼓を乱打して「原発いらない」を合唱するだけのバカ騒ぎに付き合うつもりはない。
- 我々のデモ行進は感情的なストレス発散の場ではない。
- 国家の改革を目指し、新たな日本の建設。
- それに伴う明確明瞭なるエネルギー政策を提示した集会・デモ行進である。
- ミーハーなオマツリ人間では敷居が高かったであろう。
- しかし、じっくりと地に足を付けた運動とはそういったもの。
- 脱原発と言う街頭運動は今回が初めて。
- まずは意識を持った、持つことができる核となるべき少数から声を上げていく。
- そこから理論的位置づけを明確にして底辺の拡大を計るのである。
- 現段階で以下の如き、国家的位置づけを理解できる国民が少数なのは仕方がないことだ。
集会における私(槇 泰智)の挨拶
原発を抱える自治体では電源三法の補助金によって、健康・福祉施設や体育施設、娯楽場など立派な公共施設が建設され住民はこれらの恩恵を得て、優雅な暮らしを享受できている。
先般テレビを観ていたら、原発を抱える北陸地方の住民は「こんな危険なものを受け入れているんだから、この位してもらって当たり前だよな」、と平然とインタビューに答えている。
これは今般、避難の対象となった福島県の住人にとっても同じであっただろう。
イスラム教の教えでは「目には目を」「歯に歯を」、という言葉がある。
これは一見、残酷な教えのように見えるが、実はリーズナブル(理にかなった)な教えである。
「目を潰されたら、相手の目を潰せ」、と言うものであり、逆に言うならば「目は潰しても命までは取らないぞ」、と言うことだ。
そういった点で、裁判にもかけないでリンチによってカダフィー大佐を殺害した、リビアの兵士達はイスラムの教えに反していると言える。
福島の住民達は今般の原発事故によって、今まで受けていた福祉施設利用等における恩恵を受けられなくなるのは仕方ないというか、当然の帰結である。
しかしながら、今まで築いてきた生活の全てが破壊され、故郷を追い出されるほどのダメージを受入なければならない言われはない。
正に「目には命を」的な扱いを受けたと言えよう。
原発を推進してきた時の権力者が意図しないところで、このような未曾有の災厄を引き起こした原発がこのまま推進されて良いわけはないのである。
【動画】
脱・原発!愛国デモ行進
youtube
http://www.youtube.com/user/tt22060102#p/u/5/MxhjPlkM2FQ