【投稿】樫田 祐亮『真に理解できた警察の横暴 愛国運動は国家権力の横暴に屈しない』その2
【取調べ第三回目 「君を送検する」との脅迫】
三回目の事情聴取は2月28日13:37~16:11
冒頭で山梨から「検察に送るから早く終わらせたい。事件として取り扱ってるから検察に送る」と告げられる。山梨とは、取り調べ官の浜松、藤川のリーダーだと思われる。
この日は事実面(事件の内容)の調書と指紋の採取、写真撮影。今まで話した事件の内容を再度聞かれ、調書に書き起こす作業が行われた。私も今まで通りの無実の主張をし、事実面の調書を作成した。
非常に屈辱的だったのが指紋を採取する際、一度洗った位では取れないようなインクを両手にベットリと塗られ、手のひらと指一本一本の指紋を取られたことである。洗面所で一生懸命手を洗ってる私に対して、山梨は「悪いな。今もっと高性能な指紋採取をする道具もあるんだけど壊れちゃってるから、まあ我慢してくれよ」と言い放った。
意図的な嫌がらせとしか思えない。無実の人間に対し指紋採取とは!ここまで侮辱的なことをしてくる警察に驚きと怒りが込み上げた。三日目の取り調べに警察(当局)側は納得がいかないようで、山梨から「また調書を作るので近々来て欲しい」と言われる。
【取調べ第四回目 怒号と懐柔で進める調書の作成】
四回目の事情聴取は3月4日14:11~18:29
前回の調書を基にまた別の調書を作成すると告げられる。
この日は非常に長時間拘束された。あまりにも長時間且つ息つく間もなく取調べが行われたので、集会妨害者が来た時の現場の雰囲気の言い表し方で、若干間違った表現をしてしまった。浜松は何を怒ったのか、暴力団が堅気の市民を脅かすかのように、いきなり怒鳴りつけてきた。
浜松「言ってることが前回と違うじゃねーか、どっちが正しいんだよ!」
私 「どう違うのか見比べたいので、前回取った調書のどこの部分と違うのか調書を見せて欲しい」
浜松「自分で言った内容も覚えてねーのかよ、刑事訴訟法の観点から公判前に調書は見せられない。前回と違う所を言って当たってたら教える」
などと子供じみた嫌がらせをする。
私 「調書の書き換えが本当に出来ないのかどうか弁護士に確認したいので一旦退席します」と告げ、退席の許可を貰い弁護士事務所に問い合わせた。
選任の弁護士から、「警察の不当に応じたらダメだ。調書の書き換えは可能で納得いくまで何回でも書いたらいい。妥協するな」と教えてもらった。
その事実を浜松に告げると、
浜松「お前そうやって無駄な時間を取ってんじゃねーよ、事件と関係ない時間を取るなんて捜査妨害じゃねーか!調書を取ってるときは事件の話だけしてくれよ、時間の無駄じゃねーか!そんなに調書を書き換えたいなら検事の所でやればいい。こっちはお前を被疑事件者にするだけの捜査資料を持っている。こっちは検事に頼まれて調書を作ってるんだから時間の無駄になる行為はやめてくれ。事実と違うなら公判で争えばいいじゃねーか!」
私 「刑事訴訟法何条にそういった文言が書いてあるのか示して欲しい」
浜松「今、詳しくは分からない」
浜松は色々と愚にも付かない言い訳を繰り返し、その挙句に言い放った言葉は、
浜松「じゃあキチンと思い出したら携帯に電話くれ。それで確認が出来たら書き換えてやる」と言い放った。携帯電話で話しながら調書を作成するなど出来る訳が無い。
そして山梨が横から口をはさみ、「西村さんからも早く終わらせてやってくれと頼まれてるから、調書を早く取ろうよ」と促がされたので取調室に戻り再開した。
この時が17:00過ぎで、事前にこの日は酒井信彦先生による「歴史基本講座」が18:30から始まる。従って18:00には文京区民センターに到着していたい旨をあらかじめ伝えておいた。にもかかわらず、浜松から「もう終わるから。もう完成するからちょっと待ってて」などと時間稼ぎをされた。
浜松「検事から頼まれてどうしても君に見て欲しいものがあるからもうちょっと待ってくれないか?」とせがまれる。
私 「じゃあそれを見たら帰って良いですか?」
浜松「そういう訳にはいかない」
18:10が過ぎたので、さすがに開始時刻までに間に合わない。
私 「区民センターの勉強会に行くのでもう帰ります」と伝え席を立った。
山梨・浜松「西村さんに電話したら勉強会に来なくていい。って言ってたぞ」
これは真っ赤な嘘である。
なぜ嘘なのかというと、18:00前後に西村代表から直接電話があり、「もうすぐ勉強会が始まるけど何処にいるの?まだ来れないの?」と電話があったのだ。
嫌がらせの為であればどんな事でも警察は平気で嘘を付くのである。これが国民の税金で生計を立てている公務員・警察の実態でもある。
私 「西村代表は来なくて良いなんて言っていない。先程、西村代表から電話がかかってきて、勉強会が始まるから警察の相手をしてないで早く来なさいと言っていました」
山梨・浜松「あ、そう?おかしいな、聞き間違えたのかな。まあそれなら早く行ったほうがいいよ」
彼らの吐く嘘の上塗りにはほとほと呆れ果ててしまった。そうこうしてこの日は18:29まで取調室に監禁され、文京区民センターまで走って向かったが、到着したのは19:00過ぎであった。
【取調べ第五回目 証拠は愚にも付かない写真のみ】
五回目の事情聴取は3月26日13:04~13:56
この日は前回検事から見せたいものがあると言われていた。それを見せるという。その品物を見て私の意見を聞かせて欲しいと言うのだ。
私は了承し早く品物を見せて欲しいと頼むと、浜松は机の引き出しを開け少し膨らんだ茶封筒を取り出した。中には丸められた書類が入っている。
浜松「今から写真を見せるからよく見るように」
開かれた書類の中には写真が2枚あり、1枚は私と集会妨害者と数人の機動隊の写真。2枚目は私と機動隊が写っている写真を見せられた。
浜松「この写真を見てどう思う?」
私 「これは黒服の男が私に対し体当たりをして来た時の、その男の写真ではないですか?」
浜松「そうだ、この時(相手に)足蹴りをしているんだがどう?」
私 「ですから私はやっていません。どこに足蹴りをした場面が写っているのですか?これが足蹴りをした証拠の写真なのですか?」
浜松「そうだ、この時足蹴りしてるんだよ」
私 「どこがですか?ただ並んで写っているだけではないですか」
ただ同じ空間に立ち並び写っている写真を見せ、これが「証拠」だと言ってくる。
全くもって理解不能である。この意味不明な写真を見せられても「私の証言、主張は変わりません」と主張し警察での調べが全て終了した。
警察署を出る際、山梨は「まあ後は検事の判断になるから検事の連絡を待って。これで警察はもう関係ないから」といわれた。
【知らぬ間の書類送検 検事から君は(暴行を)やっている】
時は過ぎ、被疑者という汚名の嫌な思いで生活をしていると、8月上旬に検察庁公安部 小谷淳治検事(以下、小谷)から一通の手紙が届いた。
平成23年8月1日
お尋ねしたいことがありますので,当庁までお越し願います。
つきましては,ご都合のよい日程を,事前に担当者まで連絡願います。
◎用件 平成22年10月17日の件
東京地方検察庁 1204号室 捜査担当者 小谷検事 |
という内容だった。
このような案件で検察庁に書類送検されていたのだ。突然のことで驚いたが指定の番号に電話をかけ小谷に繋いでもらう。
小谷「あーどうもどうも小谷です。手紙届いたかな?」
私 「届いたので電話をしました。一体どういうことですか?」
小谷「あの事件の事なんだけど、君はやってるよ」
私 「警察でもいいましたが、私は何もやってません。一体何の証拠があるんですか?」
小谷「うん、まあ君の言いたいことも分かるんで、その話をしたいから近々来れませんか?書類に日程が書いてあると思うんだけど」
私 「分かりました。では8月8日午後1:30なら都合取れます」
小谷「はい、それではお待ちしてますね」
今度は検察に出向いて自身の無実の証明をしなければならないのだ。
この小谷という人物は一昨年、我が国の調査捕鯨船に対し妨害をした
シーシェパードの構成員ピーター・べスーンの裁判を担当した検事である。
↓
【参考】
【大甘求刑、お情け判決粉砕!ピーター・ベスーンを人民裁判にかけろ】
http://shukenkaifuku.com/past/KoudouKatudou/2010/100707.html
【日本人を人種差別する白人(ニュージーランド)に最高刑の実刑を】
http://shukenkaifuku.com/past/KoudouKatudou/2010/100527.html |